映画エイリアンコヴェナントのネタバレ無し感想と見どころ紹介!耳から侵入した胞子で新エイリアン登場?

   

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SF映画の傑作、「エイリアン」シリーズの最新作が公開されます。
知らない人も少しはいるかもしれませんが、この映画「エイリアン・コヴェナント」は
2012年に公開された「プロメテウス」の続編に当たります。

内容的に前作を見ていなくて全くわからないことはありませんが、前作の主要キャラが
今回も出ており、話はつながっていますので、出来れば先に視聴されておくことを
オススメします。

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注)こちらの記事は以下の予告映像をご覧になっているという前提で感想を書いています。
ご覧になった方によってはネタバレがあるとお感じになるかもしれません。ご注意ください。

参考にした予告映像

ネタバレ無し感想

エイリアン登場・活躍ももはやメインキャラではナシ

前作と違って今回は見慣れたエイリアンが登場し、活躍してくれます。
そして前作からの謎であった、エイリアン誕生の秘密もかなり克明に解き明かされます。

しかし、既に視聴者側はエイリアンの情報を豊富に持っていますので、何が危険で、
どうしたら対処できるかなどを知っています。

ですからエイリアンが出てきて登場人物を殺しまくっても、初期の頃の作品のように
ハラハラ・ドキドキはしなくなってしまっているのではないでしょうか。

そうなってくると、もっと違った謎などを用意して視聴者の興味を引き付けなくては
なりません。
その一つとして、エイリアン誕生の秘密を話しのメインに据えているわけです。

ただし、実際にその秘密を知った後に、本当にそんなことが可能なのか、とかどうして
そうすることに情熱を持って続けられたのか、などの疑問が残ってしまいました。

エイリアン誕生が成功すれば、成功させた生物にとってほぼ間違いなく、殺される
ことが決まっています。また、成功させてエイリアンを生み出しても、使いみちが
あまりに限られていて、そんな状況が生まれるのか、考え込んでしまいます。

一方で前作品の中のとあるキャラのセリフ、アンドロイドのデヴィッドが発した
「なぜ私は作られたのか?」という問いに対しての答えですが、「可能だから」
という答えが、案外、今回にも当てはまるのかもしれません。

成功してもいいことはないかもしれないけど、始めたし、出来上がりそうだから
続けよう。そういった感情も多分に入っているのかも、です。

ツッコミどころ満載のお約束の展開

この手の映画にありがちなストーリー展開ですが、登場キャラクター達はかなりオマヌケな
意思決定をして、自らとんでもない悲惨な状況に落ち込んでいきます。

予告でもキャプテンに対し、「ほんとうに大丈夫?」と疑問を投げかけている主役キャラの
セリフが映っていますが、実際問題、2000名以上の命を預かる船長の決断として、あまりに
リスクを軽く見ており、楽観的すぎる判断だったわけです。

少しネタバレになりますが、たしかに彼らがエイリアンに襲われる状況に陥った理由の
一つとして、主要キャラの陰謀があります。
が、それにしても、絶対回避不能な罠であったとは思えません。

それよりももっとリスクマネジメントを徹底して、万全を期すことはできたと思います。

あのノアの箱船ですら、水が引いたかどうかを確かめるために、いきなり船の扉を開けた
わけではなく、小鳥を放して確かめたわけですから。

それから2000年以上も経って宇宙旅行すら可能な技術を持っているにも関わらず、
ドローンでまず偵察することもなく、いきなり降り立つわけですから。

話の展開に必要とはいえ、このご時世、展開の仕方にリアリティがなく、ご都合主義で
キャラにそんなことしないだろうという行動を取らせると、それだけで興味が削がれて
しまうリスクを考えたほうがいいと思います。

全体的な感想

1作目は絶対的なエイリアンから如何に生き延びるかで、2作目は完全に勝つことが
できないまでもエイリアンに対して人間が反撃を試みたことで1作めとの違いを出して
それぞれが大ヒットしたと思っていますし、僕もとても気に入っています。

しかしその後は、この2作のインパクトを超えられるような映画は残念ながらできていない
と思っており、今回の「エイリアン・コヴェナント」も僕個人として、1作めと2作目を
越えてはいないと思わざるを得ませんでした。

すでに見ている僕らがエイリアンがどういうもので、どういう行動をするかなどの
情報を知りすぎている以上、エイリアンを主人公にして、1&2作目を超える映画を
作ることはできないのでは、と思っています。

それを知ってか、リプリー監督もエイリアンを通して見つかることのない人類への問への
一つの答えを描きたいのではないか、
そんな感想を「プロメテウス」と「エイリアン・
コヴェナント」をみて、思いました。





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見どころ1 エイリアン誕生の秘密

エイリアン誕生の秘密がどんどんと明らかになっていきます。

前作の「プロメテウス」ではエイリアンは最後に数秒しか出てきませんでしたし、
その登場までの過程は、これまでとかなり変わったものになっていました。

なぜそんなにも違いがあるのかが、疑問に思われていましたが、その答えが映画の
中で明らかになります。

少し注意しておきますが、その秘密を知った後、人によってはかなりの精神的ショックを
受けるかもしれません。

少なくとも、僕もいい気分にはなりませんでした。

見どころ2 アンドロイドの活躍

1作目からでしたが、実はエイリアンシリーズではアンドロイドが結構活躍する映画です。

前作のプロメテウスでもデヴィッドというアンドロイドが驚愕の秘密を握っていました
し、生き残って続きの映画に出れるようになっています。

実際に「エイリアン・コヴェナント」を見終わって、この映画はエイリアンの映画では
なくてアンドロイドの映画ではないだろうか、と思うほど、大きな存在感をもっていました。

また、アンドロイドを作り出した人間と作り出されたアンドロイドとの関係、そして
エイリアンの誕生にまつわる人間とアンドロイドとの立ち位置、さらにエイリアン、
人間、アンドロイドという3種類の存在を通してリプリー監督はただの娯楽映画では
なく、何かを主張したいのではないか、と感じざるを得ませんでした。

まとめ

繰り返しになるかもしれませんが、「エイリアン」の映画であって「エイリアン」映画
ではないという感想を持ちました。

まだまだ謎は続くので続編が気になるところですが、途中から見て楽しめないシリーズに
どんどんとなっていくだろうと思います。

より深いところまで考えてみたいのであれば、前作「プロメテウス」を視聴してからを
おすすめします。

個人的なおすすめ度は10点満点中7点です。





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