映画「アナと雪の女王2」が公開されました。
6年の月日を経て、ついにアナ雪の続編の登場です。
内容はこれまでのディズニーアニメの常識をいくつも覆したストーリーになっています。
そんな中でアナ雪2で解決されなかったいくつかの謎があることにお気づきでしょうか?
もしかするとアナ雪3への伏線かもしれません。
今回はそんな10の謎をまとめてみましたので紹介していきたいと思います。
どうやって4つのエレメンタルを目覚めさせた?
映画ではエルサだけが聞こえる謎の歌声に始まり、その不思議な歌声のせいなのか、火風水土のエレメンタルを呼び覚ますことになります。
「魔法の森のエレメンタルが目覚めた」とエルサは発言していますが、
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どうしてエルサはエレメンタルを目覚めさせることができたのか?
具体的に何がエレメンタルを目覚めさせたのか?
そしてなんのためにエレメンタルが目覚めたのか?
については映画では触れず終いでした。
エレメンタルは本当に寝ていた?
エルサの歌声でエレメンタルが目覚めた、と言っていましたが、エレメンタルって寝るの?なんていうくだらない謎ではありません。
エルサとアナがノーサルドラの森の中に足を踏み入れた後、風、火、土のエレメンタルと遭遇します。
そしてノーサルドラの人々にも会うわけですが、彼らは風のエレメンタル「ゲール」、火のエレメンタル「サラマンダー」、土のエレメンタル「アースジャイアント」のことを知っており、特にサラマンダーが暴れだしたり、アースジャイアントが居住エリアのそばに来た際に、明らかにどう対応していいのか知っている行動をとっていました。
つまり、エレメンタルはノーサルドラの森の中では普通に活動し、それをノーサルドラの人々は日常のように体験していたことになります。
これが、霧の発生と同時にエレメンタルが活動をやめ、全く姿を表さなくなり、34年の月日を経てエルサの歌声で蘇ったとしたら、多くのノーサルドラの人々、特に40代より若い世代はエレメンタルと遭遇した経験がないことになります。
であれば、サラマンダーがあっちこっちに日をつけて回った場合、それはとても驚くでしょうが、それがなんの仕業なのか、全く知らないはずです。
また、アースジャイアントが現れた際も、ああも手際よく物陰に隠れることができたでしょうか?
映画の描写ではどちらかというと、エルサの歌声でエレメンタルが霧を超えてやってくるようになった、という表現のほうが正しいように思います。
本当にトナカイと会話している?
前作のアナ雪でもそうですが、クリストフは相棒のスヴェンと会話をしているかの様な描写がいくつも見られます。
そしてアナ雪2の新キャラ、ライダーもトナカイの言葉がわかる、と言っています。
しかし本当にこの二人はトナカイと会話できているのでしょうか?
できているとしたら、一体どのような能力を持っているというのでしょう?
またクリストフの歌のシーンでスヴェンが発言をしているような描写がありますが、これは本当にスヴェンが話をしているのでしょうか?それともクリストフの想像、イメージ、幻覚なのでしょうか?
映画の舞台となったエリアは?
アレンデールのはるか北に広がるとされる魔法の森。
実、際映画内ではアレンデールから魔法の森に辿り着くまでかなりの時間をかけているように描かれています。
あまりにやかましいオロフにうんざりする3人の姿や、眠りにつくエルサの姿など、1日夜以上はかかっていると思われるほど。
実際はアレンデールを夜中に出発して、日が昇ってから霧の立ち込めるノーサルドラの森の入口に到着していますので、それほど距離的に遠いわけではないのかもしれません。
例えば馬車。
馬とトナカイという違いはありますが、馬車の速度はだいたい時速6 kmから11 km ほどだそうで、一日で約100 kmから200 km 移動することができたそうです。
半日でエルサ一行がアレンデールからノーサルドラの森に到着したとすれば約50 kmから100 km離れた場所ということになります。
もちろん整備された道を進む場合と道なき道を進む場合とではそのスピードは違いますので、エルサ一行の移動スピードはもっと遅い可能性があり、そうなればアレンデールとノーサルドラの森との距離はもっと短くなります。
さらに言えば後半、エルサがアレンデールを守るために戻ってくるのにかかった時間は、かなりあっという間の出来事のように描かれていました。
一体、距離的、地理的にどんな位置関係になっているのでしょうか?
トロールの長老、パピーのいう、遥か北の果てにあるというセリフは、トロールサイズでの基準での発言でしょうか?
