映画「ガンズアキンボ」のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
また、
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なぜ主人公マイルズがリロードもできそうにないスタイルなのか?
実際にリロードできないのか?
についても簡単に解説してみました。
映画「ガンズ・アキンボ」の基本情報
それでは映画「ガンズ・アキンボ」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の予告動画と出演キャストの紹介をしておきます。
映画「ガンズ・アキンボ」の基本情報と予告動画
「スイス・アーミー・マン」「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフが主演を務め、両手に拳銃が固定された状態でデスゲームに参加させられた男の戦いを描いたアクション。
ゲーム会社でプログラマーとして働くマイルズは、ネットの掲示板やコメント欄に過激な書き込みをして鬱憤を晴らしていた。ある日、マイルズは本物の殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」に攻撃的な書き込みを繰り返し、サイトを運営する闇組織のボスを怒らせてしまう。
組織に襲撃され気を失ったマイルズが目を覚ますと、両手にボルトで拳銃が固定されていた。
さらに元恋人も人質にとられたマイルズは、「スキズム」で最強の殺し屋ニックスに24時間以内に勝てば解放すると言い渡される。
殺し屋ニックス役に「レディ・オア・ノット」のサマラ・ウィービング。
監督・脚本は「デビルズ・メタル」のジェイソン・レイ・ハウデン。引用:映画ドットコム
映画「ガンズ・アキンボ」のキャスト紹介
続いてキャスト紹介です。
マイルズ・リー・ハリス:両手に銃を固定された主人公
うだつの上がらないプログラマー。
恋人に捨てられるも未練たらたら。
ストレスのはけ口に犯罪組織スキズムが運営する殺し合いのライブ配信サイトにクソリプを書き込んでいたことで目を付けられ、無理やり両腕にボルトで拳銃を固定された状態でデスマッチのプレイヤーにされてしまう。
演じるのは「ハリー・ポッター」シリーズの主役を演じたことで世界的に有名となったダニエル・ラドクリフ。
ニックス・デグレーブス:マイルズを付け狙う殺し屋
スキズムが運営する殺し合いゲームで最強のプレイヤー。
もう一試合勝ち抜けば、プレイヤーから抜け出せるということで、マイルズを付け狙う。
実は過去に秘密があり、映画の中でそれが明らかになっていく。
演じるのはオーストラリア女優のサマラ・ウィーヴィング。
詳細プロフィールはこちらで紹介していますので、興味があれば、確認してみてください。
関連記事:映画ガンズアキンボのニックス役俳優は誰?サマラウィーヴィングのプロフィール紹介!
ノヴァ:マイルズの元カノ
マイルズの元恋人。
分かれた理由は明かされていないが、分かれた後もマイルズとは友人として交流がある。
マイルズがスキズムに狙われたとばっちりを受け、ノヴァも人質として拉致されてしまう。
演じるのはオーストラリア女優のナターシャ・リュー・ボルディッゾ。
詳細プロフィールはこちらで紹介していますので、興味があれば、確認してみてください。
関連記事:映画ガンズアキンボのノヴァ役俳優は誰?ナターシャリューボルディッゾのプロフィール紹介!
リクター:犯罪組織スキズムのリーダー
犯罪組織「スキズム」のリーダー。
違法サイトで殺し合いのゲームを配信することで、巨万の富を得ている。
演じるのはネッド・デネヒー。
アイルランド出身の俳優。
「ハリーポッターと死の秘宝」のアルダートン役やジェイソン・ステイサム主演の映画「ブリッツ」でラドナー役としてなど、多数の作品に出演している。
映画「ガンズ・アキンボ」ネタバレあらすじ
それでは映画「ガンズ・アキンボ」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・主人公マイルズと犯罪組織スキズムの紹介
マイルズはうだつの上がらない生活を送っているプログラマー。
会社では上司のパワハラの対象となっており、恋人のノヴァには捨てられて未練たらたら。
唯一のストレス発散方法は、ネットへの書き込みだけでした。
が、マイルズが運悪く書き込んだ先は、犯罪組織スキズムが運営するサイト。
しかもプレイヤーと呼ばれる二人が殺し合いを行うのをライブで撮影して配信している危ない組織でした。
しかしマイルズはそんなヤバい組織を相手にしているとは思ってもいません。
相手をバカにするクソリプを送っていたのですが、それが組織のリーダー、リクターの逆鱗に触れてしまいます。
すぐにIPアドレスを確認され、住所がばれてしまいます。
そしてリクターとその手下たちによってマイルズは自宅のアパートで襲撃されてしまうのでした。
しかしマイルズはすぐに殺されることはありません。
リクターには別の考えがあったのです。
薬で意識を失わされたマイルズは、いったんどこかに連れ去られ、その後再び、自分の部屋で意識を取り戻します。
