映画「ブレードランナー」はSF映画の古典名作で最高傑作のひとつと言われています。
10月27日に続編の「ブレードランナー2049」が35年の時を経て公開されますので、その前に
おさらいとして、「ブレードランナー」を紹介したいと思います。
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予告動画はこちら
キャストの紹介
リック・デッカード: ハリソン・フォード
脱走した人造人間レプリカントを処分するブレードランナー。
ロイ・バッティ: ルトガー・ハウアー
脱走したレプリカント4人のリーダー。延命方法を探している。
レイチェル: ショーン・ヤング
レプリカントを生産するタイレル社の社長秘書。
エルドン・タイレル: ジョー・ターケル
タイレル社社長。レプリカントを発明した科学者。
プリス: ダリル・ハンナ
女性レプリカント。ロイのパートナー。
ネタバレあらすじ
2019年、環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の
高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活していました。
一方、宇宙開拓のフロンティアでは遺伝子工学により開発されたレプリカントと
呼ばれる人造人間を使っての開拓が過酷な条件下で行われています。
しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、過酷な労働を奴隷的な
ものと捕らえるようになり、遂には人間に対して反乱を起こす事件が多発する様になります。
レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置としてレプリカントは4年の寿命と
設定されていましたが、後を絶たず人間社会に紛れ込もうとするレプリカントを処分する
「解任」という任務を遂行するのが、専任捜査官ブレードランナーでした。
タイレル社が開発した最新レプリカント「ネクサス6型」の一団が人間を殺害し脱走、
シャトルを奪い、密かに地球に帰還しました。
タイレル社に押し入って身分を書き換え、ブレードランナーを殺害して潜伏した
レプリカント男女4名（バッティ、リオン、ゾーラ、プリス）を見つけ出すため、
ブレードランナーを退職していたリック・デッカードが呼び戻される事になります。
デッカードは情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会します。
その時、彼の秘書レイチェルもまたレプリカントであることを見抜きますが、博士は
より完成度の高い、人間を超えるレプリカントの開発を目指しており、その実験である
と言い放すのでした。
デッカードは脱走グループが残していった証拠物から足跡をたどり、歓楽街の踊り子に
扮していたゾーラを発見し、追跡の末に射殺します。
その直後リオンに襲われ、絶体絶命のピンチを迎えますが、駆けつけたレイチェルが
に助けられます。彼女はリオンを射殺しますが、ショックを受けてしまいます。
そんな彼女をデッカードは自宅へ招きます。
未経験の感情に脅える彼女に好意を抱いたデッカードは彼女を熱く抱擁するのでした。
一方ロイ・バッティは眼球技師を脅して掴んだ情報をもとに、タイレル社の技師J・F・
セバスチャンにプリスを近づけて知り合いとなります。
さらに彼を仲介役にして、本社ビル最上階に住むタイレル博士と対面することに成功する
のでした。バッティは地球潜入の目的は、彼らレプリカントの短い寿命を伸ばす方法を
見つけ出すことで、博士に問いただします。
が、博士は技術的に不可能であり、限られた命を全うするしかない、と告げるのでした。
バッティはショックのあまり、博士の眼を潰して殺害し、セバスチャンをも殺してしまいます。
タイレル博士とセバスチャン殺害の報を聞いたデッカードは、セバスチャンの自宅、高層
アパートへ踏み込み、部屋に潜んでいたプリスを格闘の末に射殺します。
そこへ戻ってきたバッティと最後の対決に臨みますが、優れた戦闘能力を持つバッティに
かなわず、デッカードはアパートの屋上へ逃れ、そこから隣のビルへ飛び移ろうとして
転落寸前となってしまいます。
しかし寿命が尽きることを悟ったバッティはデッカードを救い上げ、穏やかな笑みを
浮かべながら命果てるのでした。
自宅に戻ったデッカードはレイチェルを連れ、逃避行へと旅立ちます。レプリカントと
して彼女の命は数年しかないにもかかわらずに。
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