詳細なネタバレあらすじ
1996年、ニューハンプシャー州のブラントフォードという町で浜辺をランニングしていた男性が、ボードゲームを拾います。
このゲームこそ、前作で27年前にアランとサラが橋の上から捨てた「ジュマンジ」でした。
家に持って帰り、息子のアレックス・ヴリークに渡しますが、アレックスは今どき、誰がボードゲームなんかするんだ、と部屋の隅に放り出してビデオゲームを始めるのでした。
その夜、ジュマンジはビデオゲームから情報を入手してゲームカセットに変化します。
夜明け前にふと、目を覚ましたアレックスは新しいゲームに気が付き、始めるのでしたが、ゲームの中に吸い込まれてしまうのでした。
20年後の2016年、ブランドフォード高校に通う4人の学生が、居残りをさせられることになり、学校の一室に集められます。
ゲームオタクのスペンサー・グリフィンは、かつて幼馴染で今では学校のアメフト部の花型選手であるアンソニー・フリッジ・ジョンソンの宿題のエッセイの代筆を買って出ました。
それによって昔のようにアンソニーとつるんで行動することができれば、という期待からでしたが、代筆をしたことが学校のばれ、二人とも罰を受けることになったのです。
SNS大好きのナルシスト、ベサニー・ウォーカーは少し前に別れた彼氏からSNSに上げた写真に対するリアクションがないことを気にしすぎて、英語の小テストの最中に女友達とビデオチャットしていた為、でした。
マーサ・カプリーの場合は、体育の時間、積極的に授業に参加しないことを教師に注意されたのに、それに反論したためです。
4人は学校長に連れられ、地下室の一室で、山のように積み上げられた雑誌をリサイクルするために、中綴じのホッチキスの針を外すように指示されます。
言われたとおりに作業するスペンサーとマーサでしたが、ベサニーは携帯電波の受信ができる位置を探すのに忙しく、フリッジは地下室に納められているガラクタを見て回っていました。
そしてフリッジはジュマンジがセットされたゲーム機を見つけます。
スペンサーと二人で部屋にあったテレビに接続、ゲームのオープニング画面が現れて5つのキャラのうち一つを選べ、という指示が浮かび上がります。
そのうちのパイロット、ジェファーソン・シープレイン・マクドノーは選択できない事に気がついたスペンサーは、考古学者のスモルダー・ブレイブストーンを選びます。
フリッジは名前にムース(ヘラジカ)が入っていることから動物学者のフランクリン・ムース・フィンバーを選び、ベサニーはシェリーという可愛らしい名前がついていることからセクシーな天才キャラだろうとシェルドン・シェリー・オベロン教授をチョイス。
みんなから誘われ、嫌々ながら最後に参加したマーサは残ったルビー・ラウンドハウスを選び、ゲームスタート。
するとみるみるうちに4人の体が消えて亡くなり、ゲーム機の中に吸い込まれていくのでした。
全員が空から出現して落下していき、ジャングルの中に着地します。
パニックになって状況を理解しようと大騒ぎをしますが、しばらくして彼らはゲームの中で、選んだゲームのキャラとして存在していることに気がつくのでした。
スペンサーの選んだスモルダーは弱点のまったくない、筋肉ムキムキの考古学者にして冒険家。
フリッジは本当は名前にムースではなくマウスがつく小柄な動物学者で、しかも彼が持つバックパックにはスモルダー用のどんな武器でもいれて持ち運べるスモルダーのサポートキャラでした。
ルビー・ランドハウスはスタイル抜群の女性格闘家で、ベサニーの選んだシェルドン・シェリー・オベロン教授は小太りの中年男性だったのですが、自分の姿を確認したくて駆け寄った川の水に写った姿を見て、ショックを受けて絶叫していたシェルドンは、突然、川の中から現れたカバに丸呑みにされてしまいます。
