映画オリエント急行殺人事件2017年のネタバレ感想とあらすじ!続編の可能性は有り?

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映画「オリエント急行殺人事件」が豪華な俳優陣で復活しました。
1974年に公開された前作は一流の監督に一流の俳優陣が連なり、大ヒットをしただけではなく、その年のアカデミー賞で6部門にノミネートされ、助演女優賞を受賞しました。

その前作に負けず劣らずの俳優陣でリメイクされており、2名のアカデミー賞女優と4名のアカデミー賞ノミネート俳優が含まれています。

個人的にエルキュール・ポアロといえば、デヴィッド・スーシェのイメージが強く、ケネス・ブラナーのエルキュール・ポアロと聞いて、ちょっとなぁ、と思っていましたが、実際に見てみると、とても味わいのある、素晴らしいポアロを演じていて、大満足でした。

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キャストの紹介

エルキュール・ポアロ: ケネス・ブラナー
アガサ・クリスティが生み出した世界的名探偵。
ピラール・エストラヴァドス: ペネロペ・クルス
オリエント急行に乗り合わせた宣教師。
ゲルハード・ハードマン: ウィレム・デフォー
オリエント急行に乗り合わせたドイツ人教授。
ドラゴミロフ公爵夫人: ジュディ・デンチ
フランスに亡命したロシア貴族。犬を二匹連れて列車に乗り込む。
サミュエル・エドワード・ラチェット: ジョニー・デップ
アメリカ人の実業家。誰かから狙われていると、かなり警戒をしている。

ネタバレあらすじ

1934年の冬、エルキュール・ポアロはエルサレムでの事件を解決した後、休暇を楽しむため、トルコのイスタンブールへ向かいました。

インタンブールで友人で国際寝台車会社の重役、ブークと再会します。
その再会の席でロンドンから至急の依頼用件の電報が届き、休暇を切り上げてロンドンに戻らなくてはならなくなりました。
ブークはそんなポアロに対し、オリエント急行に急遽、乗車できるように取り計らうのでした。

駅に着くと列車は満室で、ポアロが入るための個室がありませんでした。
仕方なく、ヘクター・マックイーンが一人で使用していた2等寝台の部屋に相部屋となります。

しかし次の日、車掌のピエール・ミシェルの尽力で、ヘクター・マックイーンが別の乗客との相部屋に移ることで、ポアロは個室を得ることができます。

同じ日、ポアロはヘクターの雇い主でアメリカ人ビジネスマンのサミュエル・エドワード・ラチェットから列車が終点のフランス・カレーに到着するまでの3日間、ボディーガードとして雇いたい、と破格の報酬とともに依頼を受けます。

ラチェットは脅迫文を何通も受け取っており、護身用に銃も携帯していました。

が、ポアロは、ラチェットの雰囲気、話し方などに違和感を覚え、彼の依頼を断ります。
ポアロの得意としているのは、事件の解決であって、事件の予防ではない、というのが、ラチェットに伝えた、表向きの理由でした。

その夜、眠りに落ちる前にポアロはキャロライン・ハバード婦人が車掌のミシェルに男性が部屋に忍び込んでいた、という抗議のクレームをいれている声を聞きます。
ミシェルは廊下の椅子に座っていたが、誰も見ていないので気のせいではないか、といい、ハバード婦人もそれ以上の証拠がないため、引き下がざるを得ませんでした。

その後、眠りについたポアロでしたが、隣のラチェットの部屋からの変な物音とうめき声で目が覚めます。
廊下に顔を出して確認した所、車掌のミシェルがドアをノックして声をかけるとフランス語で「なんでもない」と返事がありました。

ポアロはベッドに戻って横になりますが、すぐに誰かが彼のドアをノックします。
不機嫌になりながら扉を開けると赤いナイトガウンを翻して廊下を遠ざかる女性の後姿が見えるだけでした。

その後は静かになり、ポアロも眠りにつきます。
が、悪天候から雪崩が発生。雪が線路に覆いかぶさってしてしまい、機関車がその雪に突っ込んでしまいます。その衝撃で多くの乗客はベッドから投げ出され、人によっては扉から廊下に投げ出されてしまうのでした。

