カナダ在住20年の筆者が見た映画の感想とふと思った疑問についてを勝手気ままに書いていくブログです。

映画ドクタースリープで見つけることができる20のトリビア&隠れキャラ紹介!

 
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映画「ドクタースリープ」はホラー映画の傑作の一つ「シャイニング」の続編です。

原作はスティーブン・キングの小説で、その事もあって、映画内にはシャイニング関係やスティーブン・キング関係のトリビアや隠れキャラがいくつも隠されていました。

今回は映画「ドクタースリープ」で見つけることのできるトリビアや隠れキャラを20、紹介していきたいと思います。







ドクタースリープのオープニングトリビア

「ドクタースリープ」のオープニングは、「シャイニング」ファンにとってはすぐに気がつくトリビアがいくつか埋め込まれています。

まずはBGM。

こちらは「シャイニング」と全く同じものを使用しています。

そして古いバージョンのワーナー・ブラザースのロゴ。

こちらも「シャイニング」を彷彿させる演出ですね。

そして画面に現れる模様は、ホテル内に敷かれたカーペットの模様です。

ダニーのあだ名に関するトリビア

ダニーのあだ名はダック。

このことは両親しか知らないはずなのに、初めて会ったホテルのシェフ、ディック・ハロランが何故か知っていました。

その理由はダニーも持つシャイニングと呼ばれる特殊な力を使ったため。

これら一連のシーンは映画「シャイニング」に含まれています。

この「ダック」というあだ名は、アメリカのクラシックアニメーション「バッグス・バニー」の決り文句、「What’s up Doc?」から。

日本語版では「どったの?センセー」と訳されています。

ダニーのお気に入りのアニメのようで、「ドクタースリープ」でも母親と一緒に見ているシーンが有りました。

そのシーンで流れるバッグス・バニーのエピソードは父親に関して問題を抱えていることを風刺しているもの。
奇しくも「シャイニング」で亡くなった何かと家族に問題を持ち込むジョニーのことを連想してしまいます。

ダークタワー・シリーズからの隠れキャラ

ローズ ザ・ハットとナンバー2のクローダディが催眠術を得意とするスネークバイトに目をつけた映画館のシーン。

映画館を後にするスネークバイトを追いかけてクローダディが後をつけますが、その背景に映る映画館のポスターの一つにダークタワーシリーズの有名なキャラクターの一人が描かれていました。

そのキャラクターの名前はダンデロー。

偶然なのでしょうか、ダンデローも他人の感情を生きる糧としている吸血鬼のようなキャクター。

偶然の一致でしょうか?

テットトランジットはあの会社の系列会社?

ダニーがニューハンプシャー州の小さな町に長距離バスに乗って辿り着きます。

その長距離バスの会社はテット交通。

この「テット」という名前は、ダークタワーシリーズに登場する「テッド・コーポレーション」と関係があるのでしょうか?

テッド・コーポレーションはダークタワーシリーズの中でとても重要なキーアイテムであるバラとスティーブン・キングが小説内に登場させているスティーブン・キングを守ることを目的に作られた会社でした。

ジョン・テルトン博士のオフィスに関するトリビア

ダニーがビリーの紹介で、リハビリテーショングループに通うことになります。
そこの主催者であるジョン・テルトン博士に認められて老人ホームの清掃員の仕事を得ることになるのですが、その際にジョン博士のオフィスでインタビューを受けます。

そのオフィスですが、「シャイニング」でダニーの父親であるジョニーがホテルの管理人としての職を得る際に面接を受けたスチュアート・アルマンのオフィスと全く同じなのでした。

机の上に置かれている小さなアメリカの国旗やその横にあるコーヒーカップ。
窓の作りから壁にかかっている額縁までまるでそっくりです。




ダニーの好きな色は?

映画「シャイニング」でダニーが着ていた有名な衣装の一つにアポロ11のセーターがあります。

青を基調としてアポロ11と書かれたロケットが大きく描かれているセーター。

この青という色はダニーのお気に入りの色のようで、映画「ドクタースリープ」でもダニーが着ている衣服の色は、基本的に青色でした。

また、このアポロ11号のセーター、マニアの間では有名らしく、監督のマイク・フラナガンがスティーブン・キングと一緒にインタビューを受けた際に、マイクが着ていたシャツはセーターと同じアポロ11号が描かれていました。

217号室と237号室に関するトリビア

映画「シャイニング」でオーバールックホテルの外観はオレゴン州に実在したティンバーラインロッジが使われました。

しかしティンバーラインロッジは外観を映画に使用する条件として小説内で浴槽の女の幽霊が出る部屋を、ホテルに実在する217号室にしないように、とスタンリー・キューブリック監督に承知させたのでした。