が、その両腕にはボルトでしっかりと固定された拳銃が一丁ずつ、握らされていたのでした。
承・マイルズとニックスの対決
リクターを怒らしたマイルズは、リクターによって無理やり、次の殺し合いのプレイヤーにされてしまったのでした。
そして24時間以内に対戦相手を殺したら、生きて元の生活に戻れると言われます。
マイルズの対戦相手は殺し屋ニックス。
すでにこのゲームで何勝もしている凄腕のヒットマンです。
ニックスもリクターからマイルズを殺せば、プレイヤーから卒業させてもらえるという約束を取り付け、マイルズの位置を彼のスマフォに仕込んだGPSトラッキング機能で確認しながら追い詰めていくのでした。
そのころマイルズはようやくパニックから立ち直り、元カノのノヴァとの待ち合わせに向かわければいけないことに気が付きます。
ところが両手が使えない状態であることがとても不便で、ほとんど何もできないことが分かるのでした。
仕方なく下着にガウンを羽織った状態で、ノヴァとの待ち合わせに向かおうとするマイルズのもとに、ニックスが現れ、アサルトライフルを乱射します。
おかげでマイルズのアパートはめちゃくちゃ。
ニックスに殺し合いをする気がないことを必死で伝えますが、ニックスはマイルズを殺せればどうでもいい、と構わずに追いかけまわして銃を乱射します。
マイルズはテレビを使ってニックスに隙を作り、何とか街の中に逃げ出すのでした。
ニックスに追いかけまわされながらもノヴァとの待ち合わせに向かい、ノヴァの車に乗り込むことで、ロケットランチャーを持って執拗に追いかけてきていたニックスから距離を置くことができたのです。
しかし両手に固定された銃をノヴァに見せて助けを求めたものの、ノヴァは驚きと恐怖でパニックってしまい、マイルズをおいて逃げ出します。
痴漢撃退スプレーを浴びて視界を奪われたマイルズは古着の寄付箱の中に隠れ、ついには絶望して銃で自殺をしようと試みるのでした。
が、そこに居合わせたホームレスに助けられ、スマフォに居場所が分かるGPS発信機が取り付けられている可能性を指摘されたので、職場に向かって、友人の助けを借りることにします。
スマフォの中には、やはりGPS発信をするウィルスが仕込まれていましたが、それが分かった途端、ニックスの襲撃にあい、職場内で銃撃戦を繰り広げてしまいます。
他人の車を奪ったマイルズは、何とかニックスから逃げ出そうとしますが、ニックスもバイクを奪って追跡。
激しいカーチェイスを繰り広げます。
結果的には二人とも事故に巻き込まれることになり、マイルズはニックスから逃げ出すことに成功するのでした。
何とか生き延びたマイルズですが、ニックスとスキズムから逃げ出すために街を出ることを決意します。
最後の別れにと、ノヴァに連絡しますが、そこでノヴァがリクターは誘拐され、ニックスとのゲームを遂行しないとノヴァが死ぬことになる、と脅されます。
マイルズはノヴァを助けるために警察を利用することを決め、廃車置き場で警察に自分の居場所を通報した後、ニックスを待ち伏せるのでした。
が、そこではなんと、2組のギャングが違法取引の真っ最中。
武装した大勢のギャングの前に銃を持って現れた形となったマイルズは、ギャングたちに殺されそうになります。
そこにガトリングガンで武装したニックスが現れ、ギャングたちを皆殺しにしていきます。
マイルズは何とか逃げ出しますが、追いかけてきたギャングのボスに、身を守るために発砲。彼を殺してしまいます。
その後、その場に到着した警官隊に囲まれ、連行されるのでした。
転・ニックスの正体とマイルズの反撃
ニックスを追いかけているデグレーブス警部とそのパートナーのスタントンはマイルズを逮捕し、警察署に連行します。
マイルズは警察の護衛付きで、病院にて両手に固定された銃を取り外してもらえると思っていましたが、デグレーブス警部はニックスをおびき寄せるための餌としてマイルズを利用することにしたのでした。
というのも、デグレーブス警部はニックスの実の父親で、彼女の凶行を何としてでも止めたいと思っていたからです。
彼が若い時、リクター率いる犯罪組織に大打撃を与えることの成功したのですが、リクター自身は取り逃がしてしまいました。
リクターはデグレーブス警部個人に恨みを持ち、彼の家族を自動車爆破で抹殺したのでした。
その際、デグレーブス警部は娘のニックスだけは何とか助けたものの、リクターによって誘拐されてしまい、その後、ニックスは狂人のヒットマンにされてしまったのです。
ところがデグレーブス警部のパートナーであるスタントン警部はリクターの一味でした。
デグレーブス警部を射殺し、リクターからのメッセージをマイルズに伝えます。
それによると、30分以内にニックスを殺さないとノヴァを殺す、というものでした。
マイルズはノヴァのスマフォの位置を割り出して彼女を救い出すことを思いつきます。
ネットカフェでそこにいた人物にノヴァの場所を特定してもらうと、彼女はマイルズのために手助けしていることに気が付きます。
というのも、マイルズはスキズムが運営するサイトの中で、一番人気のあるプレイヤーになっていたからでした。
そんなことはお構いなしに、マイルズはノヴァがいるとされている場所に向かいます。