プロポーズは成功したけど…
アナとクリストフの関係が進展したストーリーになっていました。
クリストフは鈍感なアナのせいで苦労はしたもののプロポーズをきちんと成功させ、二人の関係は更に親密なものになります。
加えてアナはアレンデールの女王にもなりました。
これだけ見るとめでたしめでたし、なのですが、実際のところ二人が結婚をしたという確固たる証拠は、アナ雪2では明らかにされていません。
アナがアレンデールの女王に就任したあと、城の外に出て両親の若いの頃の銅像のお披露目をしているシーンが有りました。
そこで目を凝らして注意深く見ていたのですが、アナの左手の薬指に婚約指輪らしきものは確認できませんでした。
もちろん結婚指輪もです。
女王就任は王国の公式な行事ですので、私的な指輪などはしてはいけない可能性もありますが、一体これはどういう意味を持つのか、ちょっと気になりますね。
クリストフはアレンデールの王になったのでしょうか?
アートハランはこの世のモノ?
アートハランに辿り着いたエルサは洞窟の中に入っていきます。
そして自身の魔法も使って、いつの間にか星空の中を歩いているかのような、不思議な空間に迷い込んでしまっていました。
しかし実際の洞窟を見てみるととてもエルサが体験したようなことが可能なだけの空間がある広さではありません。
特に地中不覚に降りていけば降りていくほど、空間は広くなり、まるで星空の下にいるような描写になっています。
これは一体どういうことでしょうか?
あの洞窟は、別の次元につながっている、とでもいうのでしょうか?
エレメンタルは複数体存在する?
魔法の森に辿り着いた一行は炎のエレメンタルであるサラマンダーの暴走に巻き込まれたり、アレンデールをもおそう風のエレメンタル、ゲールに襲われたり。
アートハランへの行程ではエルサは水のエレメンタルであるノックにも出会います。
が、これら3つのエレメンタルは1個体しか登場しません。
一方で土のエレメンタルであるアースジャイアントは、なぜだか普通に複数体がいます。
この違いは何なのでしょうか?
エレメンタルが単体しか存在しない理由はありませんが、アースジャイアントの登場まで、さもエレメンタルは1個体しか存在しないように描かれていました。
5つ目のエレメンタルであるエルサも、エルサ一人しか存在しません。
これはアースジャイアントだけが特別なのか、サラマンダー・ゲール・ノックも1個体だけでなく、複数体存在するのでしょうか?
アナはどうやってエルサを救った?
過去の真実を知ったものの、エルサは洞窟の奥で力尽きて凍りついてしまします。
そんなエルサを救ったのはアナ。
その方法は、アレンデールとノーサルドラのダムを破壊することでした。
が、なぜダムを破壊することでエルサが復活したのでしょうか?
どう考えてもダム自体が魔法の建造物というような代物ではないと思われます。
少なくともダムがエルサを凍りつかせる力を持っているとは思われません。
一体どうやって救ったのでしょう?
見知らぬ言語
アナとエルサは両親が亡くなった沈没船の残骸から未知の言語で書かれた巻物を見つけ出します。
一体この言語、どういった言葉なのでしょうか?
ノーサルドラ語でしょうか?
巻物に書かれていた文章の意味は何だったのでしょうか?
アナ雪の冒頭で王アグナルがアナを救うために開いた本にかかれていた言語と同じものなのでしょうか?
これに関した全く何も触れられていないので気になります。
どれくらいの時間が経ったのか?
アナ雪2内で、魔法の森が封印によって全く誰にも知られずにいた時間ははっきりと述べられています。
その具体的な期間は、34年間5ヶ月23日です。
が、それ以外の時間の経過について、具体的な数字はどのキャラクターの口からも発せられていません。
前作のアナ雪とアナ雪2の間にどれだけの月日が流れたのでしょうか?
一行が魔法の森の中にいた時間もはっきりしません。
そしてアレンデールとノーサルドラを救った後、アナがアレンデール国女王に即位した戴冠式まで、どのくらい時間が過ぎたのかもはっきりとしていません。
封印された魔法の森であったわけですから、現実世界との時間の経ち方が違う、という設定があってもおかしくはありませんが、そんな浦島太郎効果があったようには描かれていません。
が、今回の映画が始まってからエンディングまで、ストーリー内では何日くらいが過ぎたことになっているのか、気になり始めると、答えが知りたくて仕方なくなってしまいます。
まとめ 続編アナ雪3はあり得るのか?
まだアナ雪2が公開されてから数日しか経っていませんので、果たしてこのような話で盛り上がっていいのかどうか、タイミングが微妙ですが、アナ雪3の可能性はあるかもしれませんね。
特にアナとクリストフの結婚式がアナ雪2では描かれていません。
このイベントで長編映画、というのは難しいかもしれませんので、ショートムービーとして、今後発表される映画の抱き合わせとして、作成される可能性も大でしょう。
エルサも魔法が使える人間以上の存在になってしまいましたので、今後の展開は、縛りが亡くなっただけに自由にできそうです。
ただまぁ、ディズニーヴィランズが存在しないディズニーアニメ映画ということで、そのような展開を今後続けるのかどうか、非常に気になります。
新しいテイストのアニメーションでしたが、わかりにくい感じもしないでもないので、昔ながらの善悪はっきりしたアニメーションのほうが、落ち着くような気もします。
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