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名探偵ピカチュウの映画内容のネタバレ!トリビアと撮影秘話についても紹介

2019/05/08
 
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実写版のポケモン映画

ディズニーで今流行りの集客&集金マシーンと化した流れにポケモンもか、とがっかりしていました、はじめは。

しかし、予告編を見て、映画の内容を調べてみればみるほど、楽しげな映画になるのでは、という期待が膨らんできてしまいました

公開が待ち遠しいです。

今回はそんな映画「名探偵ピカチュウ」のネタバレ有りでトリビアや撮影、製作秘話を調べてまとめてみました。

それでは、紹介していきましょう!







映画「名探偵ピカチュウ」ができるまで

今回の映画「名探偵ピカチュウ」の映画化の話は2016年の4月にエンターテイメント情報雑誌「ハリウッド・リポーター」によって、ポケモンの実写版映画化の権利をワーナー・ブラザーズ、ソニー・ピクチャーズ、レジェンダリー・ピクチャーズの3社が交渉中であると報じたのが、最初でした。

そして同年7月にDeadline.com が、大人気となったポケモンGOの成功により、レジェンダリー・ピクチャーズとの契約締結の可能性が大きくなったことを報じ、その後すぐ、7/20に契約がかわされたことが発表されたのです。

その後、詳細が明らかになり始め、映画は任天堂3DS用ゲーム「名探偵ピカチュウ」を原作にしている事がわかりました。。

このゲームは2016年にダウンロード専用ソフトとして配信された「名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生~」で日本のみの配信でしたが、その後2018年に新たにシナリオを大幅に追加した「名探偵ピカチュウ」がペッケージ版とダウンロード版として日本だけでなく、北米、ヨーロッパ、オーストラリアと発売されたという経緯があります。

実写版のポケモンということで、アニメのように可愛らしいだけのデザインではなく、現実的なデザインが必要となりました。

その、映画に使用された実写版用のポケモンのデザインですが、R・J・パルモアという芸術家の作品が元になっています。

映画を制作するにあたってデザイン担当のスタッフがたまたまR・J・パルモアのサイトに有る彼の作品を見つけ、その出来にとても衝撃を受けたそうです。

そして、R・J・パルモアは映画のデザインスタッフの一員として招かれ、映画製作に参加することになるのでした。

ちなみに彼のサイトから、彼の作品であるリアリスティック・ポケモンがご覧いただけます。

Art of RJ Palmer 公式サイト ポケモンページ

ポケモンの映画化が決定したことを受けて、2016年5月に任天堂が今後、自社ブランドのゲームの映画化を進めていくのではないか、という記事が報じられました。

おそらく、本当にその流れになるかどうかは、今回の映画の興行成績次第かと思われます。

というのも、1993年に「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」を実写版映画として公開したものの、50億円以上の制作費を使いながら、北米で約23億円(現在の為替レートでの概算)、日本でも3億という興行収入しか挙げられなかった失敗作という過去があるからです。

監督、声優、俳優の関するトリビア&秘話

ロブ・レターマンが監督を務めていますが、映画製作段階で監督候補として以下の人たちの名前が上がりました。

    ディーン・イズラライト 主な作品「パワーレンジャー
    アンドリュー・アダムソン 主な作品「シュレック」シリーズ、「ナルニア」シリーズ
    ロバート・ロドリゲス 主な作品「スパイキッズ」シリーズ、「シン・シティ」、「アリータ・バトルエンジェル」
    ティム・ミラー 主な作品「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」、「デッドプール」
    マーク・A・Z・ディッペ 主な作品「スポーン」
    ジョン・ファヴロー 主な作品「アイアンマン」シリーズ、「実写版ライオン・キング」
    シェーン・アッカー 主な作品「9 ~9番目の奇妙な人形~」
    クリス・ウェッジ 主な作品「アイス・エイジ」シリーズ

ロブ・レターマンにとっては4年ぶりの映画監督、「グーズバンプス モンスターと秘密の書」以来の作品となります。

ちなみにこの映画に出てくる敵役「腹話術人形スラッピー」は、この夏公開予定の「トイ・ストーリー4」に登場する新キャラの一人「ベンソン」にそっくりだと思うのですが、関連性はないのでしょうか?

