カナダ在住20年の筆者が見た映画の感想とふと思った疑問についてを勝手気ままに書いていくブログです。

映画ドクタースリープのネタバレと感想!前作シャイニングを見ていなくても楽しめる?

 
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映画「ドクタースリープ」を視聴してきました!

この「ドクタースリープ」は1980年に公開された名作のホラー映画「シャイニング」の続編。

40年近くもの時を経て、作成された映画ですが、果たして内容は?前作を見ていないと楽しめないのか?という疑問があると思います。

今回は映画を見て感じた個人的な感想と前作を見ておいたほうがいいのかどうかについても、ボク個人の意見を紹介したいと思います。







予告動画はこちら

簡単なあらすじとキャストの紹介

スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編。

雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニーを主人公に、新たな恐怖を描く。

40年前、狂った父親に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きていた。

そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラが現れる。

その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追うが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着く。

大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー。
監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」「ソムニア 悪夢の少年」やキング原作のNetflix映画「ジェラルドのゲーム」といった作品を手がけてきたマイク・フラナガン。

ダニー・トランス: ユアン・マクレガー

ローズ・ザ ハット: レベッカ・ファーガソン

アブラ・ストーン: カイリー・カラン

ビル・フリーマン: クリフ・カーティス

ディック・ハロラン: カール・ランブリー

引用「映画ドットコム




映画「ドクタースリープ」のネタバレ

「ドクタースリープ」ですが、予告映像や「エイガドットコム」の作品紹介から感じられるような、前作の「シャイニング」とどっぷり関係のある作品、と思って見に行くと、足元を完全に救われます。

前作の舞台となったオーバールックホテルですが、物語の中でも後半1/5程度しか登場せず、ストーリー的に果たしてホテルに舞台を移すことが必要だったのか?と疑問を感じてしまうほどでした。

「ドクタースリープ」のお話は、ダニーが持っていたシャイニングという特殊な力に関して、

・シャイニングの力を不老不死のために他人から奪うカルト的な集団と、
・ダニー以上の力を持つ少女アブラの存在、
・そして生きる目標をなくしていたダニーがアブラを助け導く

この3つのストーリーが絡み合った物語です。

どちらかというと、ついこの間公開された「IT イット チャプター2」と同じように、前作とは全くテイストの違い分野の映画になったという印象でした。

ローズ・ザ ハットをリーダーとする「トゥルーノット」という集団が、シャイニング能力を持つ子供を誘拐し、その力を奪うことで不老不死の力を得ているのですが、力を奪うために犠牲者を痛めつけて殺害しないといけません。

その悲痛な犠牲者の叫びを、とんでもないレベルのシャイニング能力を持った少女、アブラが感受してしまい、彼女に「トゥルーノット」の存在が知られることとなります。

また、アブラの力を幼い頃から気がついていたダニーは、アブラから助けを求められた事により、最初は断りますが、最終的には手助けをすることにします。

ちょうど、前作でディックにシャイニングの力のことを教わったように、今度はダニーがアブラをガイドする立場になるわけです。

大人のダニー役がユアン・マクレガーですので、まるでスター・ウォーズみたいだな、という気になってしまいましたが、スター・ウォーズでのオビワンよりも、これまで自堕落な生活を送っていたダニーという役柄のほうが、若い才能を導く立場として、深みがあったように感じました。

というわけで、映画はホラー映画というより、サイキック・アクションのようなテイストになっていました。

前作「シャイニング」の雰囲気を期待して視聴したのであれば、かなり拍子抜けすると思います。

が、全く別のジャンルの映画として受け入れることができれば、楽しめるのでは、と。

という自分は、時間を忘れて楽しんでしまいました。

映画「ドクタースリープ」の感想

個人的には「ドクタースリープ」、とても面白かったです。

どこらへんが、という話になると、ストーリーがわかりやすくなっていたことではないでしょうか。

前作シャイニングでは、昔から議論されている、原作者のスティーブン・キングと監督のスタンリー・キューブリックとの解釈の違いもあり、「シャイニング」という能力が一体どうストーリーに影響を与えていたのか?が僕にははっきり分からず終いになっています。

簡単に言えば、もしダニーがシャイニングの能力を持っていなかったとしたら、ホテルから無事に逃げ出せたかどうか?という疑問に、答えが出せない、というところでしょう。

それに比べると、「ドクタースリープ」では、シャイニング能力がかなり大幅にパワーアップした感はあるものの、何ができて、どう使うことができるのかが、わかりやすくなっており、その力を利用してダニーとアラブが「トゥルーノット」のメンバーにどう罠を仕掛けていくのかなどが、みれてスカッとしました。

また、前半、ダニーが身を崩していた状態から、以下に回復し、生きる意味を見つけるところも良かったです。

特殊な力があるからこそ、それを使って最後の人助けができる、他の誰にも感謝はされませんが、最後の時を過ごすことのできた相手には確実に、感謝されるわけですし、死に対する恐怖から悪霊化する霊を減らすことにもつながっていると思えます。

最後の最後で淀んでしまいそうな命の流れを、きちんと循環するように見守る渡守のような印象でしょうか。

そうやって生きる目標を持つことができるようになったダニーに、とても力強く、積極的なアブラが現れることで、さらに生きることへの目的ができ、より活動的になっていくダニーを見られたのは、救われた気がしました。




前作「シャイニング」は見ておいたほうがいい?

「ドクタースリープ」は「シャイニング」の続編ではありますが、「シャイニング」を見ておいたほうがいいでしょうか?

ボク個人のおすすめとしては、見ておいたほうがより話しが分かるようになるものの、必ず必要なほどではない、というところです。

まず、全く完全にジャンルの違う映画だと、僕は認識しました。

「シャイニング」が「ホラー」だとしたら「ドクタースリープ」は「サイクッキ・アクション」です。

ですので、「シャイニング」のイメージで同じような映画を見られるのでは、と期待しながら「ドクタースリープ」を見てしまうと、期待はずれに終わってしまいます。

どちらかというと、「シャイニング」の一件で人生を棒に振ってしまったダニーが、その後、いかにリカバリーして生きる目標を見つけるようになったか、というストーリーを楽しむ映画だと感じました。

ただし、最後のホテルでの対決シーンの際にいくつも見られるホテルのシーン。
前作を見ていないと、今ひとつピンとこないかもしれません。

それほど前作では有名なシーンがたくさんあり、他の映画にオマージュされているほどですので、その元ネタがわからないとなると、ちょっと損をした気になってしまうかもしれません。

また、ダニーがバーでバーテンダーと語り合うシーンも、前作「シャイニング」を見ているのと見ていないのとでは、二人の会話が何について語っているのか、などがスムーズに分かるようになるなどの違いが出る可能性があるでしょう。

ですので、「ドクタースリープ」を見るために、事前に「シャイニング」を見る必要はないと思いますが、後からでもいいので、一度でも「シャイニング」は視聴されることをおすすめします。

まとめ

映画「ドクタースリープ」はホラー映画の名作「シャイニング」の続編です。

ですが、「シャイニング」とはもはやジャンルが違うと言っていいほどの映画となってしまっています。

それに関して、楽しめる人と楽しめない人とはっきり別れてしまうでしょう。

とくに、前作が大好きで、同じようなテイストの映画を期待していたのであれば、かなり拍子抜けすると思います。

しかし、この違いを逆に楽しめるのであれば、僕が映画館で感じたように、2時間半という上映時間を感じることがないほど、のめり込んで、楽しめると思います。











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