映画「ジェントルメン」はイギリスのロンドンを舞台にして繰り広げられるギャング達のクライム・スリラー作品です。
映画の冒頭は、登場人物や組織、それらがどのように関係しているかの情報が多いため、理解するのに少し骨が折れます。
が、それらが分かるといったい誰が黒幕なのか、という謎を見つけ出す展開にワクワクドキドキしっぱなし。
ジョン・ガイならではの映画となっています。
今回はこの映画「ジェントルメン」の基本情報や予告動画やキャスト情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
映画「ジェントルメン」の基本情報
それでは映画「ジェントルメン」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして出演キャストと見どころの紹介をしておきます。
映画「ジェントルメン」の基本情報と予告動画
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督によるクライムサスペンス。
イギリス・ロンドンの暗黒街に、一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキーが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡った。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが一気に動き出す。
莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きが展開する。
ミッキー役を「インターステラー」のマシュー・マコノヒーが演じるほか、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華なキャストが顔をそろえる。引用:映画ドットコム
映画「ジェントルメン」のキャスト紹介
続いてキャスト紹介です。
ミッキー・ピアソン
イギリスのマリファナ市場を牛耳る組織のボス。
引退を考え、彼の全ビジネスを手放そうとしたことで事件は起こる。
演じるのはマシュー・マコノヒー。
レイモンド・スミス
ミッキーの組織のナンバー2でミッキーの右腕的存在。
演じるのはチャーリー・ハナム。
マシュー・バーガー
ミッキーのマリファナビジネスをオファーされたアメリカ人富豪。
二人の間で話はまとまり、売買の手続きに入っていた。
演じるのはジェレミー・ストロング。
ドライ・アイ
ミッキーのマリファナビジネスを狙う中国系マフィアのボス。
演じるのはヘンリー・ゴールディング。
コーチ
格闘技ジムを経営している。
生徒数人がミッキーのマリファナを盗んだことで事件に巻き込まれる。
演じるのはコリン・ファレル。
フレッチャー
ミッキーのことを嗅ぎまわる私立探偵。
調べた内容をネタにミッキーから200万ポンドを恐喝しようとたくらむ。
演じるのはヒュー・グラント。
映画「ジェントルメン」の見どころ紹介
映画「ジェントルメン」の見どころは、というとミッキーとレイモンドによる鮮やかな最後の逆転劇、そしてその後に用意された驚きの展開でしょう。
最後まであまり重要と思われていなかった事件が実は伏線で、最後の驚きとしてこういう風に活かされているのか、というのはとても衝撃的でした。
正直、映画の前半は登場人物の自己紹介とそれぞれの関係がずらずらと並んでしまい、理解するまでには結構苦痛な作業という印象でした。
が、すべての関係がはっきりしたあとは、誰と誰が協力体制にあり、誰とは敵対しており、裏で暗躍している一派もいて、とハラハラドキドキしっぱなし。
あっという間の終わりまで駆け抜けた感じです。
ただ、見終わっての感想としては、
-
・ミッキーが引退したくて動いたことで起こった一連の事件。
・それを全て片付けた後、結局引退できずに現役を続けることになったミッキー。
果たしてこれって本当にハッピーエンドなんだろうか?、と思ってしまいました。
映画「ジェントルメン」ネタバレあらすじを分かりやすく解説
それでは映画「ジェントルメン」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・事件の発端
映画は主人公でマリファナキングのミッキー・ピアソンが、自身の所有するパブに入っていくところから始まります。
まだ開店前の店でビールとつまみを注文し、音楽を聞いて、妻ロザリンドに電話をしていたミッキーの背後にサイレンサー付き銃を構えた人影が立つのでした。
店内に銃声が響き、テーブルの上に置かれたビールに血しぶきが飛び散ります。
誰かが倒れる音が聞こえ、映画のタイトルが映し出されて、映画は始まります。
ミッキーの右腕であるレイモンドが夜遅くに自宅に帰ると、家の中で私立探偵のフレッチャーが待っていました。