到着するとそこは、街の路上に停められたバンでした。
が、バンの扉が開き、リクターがマスクをかぶせられた人物を射殺して逃走します。
マイルズはノヴァが殺されたと思いましたが、マスクを取ってみるとそれはマイルズの同僚で、GSP発信ウィルスを見つけ出すのを手伝ったハッドレイだったのです。
リクターはマイルズに、ニックスとの決闘を続けないと、次はノヴァが死ぬ番だ、と脅したのでした。
マイルズはノヴァを救うため、ニックスと対峙する決意をします。
が、ニックスによって銃弾を数発浴び、地面に横たわってしまいます。
マイルズとニックスの決闘は、ニックスの勝利で終わるのでした。
結・スキズムの壊滅とリクターとの決闘
リクターは手下にマイルズの死体を処理するように指示します。
手下二人がマイルズの死体を回収して隠れ家に運び込みますが、そこで死んだはずのマイルスによって射殺されてしまうのでした。
実はマイルズは、デグレーブス警部が殺された後、ニックスを呼び出して事の真相を告げ、共同戦線を張ることを提案していたのです。
家族の敵であるリクターへの復讐とスキズム壊滅のためにマイルズと手を組むことにしたニックス。
二人でデグレーブス警部が装備していた防弾チョッキをマイルズに装着させ、マイルズが死んだように見せかけたのです。
マイルズがスキズムの隠れ家に運ばれたのを合図に、反撃を開始するという手はずでした。
こうしてマイルズとニックスによるスキズムへの反撃が開始されます。
不意を突かれたスキズムは、何とか二人に対抗しようとしますが、次々と倒されていきます。
ついに中ボスである3人の幹部との対決となりますが、マイルズがエフィーを、ニックスがディーンを苦戦の上、倒します。
最後の一人となったファックフェイスは、残った手下とバリケードを作って立てこもり、最後の抵抗を試みてきました。
その激しい銃撃に、手も足も出ない二人でしたが、ニックスは持っていた荷物の中にC4爆薬があったことに気が付き、マイルズに後を託すことにします。
ニックスは爆薬を体に巻き付け、玉砕覚悟で突撃をしていくのでした。
ニックスの犠牲でマイルズは、最後に残ったリクターを追いかけます。
リクターは人質のノヴァを連れ、屋上からヘリコプターで逃げ出そうとしていました。
途中、用済みとなったスタントンを殺したリクターですが、その隙にノヴァはマイルズに対してメッセージを残し、屋上へ向かっていることを伝えます。
マイルズはリクターを屋上に追い詰めますが、この時の残弾数は1発のみ。
この一発もリクターに当てることはできず、逆にリクターから撃たれて万事休すになります。
が、火事場のクソ力を発揮し、リクターを屋上から突き落とすことで逆転するのでした。
しかしマイルズも大量の出血のため、地面に突っ伏してしまいます。
助けたノヴァが駆け寄り、手当てをしてくれてよりを戻す光景をみますが、それは薄れていく意識の中で生じたマイルズの願望であり、実際は、これまでのことと、それプラス、リクターを始末したマイルズに恐怖して、ノヴァは床に横たわるマイルズを残し、逃げ出していたのでした。
時は流れ、何とか命を落とすことなく助かったマイルズが、自分の車の中でアメコミを見ています。
それはノヴァによって書かれ、出版されたもので、マイルズとノヴァが経験したことを基に描かれたヒーローストーリーでした。
リクターは死ぬ前、スキズムのシステムは世界中に拡散され、多くの犯罪組織によって運営される世界規模のシステムになったことを明かしていました。
マイルズは、そのスキズムのシステムを撲滅すべく、ニックスのように有名プレイヤーとして犯罪者や犯罪組織と戦う道に進んでいたのでした。
リロードできない理由はマイルズが事件に巻き込まれたから
以上の一連のあらすじを読むと分かると思いますが、マイルズのアキンボスタイルではリロードはできません。
ちなみにタイトルにもある「アキンボ」ですが、この意味は「二丁拳銃」というものです。
語源や由来などを詳しく知りたい方は、こちらの記事で説明していますので、参照ください。
関連記事:映画ガンズアキンボのタイトル意味は?語源や由来・現実使用した場合の解説も!
リロードできないようなスタイルに、なぜ好き好んでなっているのか?
それはそのような恰好に無理やりにされて、殺し合いのゲームのプレイヤーに、これまた無理やりに参加させられたから、というわけです。
この映画のコンセプトとして、「マイルズが二丁拳銃を腕に固定された状態にならないとストーリーが進まない」という、重要な点があるとはいえ、そこまでいくのにマイルズがやった行為は、あまりに情弱だったと思いました。
プログラマーというITエンジニアの肩書を持つ人間にもかかわらず、IPアドレスから個人を特定する方法を知らなかった、というのが現実味に欠けると思うのです。
そこら辺の映画に関する感想はこちらの記事で紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。
関連記事:映画ガンズアキンボ考察まとめ!ニックスの最後や感想・評価についても
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