ニューファンドランドの世界遺産 その1 ランス・オ・メドゥの紹介とアクセスの仕方-北米で唯一のバイキング居住地跡

      2017/01/14

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ニューファンドランド州には今現在4つの世界遺産があります。
その中で、今回は1978年にユネスコ世界遺産が初めて登録された際の12の遺跡のひとつでもあるランス・オ・メドゥを紹介します。





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ニューファンドランド島の最北端に位置する集落、ランス・オ・メドゥにあるこの世界遺産は北米で唯一発見されているバイキングの居住地跡で、コロンブスよりも500年以上前にヨーロッパ人が北米に来て生活をしていたことを証明する貴重な発見から世界遺産に指定されました。

話は少し飛びますが、今年になって島の南西に位置するポート・オ・バスク近くにバイキングのものとみられる居住地跡らしき遺跡が発見されたとのニュースが有りました。確定するには更に発掘を進めないといけないそうですが、そうなるとこのランス・オ・メドゥから、されにバイキングの北米への入植は進められたということになり、非常に興味深いです。

さて、話を戻して変わった名前のランス・オ・メドゥですが、もともとはフランス語のクラゲの入江を指す、L’Anse-aux-Méduses から来ています。これが英語の草原という意味のMeadowsに代わり、今では草原の入江という、L’Anse-aux-Meadows という綴に変わっています。

カナダの国立史跡公園にも指定され、発掘跡の近くに当時のバイキングが生活していたとされる居住地のレプリカが建てられ、公園職員が当時のバイキングの扮装をして、その当時の生活風景を再現しています。
この遺跡がバイキングのものだと決定的な証拠になった鍛冶場も再現されており、その当時の鍛冶の仕方をやはり再現して観光客に紹介しています。
その他にもビジターセンターでこの遺跡がいかに発見されたかのドキュメンタリーフィルムがすべて英語ですが、公開されており、バイキングのサガを元に発掘を進めた発見者のノルウェーの探検家とその妻である考古学者が以下にこの地に目をつけたかを知ることができます。

このランス・オ・メドゥへのアクセスですが、残念ながら非常に限られています。
基本的に車での訪問が原則で、公共交通機関がアクセスしておりません。
ローカルエアラインのプロビンシャルエアラインがセントジョンズとの間に1日1本の飛行機を飛ばしておりますが、最寄りの空港セントアンソニーから60 km 以上離れており、空港にはレンタカー会社が1軒あるのみですので、レンタカーを借りるには、夏の旅行シーズンなどはかなり前からの予約が必要となります。
また近くにある宿泊施設はB&Bと呼ばれる朝食付きの民宿がメインとなり、ホテルとなると約50 km 離れた町、セントアンソニーにまで行かないとありません。
こちらも数に限りがある上、夏の旅行シーズンはすぐに埋まってしまいますので、事前の予約が必須となります。





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