家を出ていくように言うレイモンドの言葉を無視し、フレッチャーは自身がつかんだ情報を200万英国ポンドで買ってほしいと要求します。
そしてレイモンドの都合を無視して、フレッチャーが調べ上げたミッキーのことを話し始めるのでした。
ある日、セレブが集まるパーティーに参加したタブロイド紙の編集者だったビッグ・デイブは麻薬業界の大物、ミッキー・ピアソンを見つけ、挨拶をしました。
が、ミッキーはデイヴを無視し、彼はその場にいたセレブ達から笑いものにされてしまいます。
腹を立てたデイヴはフレッチャーを雇い、ミッキーを陥れようと、まずは英国貴族のプレスフィールド卿の関係を調査させることにしたのです。
ミッキーはアメリカの貧困家庭で生まれ育ちましたが、勉学に秀でていたために、奨学金を得てオックスフォード大学に進学しました。
在学中、ミッキーは裕福な家に生まれ育った他の学生たちにマリファナを売るビジネスを始め、それは大成功をおさめます。
ビジネスにのめり込んだミッキーは大学を退学し、そのまま裏社会でのし上がっていったのでした。
ですが歳を重ね、ミッキーは殺伐とした裏社会から引退して妻のロザリンドと一緒に平穏に暮らしたいという願望が強くなります。
そこでミッキーは、自分が一代で築き上げたビジネスをユダヤ系アメリカ人の富豪、マシュー・バーガーに400万ポンドで売却しようとしていたのでした。
ミッキーはバーガーを大麻栽培施設の一つに案内し、彼が作り上げたマリファナ栽培所及び加工施設を披露します。
その施設は貴族たちが所有する田舎の土地の地下に作り上げられていました。
貴族たちは豪邸の維持費用を自力で用意することができなくなっており、代を重ねるごとに没落していたのです。
そこに目を付けたミッキーは彼らに話を持ち掛け、土地を貸りて施設を建設し、今ではイギリス中に12の施設を展開するほどになっていました。
プレスフィールド卿の所有する土地にも施設を有し、ビジネスパートナーとして関係を持っていたのです。
中国のギャングであるジョージ卿の部下、ドライ・アイは、ミッキーの引退の話を聞きつけ、事業を買収したいと思います。
そこで、ミッキーの妻が経営している高級車の修理工場に、入手困難で困っていた高額なパーツを融通することで、ミッキーに会うところまでこぎつけるのでした。
やっとミッキーに会うことのできたドライ・アイは、マリファナ事業を買い取りたいと金額を添えてオファーを入れますが、ミッキーは売り物ではない、と断わります。
食い下がるドライ・アイでしたが、ミッキーは自分のほうが立場が上であることを明言し、ドライ・アイを追い返すのでした。
承・ミッキーを狙う勢力
しばらくしてミッキーの所有する大麻栽培施設を襲撃するという事件が発生してしまいます。
そこはミッキーがマシューを案内した施設でした。
しかも襲撃した連中はトドラーズと名乗り、施設の警備員を打ち負かして、施設からマリファナを強奪した様子を録画していたのです。
その映像にラップを合わせてネット上にアップロードされ、世間にさらされてしまっていたのでした。
トドラーズという連中は格闘技ジムに通う若者でした。
そのジムのコーチは施設を襲撃した生徒たちからの連絡でその一件を知るや否や、直ちにビデオを削除するよう命じます。
そして、生徒たちがどのように施設の情報を知ったのか、彼らに聞き取り調査を始め、情報の出所をはっきりさせるのでした。
ミッキーは施設襲撃の後始末を始めます。
襲撃された施設はすぐに撤去されることになり、ビジネスパートナーであった貴族に謝罪をして、慰謝料代わりに今年修理が必要だった館の屋根の費用を持つのでした。
これは警察などの調査が入った際に、貴族の協力を取り付ける目的もあったのです。
このように、ビジネスパートナーとなっている貴族達からの頼みごとを解決させるのは、ミッキーたちにとって、重要な仕事の一つでもありました。
そしてミッキーは、プレスフィールド卿からも相談を受けていたのでした。
そしてその相談の内容とは、フレッチャーを雇ったビッグ・デイブが嗅ぎつけた問題でもあったのです。
実はプレスフィールド卿の一人娘であるローラは麻薬中毒に陥っており、ヘロイン仲間のところへ家出をしていたのです。
娘のことを心配しながらも、世間体もあり、いい解決方法が見つからないプレスフィールド卿に、ミッキーは娘を連れ戻すことを約束します。
ミッキーの命令によりレイモンドが手下を連れてローラを連れ戻しに向かいます。
ローラは家に帰ることを了承しますが、仲間の男性3人はそれを阻止しようとレイモンドの部下の一人に掴みかかって来るのでした。
揉み合い起こりますが、その最中、ヘロイン仲間の一人のアスランが窓から転落死してしまいます。
その場にたまたまいた若者たち3人がスマホで死体の撮影を行っていることに気が付いた彼らは、全員を追いかけ、スマホを回収して死体を収容し、ローラを両親のもとに送り届けます。
