1991年に公開されたディズニーアニメ「美女と野獣」
ディズニールネサンス期の代表作品の一つとして、記念すべき第2作品であるとともに、ヒロインのベルは、ディズニープリンセス第2世代の初代に当たります。
関連記事:ディズニーキャラクターがプリンセスと認められるルールや条件を考察!2020年現在で公式に何人?
そんな歴史ある「美女と野獣」ですが、このころからディズニーは作品の中に隠れミッキーや隠れキャラを忍ばせていたことが分かっています。
今回は「美女と野獣」で見つけることのできる隠れミッキーや隠れキャラを紹介していきたいと思います。
ディズニーアニメ「美女と野獣」の隠れミッキー一覧
「美女と野獣」の中で見つけられる隠れミッキーは全部で3か所となります。
それではひとつずつ、見ていくことにしましょう。
図書館にある紋章
ベルのことを気に入りだした野獣が、ベルのために何かできないか、と考えた末に、本好きのベルのために城の図書館に案内したシーン。
図書館中央に位置する暖炉の上の壁に飾られている紋章がありますが、実はこの紋章に隠れミッキーがいたのでした。
時計キャラのコグスワースの背中
実際に見てみるとちょっといびつな形をしており、ぱっと見は厳しいのですが、見方によっては隠れミッキーとも言えなくはない、というのがこのコグスワースの背中です。
森の中のしずく
村人をそそのかして野獣退治に向かうガストン。
一行は途中の森で木を切り倒して、門をぶち破るための道具を作る作業をします。
その際に滴り落ちる水滴が逆さではありますが、隠れミッキーの形をしているのでした。
ディズニーアニメ「美女と野獣」の隠れキャラ一覧
「美女と野獣」には隠れミッキーの他にも隠れキャラがたくさん存在します。
そんな隠れキャラたちを紹介していきましょう。
他のディズニー作品からの隠れキャラ
やはり隠れキャラとして潜んでいる物の多くは他のディズニー作品からのキャラクターやアイテムがほとんどでした。
登場した順番に紹介していきましょう。
バンビから
映画は王子が野獣になってしまったことの説明から始まります。
森の向こうに城の塔が見えるオープニングで始まりますが、その森の中で小川のほとりにたたずむのはバンビの母親である雌鹿でした。
ロビン・フッドから
ベルが朝の市場に向かう道中、背景で遊ぶ子供たち。
おそらく彼らの一人のペットでしょうが、二人の前にいる亀は「ロビン・フッド」で登場した亀のキャラクター、トビー・タートルの隠れキャラ。
市場で見つかる隠れキャラ
借りるのは3度目というお気に入りの本を借りて、村の市場の喧騒の中を本を読みながら帰るベル。
その市場で見つけることのできる犬と猫は、ディズニー作品からの隠れキャラのように見えます。
まずは、荷車の中にいる子犬。
ダルメシアンではありませんが、デザインは「101匹わんちゃん」を彷彿させます。
続いては、魚屋で魚にぶら下がる猫。
ただのおふざけかもしれませんが、猫のディズニー作品といえば「おしゃれキャット」が思い浮かびます。
そしてソーセージを食べる犬。
こちらも「わんわん物語」を意識しての演出であると思われます。
この子供は後ろ姿ですが、その手に握られているのは熊のプーさんのぬいぐるみでした。
アラジンの砂時計
自宅に帰り着いたベルが、地下室で発明品の完成に急ぐ父モーリスと会話をしているシーン。
その背景で映し出される地下室の風景の中に、アラジンでジャファーによってジャスミンが閉じ込められた砂時計が見つかります。
メリーポピンズの傘?
