映画ゴールドで詐欺の舞台になったインドネシアの金産出量や埋蔵量は?世界第何位?

   

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映画ゴールドで主人公ケニーと相棒のマイケルが、インドネシアで莫大な埋蔵量の金鉱を
見つけた
と言うのがストーリーの始まりでした。

結果は詐欺で存在しない金鉱をでっち上げて株価を吊り上げ、売り抜けることで大金を
手にした人達がいた一方、大変な損をした大勢の被害者が出たわけですが、インドネシアで
金が取れると言うのは僕にとって初耳でした。

そこでインドネシアの金状況と世界の金産出状況などを調べてみました。

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かつては南アフリカが産出量台1位。今はアジアのあの国がトップ。

年齢がバレてしまうかもしれませんが、僕が学生のころ、社会科の授業で習った時には
金の産出量世界1位は南アフリカ共和国でした。当時、ダイアモンドの産出量でも世界
1位だったことを記憶しています。

今でもそうだろうと調べてみると、2016年の統計ではありますが、僕が授業で習った
風景とは似ても似つかない勢力分布になっていました。

1位が中国、2位がオーストラリア、3位ロシア、4位アメリカ、5位カナダと続き、南アフリカ
共和国はペルーに次ぐ7位に後退しておりました。

問題のインドネシアはと言うと第9位。9位とはいえ、年間生産量は100tを超えていて、
100tという数字を超えている国はインドネシアを含む10カ国しかありません。

南アフリカ共和国は2005年の時点で産出量世界第1位、全体の12%を閉めていましたが、
年々減少していきます。
そして2007年に中国に1位の座を明け渡し、産出量は10年前の半分以下に減少しています。

一方で中国は2007年以降右肩上がりで産出量を増やし、2014年には倍以上に増加させました。

インドネシアは、と言うと近年増産傾向にあるようです。

産出量の順位がそのまま埋蔵量の順位にはならない

産出量でいうと、鉱脈の場所や深さ、掘削技術などが絡んできますので、この産出量の
順位がそのまま、埋蔵量の順位となるわけではありません。

やはり国土が広いと埋蔵されている未開発の鉱脈がある確率が高くなります。また、
未開発の国土が広いと同じように発見されてない鉱脈がある確率も高くなるわけです。

そのため、現時点での埋蔵量順位は以下のように変化します。

1位オーストラリア、2位ロシア、3位南アフリカ共和国、4位アメリカ、5位インドネシアと
続き、産出量世界一位の中国の埋蔵量は9位となっています。

金はレアメタルに分類される希少価値の高い鉱物ですので、国の方針でレアメタルの
生産量をあげることに躍起になった中国が自国の資源を猛烈な勢いで開発していった事に
関連していると思われます。

つまり、鉱脈を見つけた途端にすぐ開発していったので、産出量は増えました。
が、埋蔵量の算出は発見された鉱脈でまだ掘削されていないものの合計ですので、今後
新たに鉱脈が発見されない限り、この順位から上がることはない、ということになります。

面白いのは南アフリカ共和国。産出量を減らしながらも埋蔵量は世界第3位のポジションに
つけています。
埋蔵量がありながら、産出量を減らした理由が気になりますが、主に2つの原因がある
ようです。

一つ目が昔から金を掘り続けているので、簡単に掘って取れる鉱脈を取り尽くしたため。
今後、別の鉱脈を掘るには、今までよりも深く掘らないといけないなどの制限があり、
コストが掛かるため、手をつけられないという事情があるようです。

二つ目がアパルトヘイトの撤廃に関連があるということで驚きました。
アパルトヘイトは悪名名高い人種隔離政策ですが、その政策の一つとして白人だけの特権で
高度な知識と技能を必要とする職につけると言うものがあり、金掘削技術も白人に限られて
取得が可能でした。

アパルトヘイトが無くなり、経験のない黒人が鉱山の専門職に就くようになって、それまで
のベテラン白人技術者が海外に出ていったというのです。
それが理由で生産技術が落ち、それが産出量を減らした原因にもなりました。

インドネシア ボルネオ島の金鉱状況

映画でも舞台となったインドネシア ボルネオ島ですが、豊富な鉱物資源に恵まれた島
古来より金、水銀、ダイヤモンドなどが知られていましたが、近年は石油、石炭、鉄鉱の
開発が盛んに行われています。

ボルネオ島は南はインドネシア領ですが、北西部はマレーシア領となっており、その一部の
小さなエリアにブルネイ-ダルサラーム国がありますが、このブルネイ-ダルサラーム国は
石油のお陰で世界有数の金持ち国でもあります。

金資源で有名ではありますが、インドネシア全体で見るとそれほど大きな金産出量をあげて
いるようではありません。

とある資料にあったインドネシアに於ける主な鉱物資源の鉱山を記した地図ですが、
ボルネオ島には金鉱が記されてはいません。

Mt. Muroという金鉱があるのですが、それが記されていないということは、それほど
大きな産出量があるわけでないかと思えます。

それだけでに詐欺の舞台にもなるほど、この島には大きな金の鉱脈が眠っていると信じ
られていると思われます。





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