このように一つの問題を片づけると新たな問題が持ち上がる、といったことは、普通に起こっているのでした。
しばらくして、コーチがレイモンドの元を訪れ、施設を襲撃したことを謝罪します。
盗んだ品をきちんと返し、今回の出来事で発生したミッキーの組織に対する信用の低下と時間のロスを弁償するためのお詫びとして組織の仕事を引き受けたいと申し出るのでした。
そしてまず最初の謝罪の手土産として、生徒たちが施設のことを聞き出した情報源であるフックを拉致してきており、レイモンドに見せます。
が、フックは一瞬の隙をついて逃亡を図ろうとしますが、逃げようとした際に電車にはねられて死亡してしまうのでした。
フックから詳しい情報を引き出せなかったものの、ドライ・アイの手下であることはわかっていました。
ドライ・アイがジョージ卿のために働いていることを知っていたミッキーは、自身でジョージ卿に話をつけに出向きます。
ジョージ卿の手下の一人を裏切らせ、毒物を混入したお茶を飲ませて、自身の力がどこまで入り込むことができるかを見せつけます。
また、ジョージ卿の組織がもつ麻薬加工施設の一つを襲撃して放火します。
ミッキーの組織はマリファナ、ジョージ卿の組織は麻薬というテリトリーをお互いに破らないという暗黙の了解を破ったジョージ卿にミッキーは、2度目はない、と警告し、解毒剤を与えてその場から去るのでした。
ちょうどそのころ、両親のもとに帰ったローラはヘロインの過剰摂取が原因で命を落としてしました。
ミッキーの警告を受け、ジョージ卿はドライ・アイに詰問します。
ドライ・アイは年を取ったジョージ卿よりも力を持とうと、ミッキーのマリファナビジネスを横取りする計画をたて、その一環としてミッキーの施設に関する情報を漏洩させて、トドラーズに襲わせていたのです。
ドライ・アイの勝手な行動に怒るジョージ卿でしたが、ドライ・アイによって殺されてしまい、ジョージ卿の組織はドライ・アイによって牛耳られることになるのでした。
転・黒幕の正体
フレッチャーは彼自身が見つけた、マシューとドライ・アイが裏でつながっている可能性を話します。
サッカーの試合の最中、VIP席で話し合っている二人の写真とビデオをレイモンドに見せるのでした。
そしてフレッチャーは、彼の推理を話します。
一連の黒幕はマシューで、ミッキーから買い取る約束をしていたマリファナ事業をドライ・アイにうばわせ、買収費を払うことなく自分のものにするという計画だったのです。
そしてミッキーから奪った後のマリファナ事業をドライ・アイと組織を使って行うということでドライ・アイを味方に引き込んだのです。
が、ドライ・アイは全く別の後ろ盾を得、ミッキーからマリファナ事業をうばおうとしていました。
ここで映画の冒頭で映し出されたミッキー襲撃の詳細が明らかにされます。
ロザリンドと電話をしていた際に、ミッキーの後ろに立ち、銃を構えた暗殺者はレイモンドによって撃ち殺されたのでした。
そしてロザリンドのもとには手下を連れたドライ・アイが現れていたのです。
ミッキーはレイモンドとロザリンドの救出に向かいますが、途中で交通事故にあってしまいます。
が、ミッキーは痛みを堪え、ロザリンドのもとに走って向かうのでした。
ドライ・アイはロザリンドを誘拐してミッキーからマリファナ事業をうばおうとします。
ロザリンドは護身用の小型ピストルでドライ・アイの手下を始末しますが、ピストルの弾が切れ、ドライ・アイに捕まってレイプされそうになるのでした。
が、危機一髪でミッキーが現れ、ドライ・アイは銃撃されてこと切れてしまうのでした。
ここまで話し、フレッチャーはレイモンドに再度200万英国ポンドを口止め料として要求します。
72時間のうちに入金がなければ、調べ上げた内容をビック・デイブにわたし、タブロイド紙上にて全て発表する、と脅してレイモンドの家からいなくなったのでした。
やられっぱなしで不利な状況に置かれたように見えたミッキーでしたが、実はきちんと対策を立て、反撃の準備をしていたのです。
まずは、フレッチャーが調べ上げたミッキーについての秘密が世間に公表されないように手を打つことから始めました。
フレッチャーを雇ったビック・デイブを、トドラーズとコーチに命じて拉致させます。
その後、薬を使って意識を失わせ、その間にデイブが養豚と獣姦している動画を撮影したのです。
翌朝、意識を取り戻したデイブに、コーチは動画のことを話し、ミッキーの秘密を公表した場合、この動画が全世界に公開されることになる、と言い渡すのでした。
続いてマシューとの最後の取引にミッキーは向かいます。
場所は出荷工場。
表向き魚の加工工場となっていますが、シーフードと見せかけてマリファナをヨーロッパ本土に出荷するためのミッキーの拠点でした。