これはホテルに実在する部屋を映画に使用すると、映画公開後、この部屋に泊まる客が気味悪がる可能性があったためです。

映画「シャイニング」を気に入っていなかったスティーブン・キングはこの変更も気に入らなかったようです。

その証拠に映画「ドクタースリープ」で清掃員となったダニーが最初に死んでいく老人を助けたのが217号室でした。

どうしても217号室を使いたかったようですね。

1980年に関するトリビア

映画「ドクタースリープ」は1980年の出来事からストーリーが始まります。

フロリダでローズ ザ・ハットとその仲間たちによってバイオレットという少女が行方不明にされてしまうのでした。

この1980年というのは映画「シャイニング」が公開された年。全くの奇遇でしょうか?

また「1980」という数字はその後、アブラの自宅の番地としても登場します。

「Ka is a wheel」

スティーブン・キングのダークタワーシリーズの中に登場するKa。

それはすべてのものを導く力、とされています。

それはまるでダニーが幼い頃から何度でも傍らにやってきて、ダニーを導いてきたディック・ハロランそのもの。

「ドクタースリープ」の世界も、スティーブン・キングの作り上げたダークタワーの世界が強く関わっていると感じられる事柄です。

隠れキャラ・ダニーのカメオ出演

映画「シャイニング」は映画「ドクタースリープ」の約40年前の作品。
映画「シャイニング」で出演した役者の殆どが、「ドクタースリープ」にカメオ出演することはできませんでした。

が、唯一、「シャイニング」でダニーとして登場した子役俳優ダニー・ロイド。

実は彼だけが、「ドクタースリープ」にも役者として参加をしているのでした。

ダニー・ロイドの登場シーンは、シャイニングの能力を持つ野球少年ブラッドリーの登場シーン。

野球を観戦していた一人の大人がダニー・ロイドだったのです。




魔法の番号「19」に関するトリビア

野球少年ブラッドリーの背番号は19番。

この「19」という数字はスティーブン・キング自身いわく魔法の番号だそうです。

スティーブン・キングは交通事故にあって生死の境をさまよった過去があるのですが、それは1999年6月19日の16:30で、「19」という数字がいくつも関わっています。

1999年の「19」、6月19日の「19」、16:30を足すとこれも「19」。

小説「シャイニング」で浴槽の女の幽霊が出る部屋番号は217号室でしたが、これも「2+17」に分けると「19」になります。

リムリック工業に関するトリビア

ブラッドリー少年がトゥルーノットのメンバーに惨殺される現場は閉鎖された鉱山工場のような敷地でしたが、その会社名はリマーク・インダストリー。

リマーク・インダストリーは、テット・コーポレーションのライバル会社としてダークタワーワールドにも登場し、数々の悪巧みの黒幕にもなっています。

ブラッドリー惨殺現場として選ばれたのも、納得がいくというものですね。

ジェラルドのゲーム

監督のマイク・フラナガンは2017年にネット配信の映画「ジェラルドのゲーム」の監督も努めています。

この「ジェラルドのゲーム」もスティーブン・キング原作のホラー映画ですが、その中で主人公のジェシーが手錠でベッドに固定され、自身の手を傷つけてまで拘束を解くシーンが登場します。

これは「ドクタースリープ」で、アブラの罠にかかってキャビネットに挟まれた右手を無理に引っこ抜こうとして、大怪我を負ったローズの姿とダブって見えてしまいます。

また、「ジェラルドのゲーム」でジェラルド役で登場したのは、「ドクタースリープ」でジョン・テルトン博士役を演じたブルース・グリーンウッド。

「ジェラルドのゲーム」で月夜の男レイモンドを演じたのは、「ドクタースリープ」でトゥルーノットのメンバー、フリック爺さんを演じたカレル・ストレイケンでした。

バーテンダーに関するトリビア

映画「ドクタースリープ」で、ダニーがオーバールックホテルに戻り、ゴールドバーで記憶をなくし、ロイドと名乗るバーテンダー、父親ジョニーと再会します。

ロイドという名前は「シャイニング」で同じバーに登場したバーテンダーと同じものですが、バーテンダーを演じているのは、「シャイニング」で登場したジャック・ニコルソンでもジョー・ターケルでもなく、ヘンリー・トーマスでした。