ピカチュウの声優を担当したライアン・レイノルズにとって、今回の作品は劇場版映画で4作目に当たります。

1作目はアニメーション映画「クルードさんちのはじめての冒険」
2作目もアニメーション映画の「ダーボ」
3作目はホラーサスペンスコメディ映画の「ハッピーボイス・キラー」

となります。

彼はピカチュウのモーションキャプチャーも担当し、ピカチュウの表情などを演じました。
その様子の一部が公開された動画がありますので、紹介しておきます。

「ポケモン」の声優というと、北米で一番に思い出されるのが、故ロビン・ウィリアムスだそうです。

彼は初代の作品からずっとオーキド・ユキナリ博士(北米版ではオーク(Ork)博士)の声優を担当していました。

今回の映画制作あたり、ピカチュウの声優に関して、誰がすべきか、という論争がファンの間で起こりました。

その中で多くの推薦を受けたのはディズニー映画実写版「ダンボ」でサーカス団長を演じたダニー・デヴィートでした。

今回の映画でピカチュウの相棒として登場するティム・グッドマンですが、その役を担当するジャスティス・スミスが、出演する俳優として最初に名前を公表されました。

彼は、2015年公開の映画「ペーパータウン」に出演していますが、その中のショッピングモールでのシーンでポケモンの主題歌を口ずさんでいた事がありました。

まさか、その4年後にポケモンの映画にキーキャラクターとして出演することになるとは、そのときは夢にも思っていなかったでしょう。

彼は2018年に「ジェラシックワールド 炎の王国」にも出演していますし、2019年公開予定の作品「All the Bright Places(邦題名未定)」でエル・ファニングとの共演することが決まっています。

今後の活躍に期待ですね。

映画内で使用された観客の声援は、2018年にテネシー州のナシュビルで行われた「ポケモンワールドチャンピオンシップス2018」の会場で録音されたものを使用しています。

制作会社関連や映画関連のトリビア

レジェンダリー・ピクチャーズの作品では配給会社をユニバーサルからワーナー・ブラザーズに変更した2作目となります。

初めてユニバーサルからワーナー・ブラザーズに変更された作品は2017年公開の「キングコング:髑髏島の巨神」になります。

レジェンダリー・ピクチャーズは2005年に映画製作会社として設立され、それ以降ワーナー・ブラザーズと共同で映画製作をしていました。

しかしレジェンダリー・ピクチャーズが制作費を自社で用意できるまで成長し、それに合わせて作品の権利保有や独自の企画を進めるようになっていきました。

またワーナー・ブラザーズも共同出資を募らずに自社独自で制作を行うようになっていきます。

その結果2013年に共同製作の契約が切れたことをきっかけにレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズは関係を解消、レジェンダリー・ピクチャーズはユニバーサルと新たに映画の共同製作の契約を5年間結んだのです。

それによって、近年はレジェンダリー・ピクチャーズの作品はユニバーサルで配給されていましたが、2016年に中国の大連万達グループに買収された)こと、また、キングコングという怪獣映画や今回のポケモン映画は、以前から提携をしていた東宝の関係からワーナー・ブラザーズを配給会社にしたという背景があるようです。

実写版映画ということもあって、本作品は北米でポケモン映画では初のPGレートの指定となりました。

PGレートとは「視聴(入場)制限はないが、子供に見せる前に保護者が内容を検討することを提案した作品」を意味します。

単なる注意喚起程度のもので、日本の映倫であれば「一般向け」に指定される可能性が高くなります

例えば、「E.T.」や「シュレック」、「Mr. インクレディブル」、「君の名は」はPG指定になっていますので、どの程度の影響が子供にある作品かは、想像がつくかと思います。。

ちなみにゲームが原作の映画で北米でPG指定された実写版作品は、9年前に公開された「トロン・レガシー」以来です。

映画の製作時点でポケモンには、7世代にわたる800種以上のモンスターが存在していました。
が、映画で登場するモンスターの数は60種を少し上回る程度です。

名探偵ピカチュウはワーナー・ブラザーズの作品として5つ目の実写&CGアニメーション映画作品となります。

「スクービー・ドゥー」
「カンガルージャック」
「スクービー・ドゥー2 モンスターパニック」
「ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦」

予告編は公開された最初の24時間で、合計で1億回以上、再生されました

ワーナー・ブラザーズ ピクチャーズのユーチューブ オフィシャル チャンネルにおいて、1作目の予告編には142万もの「いいね」がついています。

2019年に今回の「名探偵ピカチュウ」以外にも2つのゲーム原作映画が予定されています。
一つは12月21日公開予定の「アングリーバード2」、そしてもう一つは2020年5月23日(北米では今年11月8日予定)「ソニック・ザ・ムービー」です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ポケモンの実写版映画のことを初めて聞いたとき、すでにアニメーションでのポケモン映画は21作も公開されており、同じような内容であれば、わざわざ実写版を制作する必要がないのでは、と思っていました。

やはりそこら編は製作者側も感じたネックだと思います。

いくらCGでリアリスティックにポケモンを表現できたとしても、そこにはアニメキャラのような可愛さは感じることができないですから。

だからこそ、ゲームの「名探偵ピカチュウ」を原作にし、中年オジサンのようにしゃべるピカチュウという、可愛さからのギャップを出しているところに魅力を感じています。

今の時点で、予告編だけしか確認できていませんが、個人的な思いとして、このジャンルでの成功を願って止みません。

それによって新たなポケモンの可能性が開けることになるわけですから。











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