翌朝、ラチェットとアンドレニ伯爵夫婦・ポワロ以外が食堂車に集まり、ブークより状況の説明を受けていました。

機関車は雪に乗り上げて立ち往生しており、手の施しようもありません。
が、次の停車駅であるブロドに定刻通り到着しないことに、異変に気づく職員が、救助に向かっているので、暖房も食料も豊富にある列車内で安心して待っていればいいのですが、乗客の何名かは乗り継ぎやその後の予定に間に合わないのでは、と不満の声をあげます。

ラチェットの執事であるエドワード・ヘンリー・マスターマンが用意された朝食をもってラチェットの部屋の扉をノックしますが、返事がありません。

ちょうど部屋を出たポアロはドアの隙間から感じられる冷気に気づき、マスターマンにブークとアーバスノット医師を呼ぶように言い、ドアの鍵を壊して部屋の中に入ります。
そしてラチェットの他殺死体を発見するのでした。

アーバスノット医師の見立てで死亡推定時刻は真夜中から2時までの間ではないかと、推測されます。

医師を食堂車に戻し、ポアロとブークは部屋の中を調べて遺留品を集めます。
見つかったのは1時過ぎを指して壊れて止まっている時計、パイプを掃除するためのハケ、Hのイニシャルの入った上等なハンカチ、そして灰皿の上に残っている紙の燃えカスでした。

また、ラチェットの遺体には12のナイフによる刺し傷があり、それぞれの傷は全く異なっていました。深かったり、浅かったり、右手で刺したものも左手で刺したものもあり、全く一つとして同じものはありません。

ブークはポアロに事件の解決を依頼し、ポアロはそれを受けて調査を開始します。

ポアロは紙の燃えカスに何らかの文字が見受けられることから、燃えカスを下から加熱して燃やすことで一時的に文字だけを浮かび上がらせます。

そこに書かれた文字は、「小さいデイジー・アームストロングのことを忘れ」という言葉でした。

デイジー・アームストロングとはかつてアメリカでおこった誘拐事件の被害者で、自宅の寝室から連れ去られ、身代金が支払われたにも関わらず、殺されて遺体で発見された少女の名前でした。

母親のソニア・アームストロングは第2子を身ごもっていましたが、デイジーの訃報を知るとショックで早産を起こしてしまい、子供ともども亡くなってしまいます。

父親のジョン・アームストロングもポアロに事件の解明を依頼する手紙を出していましたが、家族を失った悲しみから自ら命を断ってしまいました。

また、警察は乳母のスザンナに誘拐の共犯容疑をかけて尋問していましたが、彼女は自ら命を絶ち、しかも彼女の死後、無実であることが分かったのでした。

昨晩、部屋に男が忍び込んでいたと訴えていたハバード夫人は部屋から列車車掌の制服のボタンの一つが見つかったと言って、証拠としてポアロに渡します。

ポアロはハバード夫人に尋問した後、残りの乗客の一人ひとりに尋問を行います。
そのうちの何名かはアームストロングと直接関係があることがわかるのでした。
いっぽうで、全員が他の数人の乗客によるアリバイも証明されてしまいます。

ドラゴミロフ公爵夫人はソニア・アームストロングのゴッドマザーで、ソニアの母親の友人でしたし、ラチェットの秘書マックイーンの父親は、デイジー・アームストロング誘拐事件を担当しており、スザンナの自殺に追いやったとして世間から大変な非難を受け、失意のうちに亡くなっていたのでした。

さらにマックイーンはラチェットに隠れて財産の横領もしており、その証拠の書類を処分しようとしたところを、ポアロに見つかっていましたが、殺人の関与は否定していました。

また、ドイツ人教授と名乗っていたゲルハード・ハードマンは、ドイツ人を演じていた探偵で、ラチェットより護衛の依頼を受けて列車に乗り込んだとポアロに証言します。

さらに初めはジョン・アームストロングのことなど全く知らないと証言していたアーバスノット医師でしたが、密かに恋仲になっていたメアリ・デブナムがポアロによって、アームストロング家の家庭教師であったことを曝露されると、彼女を守るため、ポアロの右肩を狙撃し、かつてアームストロング大佐と一緒に従軍したスナイパー兵で、その後、大佐の援助で医師となったこと、二人でラチェットを殺したことを明かします。

デブナムを逃した後、ポアロにとどめを刺そうとしますが、駆けつけたブークのために反対に捕まります。しかしポアロはアーバスノット医師がラチェットを殺したとは信じていませんでした。