突然の出来事に、驚いて呆然としていた3人ですが、シェルドンが空から再び現れ、腕に書かれた3本の入れ墨のうちの1本が消えていることに気がついたとき、一般のゲーム同様、ライフが3つまでで3回死ぬとゲームオーバーになるらしいことを認識します。
そんな4人の前にジープに乗ったナイジェルと名乗る男性が現れます。
4人を車に載せ、ナイジェルはこの世界とゲームの目的を4人に説明するのですが、何かと会話が噛み合いません。
実はナイジェルはNPCキャラクターで決まった反応以外できないのでした。
ナイジェルが説明するゲームの目的は、スモルダーのパートナーで考古学冒険家のラッセル・ヴァン・ペルト教授が盗み出した魔法の宝石、「ジャガーの瞳」を
取り戻すことだといいます。
宝石を盗んだことでラッセル教授は魔法に支配されて悪人となり、ジャグルも呪われてしまいました。
ナイジェルはなんとか宝石をラッセルから盗み出しましたが、これをジャガーの石像に戻さなくてはならず、それが4人のクエストになるのです。ジャガーの石像の正しい場所に戻りた後、「ジュマンジ」と叫ぶことで呪いはなくなるのでした。
ナイジェルと別れ、石像を目指しますが、初期装備として持っていた一部がない地図はシェルドンしか読むことができません。
それぞれのキャラに特技と弱点があり、特技を生かして互いに協力しゲームを進めてていく必要がありました。
しかしラッセル教授の一味に襲われ、それぞれの特徴を理解しながら反撃し、命からがら逃れるのですが、ルビーがライフ1つ失います。
さらに現実世界ではマッチョなスポーツ選手だったフリッジが、この世界ではスモルダーのサポートキャラでしかないことに怒りを爆発させます。
その喧嘩でスモルダーはライフ1つ失うことになるのでした。
なんとか喧嘩を納め、ゲームから脱出しないといけないということで、渋々お互い協力することにします。
一方でベサニーとマーサは互いに相手が自分のことをこう思って嫌っているのではないかと口論をしますが、それが結果的には互いをより理解するための手助けになり、徐々に心を開き始めます。
そして一行は町にたどりつくのでした。
ここでゲーム攻略のキーアイテムの一つを見つけるのですが、その際にアイテムを守っているブラックマンバという毒蛇に4人で対峙して撃退したことで4人の絆が少し深まります。
が、その後すぐ、ラッセル教授の手下が4人に襲いかかります。
スモルダーの力で数人をのしてしまいますが、ラッセル教授と銃を持った新手が現れて、逃げ出す羽目に。
そこにジェファーソン・シープレーン・マクドノーが4人の救助に来ます。ジェファーソンの手引きで下水道を伝って彼の隠れ家に避難するのでした。
ジェファーソンは5人目のキャラでプレイヤー名はアレックス。隠れ家は前作のキャラクター、アラン・パリッシュによって建てられたものでした。
4人は欠けた地図がクリアーに必要なアイテムだと思っていましたが、5人目のキャラ、ジェファーソンこそがクリアーに必要な欠けたパーツであることに気が付きます。
その一方でアレックスはゲームに取り込まれてから数ヶ月だと思っていましたが、実際には20年が経過していることを知り、ショックを受けます。
アレックスが急に行方不明になった事件は4人が生活する現実世界でも語り継がれており、アレックスの父親はそれ以来、おかしくなってしまって狂人扱いされ、家も廃墟同然でお化け屋敷のようになっていたのでした。
4人は落ち込むアレックスを慰め、必ずゲームから脱出させると約束するのでした。
ジャガーの石像にたどりつくため、ラッセル教授の手下が見張っているヘリコプターを盗み出す計画に出ますが、見張りの気を引くためにルビーが色仕掛けを使うことになります。
が、マーサにそんな経験は全く無く、ベサニーによって特訓を受けることになるのでした。
時間はかかったものの、一通りマスターしたということでルビーが色仕掛けを実行します。