求婚に訪れたガストン。
いやいやながら玄関の扉を開けたベルですが、その扉の横に見えるのは1700年代には似つかわしくない筒に入っている傘。
現代的なこのデザインの傘は、これを使って空を飛ぶ「メリーポピンズ」のものに似ています
ガストンの獲物
ベルに結婚を申し込んで断られ、酒場で落ち込んでいるガストン。
腰ぎんちゃくのルフウが「強いぞ、ガストン」で慰めます。
その際に映し出されるのは壁に飾られているガストンが獲得したと思われる獲物の数々。
その中には、「美女と野獣」の前の作品である「ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!」のゴールデン・イーグルが飾られています。
さらにその下には「イカボードとトード氏」のトード氏を彷彿とさせるカエルも飾られていたのでした。
図書館で見つかる隠れキャラ
図書館の中には、隠れミッキー以外にもたくさんの隠れキャラを見つけることができます。
こちらの他の上にある本立ては「リトルマーメイド」のトリトン王をモチーフにされていました。
また、「ピーターパン」に登場するフックのかぎ爪。
暖炉の上に飾られている絵画にはシンデレラ城が描かれています。
ジャングルブックより
村人と城の住人との大格闘シーンで、背景として映るこの鳥の石像。
ジャングルブックに登場するハゲワシを思い起こさせるデザインとなっています。
カメオ出演
ベルが図書館から本を読みながら出てきたシーン。
図書館の外にいる3人の男性ですが、両端の二人、じつは監督のゲーリー・トゥルースデイルとカーク・ワイズの二人をモデルとしてデザインされたキャラクターなのでした。
有名作品のオマージュ・パロディ
隠れキャラというわけではありませんが、ディズニー以外の有名な作品からのオマージュとしてデザインされたと思われるシーンがありました。
「サウンド・オブ・ミュージック」の有名な一シーンです。
ガストンの求婚を断り、自分の人生が小さな村で終わらないに違いないと歌い上げる「ベルのひとりごと」
その周りを一望できる丘の上で歌う姿は、「サウンド・オブ・ミュージック」のシーンにそっくりです。
もう一つのシーンが1925年のソ連で作られた無声映画「戦艦ポチョムキン」
この映画は1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いたものです。
その中の「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサの市民を虐殺する場面は映画史上有名なシーンの一つで、この約6分間の場面は「映画史上最も有名な6分間」といわれています。
特に撃たれた母親の手を離れた乳母車が階段を落ちていくシーンがとくに有名で数多くの映画にオマージュやパロディに使われているのですが、有名なところでは「アンタッチャブル」のシカゴ駅での会計係逮捕シーンでしょう。
そして「美女と野獣」でもこの有名なシーンのオマージュ(もしくはパロディ)が見られるのでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かなり多くの隠れミッキーや隠れキャラを見つけることができました。
が、まだこういったお遊びの初期の段階の作品ということもあって、明確に隠れキャラをぶち込んできてはいませんね。
その後、ディズニーの作品が増えるに従い、隠れミッキーや隠れキャラとして明確に作品の中に潜ませているようになっていくのでした。
一方でこういったお遊び的な試みがすでに行われていたことも、興味深いですね。
ディズニー映画を視聴できる動画配信サービス紹介
最後にディズニー映画を無料で視聴できる方法があるので、お知らせしたいと思います。
「美女と野獣」に代表されるディズニー映画は動画配信サービス「U-NEXT」で視聴することができます。
しかも条件によっては無料で視聴することができる方法もあります。
- U-NEXTでディズニー映画を視聴する方法
U-NEXTでは多くのディズニー映画は有料作品に分類されています。
しかし、初めてU-NEXTに登録する方には31日間の無料トライアルサービスを利用することができ、有料作品を視聴する際に利用できるボーナスポイントをもらうことができます。
つまりそのサービスを利用すれば、もらえたボーナスポイントを使って無料でディズニー映画を視聴することができるのです。
もし興味がありましたら、下のリンクよりお試しください。
U-NEXT無料トライアルは登録から31日間以内の解約することで一切料金がかかりません
U-NEXT無料トライアルの登録方法についてはこちら:
U-NEXT(ユーネクスト)無料トライアルへの登録方法
コメント