ハバード夫人が主張していたボタンの取れた車掌の制服がやがて見つかり、赤いナイトガウンもポアロのカバンの中から見つかります。

そしてハバード夫人が何者かに背中を刺される事件も起こり、まだ犯人は列車内にいることがわかるのでした。

やがて運行に邪魔な全ての雪が除去され、機関車がレールの上に戻されていつでも出発ができるようになった頃、ポアロは13名の乗客と車掌を車外に出し、辿り着いた謎解きを披露します。それは2つ、ありました。

一つ目は単純な物で、ラチェットに恨みのある何者かが暗殺者を列車に送り込み、ラチェットを殺害。そして列車外に逃走したというものでした。

しかしそれにはブークが納得しません。残された車掌の制服やハバード夫人が襲われたことなどの説明がつかないからです。

ポアロは二つ目の謎解きを話し始めるのでした。
ここにいる13名の容疑者は全員、アームストロング家に何らかの関係があるというのです。

ラチェットの執事であるマスターマンは、戦時中アームストロング大佐の従者として仕え、戦後、アームストロング家の執事となっていました。

エレーナ・アンドレニ伯爵夫人はソニア・アームストロング夫人の妹でデイジーの叔母にあたりました。
夫のルドルフアンドレニ伯爵は事件後、姉と姪をなくしたショックで病んでしまった妻エレーナを深く愛し、介護を続けていたのでした。

ドラゴミロフ公爵夫人のメイドであるヒルでガルデ・シュミットはアームストロング家のシェフでしたし、ピラール・エストラヴァドスはデイジーの乳母で、事件当夜、飲酒のために寝込んでしまっていて、デイジーがさらわれたのでした。

ベニアミーノ・マルケスはジョン・アームストロングに資金を出してもらってビジネスを成功させたという過去がありました。

車掌のミシェルは無実の容疑をかけられて自殺したスザンナの弟で、ハードマンはかつてアメリカで警察官をしており、スザンナの恋人でした。

ハバード夫人はというと、本名はリンダ・アーデンというニューヨークで活躍した舞台女優で、ソニア・アームストロングの母親、デイジーの祖母だったのです。

ハバード夫人はポアロに全てを見破られたことに観念して、今回の計画は彼女が立て、他のメンバーを集めて実行に移したことを白状するのでした。

殺人のあった夜、エレーナ伯爵夫人を除く12名が、薬を飲ませて眠らせたラチェットの寝室に忍び込み、一人一刺しすることで復讐と正義を敢行したのです。
当初の計画にはなかったポアロの突然の乗車というハプニングに、13名はいろいろな小細工をすることで、単独犯の仕業と見せつけようとしましたが、とっさのことで詳しい打ち合わせを行う事もできず、取ってつけたような矛盾の残る小細工になってしまったのでした。

ハバード夫人はすべての罪を一人でかぶって罰を受けるので、他の12名を助けてほしいとポアロに懇願します。
復讐を遂げた今、生きていく目的もなくなったのだから、と。

ポアロは持っていたリボルバーを13人の前に置き、もし秘密を守りたければ、ポアロの口を封じるように言って、背を向けます。
ハバード夫人はそのリボルバーを手にすると、ポアロを撃つのではなく、自分の下顎にあてて引き金を引くのでした。

全員の悲鳴とともに、撃鉄が落ちる音が響きます。リボルバーには弾が込められていませんでした。

列車は動き出し、次の停車駅、ブロドに向けて走っていました。ブロドにはユーゴスラビア警察が待っており、ラチェット殺害の真相をポアロから聞いて、対処をするものと思われ、12人の乗客と車掌のミシェルは静かに、物思いにふけって誰も話をする者はいません。

ブロドに到着し、ポアロが警察に話をしているのを、全員窓越しに眺めています。
やがて車内にもどったポアロは荷物をまとめると、皆が集まる食堂車にやってきて静かに話し始めるのでした。

警察には一つ目の解答、何者かが列車内に忍び込み、ラチェットを殺して逃走した、と報告し、警察もそれに納得したこと、そして死ぬまで二つ目の解答は誰にも話さないことを約束し、列車を後にします。

走り去る列車を見送ったポアロは迎えに来たメッセンジャーからナイル川で起こった殺人事件のことを聞き、その調査に向かうのでした。




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