カナダ在住20年の筆者が見た映画の感想とふと思った疑問についてを勝手気ままに書いていくブログです。

Takmoの独り言-映画のネタバレ感想とあらすじ!

映画おじいちゃんはデブゴンのネタバレ感想とあらすじ!ゲスト出演は超豪華!

2017/04/11
 
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アクション以外の映画ストーリは?

ボク個人の感想ですが、ちょっと「うーん」というものですかね。

ディンが孫娘を行方不明にさせてしまって深い心の傷を負っている、それが今回の
チュンファへの援助となるわけですが、なんか、活かしきれていないのでは、と思えて
しまいます。

そのチュンファですが、中国の子供って誰もあんな感じなんでしょうかね。
父親がとんでもないし、家庭環境は最悪だけど、それに負けていないというか、あまり
影をみせていないという印象を受けました。

案外、ディンといる時は明るいけど、みたいな演出をしているのかもしれません。

しかし、ディンが犯罪組織のアジトに乗り込むきっかけとなった下りとその後のオチが
ちょっといただけないです。

チュンファとディンが家主の家で夕食を食べている最中に電話をし、その電話が終わったら
先に家に戻るといって外へ出ていきます。その夜遅くにリーが戻ってきて犯罪組織に捕まり、
殺されて家には火がつけられてしまいます。

そこでチュンファはてっきり焼死したか、犯罪組織に捕まってしまったかと思ってディンが
乗り込むわけですが、見ている人にもそうとしか思えません。

ですが、犯罪組織を壊滅させてもチュンファの姿はどこにもなく、やはり焼死したかと
思うしかないのですが、焼死死体があったという話も出てきません。

その後、はっきりとどれだけ時間が過ぎたかわかりませんが、話の展開から察するに1週間
もしくは2週間ほど経っているかのような演出でした。

ところが家主のおばさんが、焼けたうちの前で不思議そうに突っ立っているチュンファを
見つけ、どこにいっていたのかたずねると、学校の友達の家だと答えます。

話の展開ではチュンファとディンが一緒に住むようになってハッピーエンドというのですが、

どれだけ長いこと友達の家にいっていたんだ、と突っ込みたくなる不自然さでした。

そんなこんなで、ストーリーとしてはそこかしこに突っ込みどころがありますが、僕の
個人的な感想は、香港映画って昔からこんな感じだったよね、ということで、良しとしたい
思います。





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ゲスト出演は超豪華。香港映画会のレジェンドがチョイ役で登場

豪華ゲスト陣が信じられないくらいのチョイ役で映画の端々に登場しています。

警察役としてユン・ピョウやエディ・ポン、フーチュンが登場していますし、ディンの
主治医役でマーク・チャオが出演。

ユン・ピョウといえば7小福ですが、ユン・チウ、ユン・ファ、ユンポー、ユン・ティン
も出演していますので、見つけてみてください。

その他、映画を見て思ったこと

ストーリーとは関係ありませんが、舞台は中国とロシアの国境沿いの街。見ていて驚いた
のは街がかなり近代化していることでした。
特に、警察署の待合ロビースペースなんか、日本の新しい建物と変わりないほど。

近年、中国の経済発展のニュースを聞いていましたが、なかなか古い田舎というイメージが
抜けていないことに、ちょっと反省した次第です。

経済が良くなって収められる税金が増えたらまず第一に市役所だとか警察署本部だとかが
新設されて、見た目も都会と変わりないような立派な建物になるものでしょうね。
とくに共産党独裁の中国なら対外的な見栄などもあるから一番初めにきれいにするので
しょうね。

あと、ディンの設定で絶妙だな、と思ったのは結婚した経緯。
軍隊でいわゆるエリートだったディンの地位を利用して芸能人だった嫁の父親が娘と
ディンを結婚させて安泰を図ったというところ。

ちょうど文化大革命の頃でしょうから、そうやって身の安全を確保しないと死活問題
だったのでしょうね。結婚させられたディンは、結婚に愛はない、ということで心に傷を
負っているようでしたので、いい迷惑だったでしょうが。

孫娘の行方不明も考えさせられます。
一人っ子政策真っ只中でしょうから、ダメージは計り知れないでしょうね。
娘の年齢しだいですが、第2子を授かるにはすでに遅いということになっていれば、悲劇の
何者でもありません。

実際の中国でも今、子供に先立たれた年老いた親の存在は大きな問題になっていると
聞いたことがあります。

こうやって、娯楽映画でもその国の抱える解決できないような問題を見ることができるのは
興味深いな、と思ってしまいました。





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Comment

  1. のりピー より:

    私は、もう二度と見たくない。
    お爺さんが、近所の子供と仲良くなって、その子が危険な目に遭って初めて見せるアクションだけは、“ベストキッド”と同じで必然性あるけど・・・・・・その後は、あそこまでエグくグロくする必要があるのか?
    アンディは、90年代に演じまくってた様なチンピラ役だった。かっこよかったけど、目を背けてばかりで全然楽しめなかったあの頃を思い出した。
    宝石強奪を助けた彼のいとこを惨殺する場面なんか、アクションでもなんでもない、全く無駄。
    チュンファが同級生の家にいたとかどうせ突っ込みどころ満載なんだから、悪者達も、昔のジャッキーの映画みたいに、ちょっと痛めつけたら呆気なく降参・・・でよかったのでは??

    • takmori83 より:

      のりピーさん

      コメントありがとうございます!
      お気持ち、わかります。子供と過去に大きな心の傷のある老人が心を通わせる話ですので、あそこまで戦闘シーンを暴力的にする必要があったのかと。
      子供と老人のほのぼのとしたシーンが色あせてしまって勿体無いと思いました。

      かなり昔にどっかで読んだ記憶があるのですが、ジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポーは映画についてかなり大きな考えの隔たりがあって、共演はほぼ不可能だったそうです。
      そこに、ユン・ピョウが二人の間を取り持つことで「プロジェクト A 」でようやく共演できるようになったとか。

      ジャッキー・チェンの映画はアクションはもちろんすごいですけど、映画全体に漂うコミカルさがいい意味でアクションを際立たせているように感じます。
      そこへ行くとサモ・ハン・キンポーの映画は決闘シーンが本当に殺し合いだという、エンターテイメントでそっちの方へのリアリティを追求なくてもいいのでは、という追求をしているような気がします。

      ジャッキー・チェンが世界的に有名になってサモ・ハン・キンポーはそれほどでもないのは、世界的に見てもジャッキー・チェンの映画のほうが万人受けするのでしょうね。

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