約束通り400万英国ポンドという値段で、ミッキーが作り上げたマリファナビジネスの全てをマシューに売却することを契約として結んでしまおうと、ミッキーは提案します。
が、マシューは、トドラーズによって世間が知ることになった大麻の生産施設のため、警察に目をつけられる可能性や取引先に対する信用の低下などについて指摘し、現段階で130万英国ポンドの価値に下落した、と返すのでした。
ここにきて値切りだしたマシューに対し、ミッキーは商品化されたマリファナが詰め込まれた冷凍コンテナの中に誘います。
そして箱の後ろに隠されたドライ・アイの凍結死体をみせ、マシューの裏切り行為を暴こうとするのでした。
マシューはドライ・アイを見たことも話したこともない、としらばっくれますが、フレッチャーが撮影したサッカー場での密会映像を証拠に、マシューを追い詰めます。
ミッキーは、マリファナ事業を手放すことを止めにし、値切ろうとした270万英国ポンドを、マシューが企んだ裏切りによってミッキーが被った損害の補償やしなくてはならなくなった仕事の手間料として要求します。
断れば、このまま冷凍庫に閉じ込めて凍死させると宣言するのでした。
さらにミッキーは、彼の妻ロザリンドの身を危険にさらしたことについて、激しい怒りを感じているとマシューに詰め寄ります。
その代償として、マシューに1ポンド分の彼の体の一部を、どの部分にするかはマシュー自身が決めてよいという条件で、要求したのです。
マシューにはこれらの要求を断る手段は残されていませんでした。
そして最後にフレッチャーの口を封じねばなりません。
レイモンドがフレッチャーを自宅に招き、支払いに応じるかのようなそぶりを見せます。
が、前回のフレッチャーの訪問の際、彼に気づかれないように発信機を取り付け、ミッキーに関する秘密を記したすべての書類や写真、デジタルデータの隠し場所を探し出していたのです。
隠し場所を見つけたあと、全てを盗み出し、フレッチャーの脅威を取り除いていたのでした。
結・最後の後始末
フレッチャーはレイモンドと彼の手助けのために呼ばれたコーチによって捕まります。
コーチはこれを最後の仕事にすると宣言して、レイモンドの前から去るのでした。
コーチがいなくなった後、フレッチャーはレイモンドに最後の取引を持ちかけます。
フレッチャーにはまだ一つだけ、レイモンドが知らない秘密を隠していたのでした。
フレッチャーは調べ上げたミッキーの秘密を、実はロシアマフィアに、すでに売っていたのです。
そしてこのロシアマフィアは、レイモンドがプレスフィールド卿の娘ローラを連れ戻しに行った際、誤って転落死したアスランの父親で元KGBエージェントという過去を持つ人物だったのです。
ミッキーがパブで命を狙われた時の男もアスランの父親の手の者でした。
レイモンドを始末するため二人の刺客が送り込まれており、慌てるレイモンド。
そこに2発の銃声が鳴り響き、その混乱に乗じてフレッチャーは逃げ出してしまいます。
レイモンドは刺客の位置を知ろうと必死になりますが、そこに銃を持ったコーチが戻ってきました。
実は車に戻ったコーチは、怪しげな行動をしてレイモンドの屋敷に忍び込んでいった二人の男の姿を見ており、車に隠してあった銃を持って、後をつけたのでした。
助かったレイモンドはミッキーに危険を知らせます。
が、ミッキーはその知らせを車の中で受けることになり、その時にはすでに二人のロシアマフィアが運転手に成りすましていたため、囚われの身となってしまいました。
万事休すか、と思われましたが、実はトドラーズがコーチに借りを返そうと、ミッキーの身の安全を密かに守っており、この誘拐について気が付きます。
トドラーズ達はミッキーを誘拐したロシアマフィアの後を追いかけ、誘拐犯二人を銃撃の上で始末することで、ミッキーの安全を守るのでした。
が、後部座席の左側の扉が開いており、車の中にはミッキーの姿は見当たりません。
フレッチャーは、ミッキーの身辺を調べていて起こった今回の一連の事件を元に映画の脚本を作成していました。
トドラーズに助けられたミッキーの姿が車の中から見つからなかったのは、フレッチャーが考えたエンディングだったのです。
脚本を売り込まれたプロデューサーは、エンディングがどうなるのかはっきりしていないことに不満を漏らします。
が、フレッチャーは不敵に笑いつつ、このほうが次回作の期待が高まる、と言い放ち、次のミーティングのために、プロデューサーのオフィスを出るのでした。
タクシーに乗り、空港へ、と指示するフレッチャーでしたが、実はこのタクシーの運転手はレイモンドでした。
逃げ出したフレッチャーを捕まえることで、今回起こった出来事の後始末がすべて完成したのです。
ミッキーはフレッチャー確保の報をレイモンドから電話され、全てが終わったことを妻のロザリンドとともに祝うのでした。
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