日本と世界のシリアルキラーまとめ!過去の事件から彼らが生まれる理由を考察

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シリアルキラーは映画や刑事ドラマなどでよく出てきます。

頭が良くて犯罪をゲームのように楽しみ、警察などに挑戦状や犯行予告などを送りつけて
来たりします。

では、そういった映画の中に出てくるようなシリアルキラーが日本にもいたのでしょうか?
過去の事件を例に出してその答えを探し出したいと思います。

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シリアルキラーは日本語でなんというのか?その定義は?

まずは「シリアルキラー」の日本語訳、そしてその定義を明確にしておく必要があるでしょう。

英語で記すとSerial killerとなり、このSerialという単語の意味は「連続の」というもの
ですので、つまり、連続殺人犯ということになります。

それ以外にシリアルキラーであることの条件だと思われているのが、快楽殺人だと思います。

これは殺人の動機が人を殺したいから、というとんでもないもので、たいがいは精神に
異常をきたしていると判断されます。
といっても、責任能力がないわけではないので、有罪になることがほとんどですが。

ただ、精神的に病んでいて殺人を犯す場合はサイコキラーに分類されることもあります。

また、同じ連続殺人でも通り魔事件で連続殺人を犯した場合には無差別殺人を意味する
スプリーキラーに分類されます。

シリアルキラーとの違いとしては、スプリーキラーは被害者数・発生場所が複数で、
発生時間が一連のものと定義され、シリアルキラーの場合は、発生時間が異なる時間に
犯行を繰り返すものを「連続犯」として、日本の科学警察研究所に定義されています。

一方で、テロリズムなどで殺人が継続される場合はシリアルキラーとは明確に分けられて
おり、さらに連続殺人者(シリアルキラー)と大量殺人者(マスマーダー)も同じものとは
されていません。

しかし実際に起こった事件のなかには、明確な分類が難しいものもあり、はっきりと
区別がつかない
場合もあるそうです。

過去の事件でシリアルキラーが犯人であったと思われるものは?

シリアルキラーが連続殺人犯、とするのであれば、これまでに起こった数多くの連続殺人
事件の犯人
がこれにあてはまることがわかりました。

その中で、通り魔事件であったり、小学校襲撃事件であったりしたものがスプリーキラー
であったり、マスマーダーであったりと、さらに細かく分類されて区分することができる
ようです。

他にはサイコキラーとして、古くは宮崎勤事件から、昨年の相模原障害施設殺傷事件まで
があげられます。

相模原の事件はサイコキラーである上にマスマーダーであるという極めて凶悪な犯罪で
あったことがわかります。

また、歴史上でも、とくに幕末から明治時代初期にかけて、「人斬り」という異名で
恐れられていた剣術家の中には、殺人嗜好者としか思えないような人物もおり、
今で言うところのシリアルキラーそのままであるといえると思います。

武士として日本刀という凶器を不法ではなく、所持していることが許され、しかも
乱世の時代で殺人も主義主張の前には「天誅」という心地よりひびきの言葉に取って
変わられて、殺人が正当化されていました。

そんな立場を利用して人を切りまくった化物のような人物がいたと言うことです。

今後、シリアルキラーが現れる可能性は?

連続殺人犯であるシリアルキラーですが、人が何にもの人を殺す事ができるという時点で
精神的におかしくなってしまっていると思います。

でなければ、そんな大それた行動ができるわけがありません。

シリアルキラーの研究をしていると、犯人には大なり小なり、同じような精神的欠陥が
あることが分かっています。

それは人を人として感じ取ることができない、という欠陥です。

こうしたら痛いだろうな、苦しいだろうな、悲しいだろうな、と相手のことを思いやる
感情が鈍いか欠落している、だからなんとも思わずに殺すことができるというのです。

それは相手を人ではなく物として見ているから、邪魔なら排除すればいい、言うことを
聞かなければ排除すればいい、と考えて実際に行動に走る事ができるのです。

ですから、残念ながら、今後もシリアルキラーが現れる可能性は大変大きいと言わざる
を得ません。

人が他人への思いやりを持つには幼少期に愛情を持って育てられる必要があるそうです。
逆に言えばシリアルキラー達は不遇で抑圧され、時には暴力の晒された子供時代を
過ごしてきた経験があるということです。

その辛い時期が彼らの精神を犯し、普通であれば持っているはずの思いやりといった
人間としての心を持ち合わせていないモンスターにしてしまったのでしょう。

ただし、そんな不遇な子供時代を過ごした人達が全員、シリアルキラーになるのか、と
言ったら、それは違うと思います。

不遇時代を経ても愛情を感じられる子供もいるはずですし、立派な大人になって
生活している人はたくさんいらっしゃいます。

不遇な子供時代を送った人イコール 「シリアルキラー」では無いことだけ、最後に
はっきりと言っておきたいと思います。










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