ニューファンドランドの世界遺産 その2 ミステイクン・ポイントの紹介とアクセスの仕方-

      2017/02/10

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今年2016年にトルコのイスタンブールで行われた第40回世界遺産委員会において新たに
ニューファンドランド州で4つ目の世界遺産ができました。
ミステイクン・ポイント自然保護地区がその対象地域で、島の南東、州都セントジョンズ
から車で2時間の位置にあります。


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どういった世界遺産なの?

このミステイクン・ポイントが世界遺産に指定された理由はそこで見つかった化石群で、
先カンブリア紀の末期に棲息していたエディアカラ生物群という5.6~5.7億年前に
現れた多細胞生物群になります。

ミステイクン・ポイントの化石群が発見された地層は、世界で唯一5億6500年前の
海底の状態を今に伝えるもので、地質学者は波の影響や太陽光線が届く程度の
水深のものであったと考えています。

通常、生物が化石化するには、硬い外殻か骨格があったほうが良いのですが、
このエディアカラ生物群は軟体生物に属するので、普通は化石化する確率が低く
なります。

ミステイクン・ポイントでエディアカラ生物群として発見されている約30種のうち、
20種という大量の化石が見つかっていますが、それは泥状の海底で生息していたものが
火山爆発のために、一気に埋没したためだと考えられています。

化石の大きさは大人の手のひら、もしくはそれ以上のものが多数あり、海岸にほぼ垂直に
突き出ている岩壁一面に沢山の種類の化石を見ることができる場所もあります。

ミステイクン・ポイントへのアクセス方法は?

セントジョンズから車で2時間ほどですが、公共交通機関は走っておらず、自ら運転して
行く以外にありません。

ミステイクン・ポイント自然保護地区がある集落、ポルトガル・コブ・サウスに
ビジターセンターがあり、そこからローカル道を通ってハイキングトレイルの入り口
まで行き、化石が見ることができる場所まで約30分、歩いていく必要があります。

見学するにはビジターセンターで申し込みできる無料のツアーに入る必要があります
ので、ご注意ください。

また、化石が見える一帯の岩の上では靴を脱がないといけません。

小さなお子さんを連れての観光の際には、片道30分のハイキングが必要であることを
念頭に置いて用意されることをお奨めします

ミステイクン・ポイントの名前の由来

最後に、このミステイクン・ポイントにどうしてこの名前がついたかの由来を紹介したい
と思います。

このミステイクン・ポイントから西に約 90 km 離れた場所にケープ セントメリーズという
岬があります。

このケープ セントメリーズは非常に魚群の濃い良質な漁場で、その名もイエス・
キリストの母親、聖母マリアの恩恵が常に受けられるということでつけられました。

漁場を探す漁師たちに、そのケープ セントメリーズとよく間違われたことから
ミステイクン・ポイントという名前がつけられたのでした。





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