アニメ「地獄楽」に登場する天仙。
とんでもない能力を有し、画眉丸たち主人公を苦しめます。
中には、残念ながらその戦いの中で帰らぬ人となる者たちもいました。
そんな天仙はそれぞれをカタカナの呼び名で呼び合っています。
木人のホウコが、彼らが使っていた呼び名を紹介していますが、それらは一切使われませんでした。
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天仙たちが自身で使っているカタカナの呼び名ですが、その意味は一体何なのでしょうか?
原作の漫画では漢字表記されているので、元ネタが分かりやすいですが、今回はそれぞれの呼び名の意味を詳しく調べてみましたので、ご覧ください。
地獄楽・7人の天仙の名前
アニメ「地獄楽」で登場する7人の天仙。
彼らは彼ら同士でかわった発音の名前で呼び合ったいました。
それらは、登場する順番通りに表記すると、
-
・ヂュジン
・ジュファ
・ムーダン
・リエン
・タオファ
・ラン
・グイファ
となります。
彼らの名前に意味はあるのでしょうか?
ネタバレになりますが、実は天仙は人と植物のタオを掛け合わせて作られた人造人間でした。
そして彼らの名前は、使われた植物からとられていたのです。
ヂュジン・ジュファ・ムーダン・リエン・タオファ・ラン・グイファの意味は?
それでは7名の天仙の呼び名をひとつづつ、具体的にどのような意味があるのか、見ていきましょう。
ヂュジンの意味
ヂュジンは天仙としては3番目に登場しましたが、呼び名は一番最初に登場しています。
漢字表記をすると朱槿となるのですが、これは「ハイビスカス」、「ブッソウゲ」の中国名なのでした。
日本では沖縄など熱帯地方に生息し、南国の花というイメージがついています。
ハワイの州花となっており、ハワイ語で「アロアロ」と呼ばれています。
ジュファの意味
天仙としてはタオファとともに最初に登場したジュファ。
呼び名はヂュジンの呼び名が明らかになった席で判明しています。
漢字表記をすると菊花。つまり菊のタオから生まれた天仙ということになります。
ムーダンの意味
ムーダンは7人の天仙のうち、一番最初に倒されました。
佐切、杠、仙太、士遠、ヌルガイの5人の協力によってようやく倒したのですが、この私闘で仙太が帰らぬ人となってしまいました。
ムーダンの漢字表記は牡丹。漢字を見れば何の花から生まれたのか、一目瞭然ですね。
リエンの意味
7人の天仙のリーダーという立場です。
そのため、このリエンがアニメ「地獄楽」のラスボスになるのでした。
リエンの漢字表記は蓮。つまりハスの花から生まれたことがわかります。
タオファの意味
タオファはジュファとともに一番最初に登場した天仙でしたが、名前の紹介は、かなり後になってからになりました。
男性と女性の姿を自由自在に変化させられる天仙において、他の6名が男性形態でいることが多かったのに比べ、タオファだけは女性形態でい続けていました。
タオファの漢字表記は桃花。ジュファと同じく、一目瞭然ですね。
ランの意味
意外かもしれませんが、画眉丸が倒した最初の天仙がランになります。
漢字表記は蘭。漢字を見れば、何の花のタオか、すぐわかってしまいます。
グイファの意味
グイファは天仙の中で唯一戦闘に加わわりませんでした。
が、それは慈悲の心とかからではなく、ただ単に関わり合いになりたくない、という消極的な理由でした。
グイファの漢字表記は桂花。日本語でいうところのモクセイです。
仲間の中でキンモクセイの強くて甘いにおいは有名ですね。
メイは?
このように天仙の名前を見てみるとすべて植物に関連していることが分かりました。
となると同じく天仙であり、リエンと同じ時期に生み出されたというメイも植物と関係があるということになります。
そこで中国語でメイと発音する、花の名前を調べてみました。
一番有名で一般的なのが「梅」となります。
まとめ
天仙たちが呼び合っている名前について調べてみました。
彼らが、彼らを作り出した徐福の自らの氣と、植物の氣を掛け合わせて作り出されたというだけあって、その掛け合わせた植物の名前をそのまま呼び名として使っていたのです。
しかし発音は中国語となっていたので、呼び名の発音を聞いただけでは、それが何なのか、わかりませんでした。
まとめると以下の通りです。
-
・ヂュジン:ハイビスカス
・ジュファ:菊の花
・ムーダン:牡丹
・リエン:ハスの花
・タオファ:桃の花
・ラン:ランの花
・グイファ:モクセイ
そしてメイももともと天仙でしたので、やはり植物から名前がとられていました。
その植物とは「梅」
中国語でメイと発音します。
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