ヘンリー・トーマスといえば、ETの主人公少年エリオットを演じたというとわかりやすいかもしれません。

彼は2017年の「ジェラルドのゲーム」、「ザ ホーンティング オブ ヒルハウス」というマイク・フラナガンが監督を務めた2つのホラー映画にも出演しています。

「酒は百薬の長」

小説「シャイニング」ではジョニーは口癖のように「酒は百薬の長」と事あるごとに発言していました。

が、映画「シャイニング」ではこのセリフはスタンリー・キューブリック監督によって映画に含まれることはありませんでした。

映画「ドクタースリープ」では、このセリフを思い起こさせるように、バーテンダーとなったジョニーが「酒は男に課せられたすべての責任を忘れさせてくれる薬だ」とコメントするシーンが有り、また、ダニーに酒を強要しようと「薬を飲むんだ」と詰め寄るシーンが含まれていました。




ジョニーのタイプライターに関するトリビア

ダニーがオーバールックホテルに足を踏み入れると、そこには狂ったジョニーから命からがら逃去したあの日を境に時間が止まってしまったかのような内部になっていました。

ジョニーが使っていたタイプライターはそのまま残っていましたし、彼らが住んでいたアパート部屋の、ジョニーが斧で壊した扉もそのままになっていました。

このジョニーが使っていたタイプライターですが、映画「シャイニング」では、青いタイプライターとベージュのタイプライターの2種類を使い分けていたのです。

が、ダニーが戻ったロビーにはタイプライターは1台のみ。
また、ウィンディが恐ろしがった現行の束もなくなっています。

一体どこにいったのでしょうか?

ダニーとローズの対決シーンに関するトリビア

映画「ドクタースリープ」でダニーとローズが対峙した階段は、映画「シャイニング」ではジョニーとウェンディが対峙し、全く同じように登っていったのでした。

違いは、というと、「ドクタースリープ」ではローズがダニーを追って階段を登っているのに対し、「シャイニング」ではジョニーがウィンディを追い詰めています。

また、ウェンディが野球バットを持って武装しているのに対し、「ドクタースリープ」ではダニーが斧を持ってローズに相対しています。

ダニーが封印していた幽霊たち

ローズを倒すためにオーバールックホテルにやってきたダニーとアブラ。

結果的にはダニーが心に封印していたオーバールックホテルにいた幽霊たちが解き放たれて、ローズの力を吸い取ることでローズが消滅します。

あのシーンだけ見るとオーバールックホテルに戻らなくても、ダニーさえいればどこだってよくて、ダニーが封印していた幽霊たちだけでローズを倒せた様に感じたのは僕だけでしょうか?

そんな疑問はさておき、ダニーが封印していたホテルの幽霊が勢揃いします。

・237号室の浴槽の女の幽霊
・双子の女の子の幽霊
・彼らの父親であるデルバート・グレイディ
・ホテルのオーナーだったホース・ダーウェント

ダニーが正気に戻るシーンに関するトリビア

映画「シャイニング」ではジョニーは迷路で迷って凍死するエンディングですが、小説「シャイニング」は、ダニーの一言により正気を取り戻したジョニーがホテルのボイラー室を爆発させ、ホテルを火の海にして、ダニーとウェンディを逃します。

エンディングが異なるので、小説の中で見られるダニーがジョニーにいったセリフ、

仮面をかぶっているだけだよね、父さん。ちっとも怖くないよ。

は映画内では登場しません。

映画「ドクタースリープ」のエンディングが、小説「シャイニング」とそっくりになっていることもあり、小説でダニーがジョニーに言ったセリフはアブラによって大人のダニーに向けて放たれています。

そして小説同様、ダニーはアブラの一言で正気を取り戻すのでした。

ボイラールームに関するトリビア

先にも紹介しましたが、小説「シャイニング」ではジョニーが正気を取り戻し、ホテルのボイラー室を爆発させ、ダニーとウェンディをホテルから逃すというエンディングでした。

ですが、映画「シャイニング」ではスタンリー・キューブリック監督によって小説とエンディングを変えてしまったため、ホテルはそのまま残り続けて、映画「ドクタースリープ」で再利用されることになります。

ですが、映画「ドクタースリープ」のエンディングは小説「シャイニング」のものを、ジョニーからダニーへと人物を変えて、使用しているのでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これらのトリビアや隠れキャラを知ると、今持って映画「シャイニング」を見て、見比べてみたくなるかもしれません。

監督マイク・フラナガンは映画「シャイニング」をリスペクトしながら、同じだけ、もしかするとそれ以上、スティーブン・キングに敬意を払って映画を撮影したような気がします。

スティーブン・キングの世界のことも、下調べしてから視聴すると、更に面白く映画を楽しめると思います。











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