しかし、その出来はもはやパロディーの域。相手がNPCで一定の反応しかできないのが、逆に助けになり、いきなり襲われることはありません。
が、計画は全くの失敗に終わります。
ルビーは色仕掛けでなくダンスファイト・テクニックで見張りをやっつけることにし、これが見事に成功。
残りは無事にヘリコプターをダッシュして空へ飛び立つのですが、応援に駆けつけたラッセル教授の手下たちの銃撃にあい、ヘリが故障して高く飛び立てなくなります。
そのまま切り立った崖の間に入り込み、飛行し続けますが、サイの群れが低空飛行を続けるヘリコプターに体当たりを繰り返し、そのはずみで、フランクリンが宝石を落としてしまいます。
スモルダーの活躍で故障箇所は直ったものの、宝石はサイの群れに守られたまま。
スモルダーはフランクリンのライフが2つ残っていることを利用して、宝石を取り返す作戦に出ます。
フランクリンをヘリから落とし、おとりにします。サイがフランクリンを追っていなくなったスキにスモルダーが宝石を取り返すのでした。
その後、サイによってフランクリンは踏み潰されますが、生き返って空から降ってくるのをスモルダーがヘリから受け止めて合流しました。
無事、崖を離れ、地上に降り立って無事を喜ぶのですが、ジェファーソンは蚊に刺されます。
実はジェファーソンの弱点は蚊に対するアレルギーで、既に2回ライフを失っていました。
これで3つのライフを使い果たし、ゲームオーバーになってしまうかと思われましたが、シェルドンが人工呼吸と心臓マッサージで応急手当を始めます。
それによってシェルドンのライフの一つがジェファーソンに移り、ジェファーソンは生き返るのでした。
ジャガーの石像近くまで辿り着いた一行にジャガーを従えたラッセル教授が立ちふさがります。
ここでスモルダーが一人でジャガー像に向かうのですが、1ライフ失い、自信を失います。が、フランクリンに諭され、チームとしてジャガー像にたどりつく作戦を実行します。
スモリダーが宝石を持って象に近付くと見せかけ、囮になり、さらにジェファーソンとシェルドンがスモルダーの囮となって惑わします。
が、実は宝石はフランクリンが持っており、それに惑わされたラッセル教授はまんまとだしぬかれ、5人は見事にジャガー像のたもとまでたどりつくのでした。
しかしフランクリンは教授の操るジャガーに襲われ、宝石を投げ出していまします。
ルビーはスモルダーに宝石を取って渡すことを約束し、宝石の後を追いかけます。
スモルダーは石像の額に宝石を埋め込む為に石像に登り始めるのでした。
宝石が投げ出された場所は無数の蛇がたむろしていました。
ルビーは慎重に進んでなんとか宝石を取り戻します。
しかしその背後にラッセル教授が迫り、蛇たちを操り始め、宝石を渡すように要求するのでした。
絶体絶命かと思われましたが、ルビーはわざと蛇に噛まれてライフを一つ失います。
そして宝石を持ったまま、最後の1ライフで蘇り、空から落下するのでした。
スモルダーはルビーが宝石を持って空から落下してくることに気が付きます。
そしてルビーから宝石を受け取り、額の穴に戻して、5人で一斉に「ジュマンジ」と叫ぶのでした。
ナイジェルが現れ、ゲームを無事クリアーしたことを5人に告げます。
そして一人ずつと握手するのですが、それが現実世界に戻る合図でした。
しかし現実世界に戻った4人の前にアレックスはおらず、どうしているかもわかりませんでした。
その学校の帰り道、廃墟同然のお化け屋敷のようだったヴリーク家が他の家と変わらない、きれいなクリスマスの飾り付けをされた家になっていることに気が付きます。
家の前にクリスマスツリー用の気を屋根の上にのせたバンが止まり、中から女の子が「おじいちゃん!」と言って走り出してきました。
運転していた中年の男性は赤ん坊ののったかごを車からだし、ツリーを下ろすことを父親とはなしていて、フト4人組に気が付きます。
父親に待つように言って4人に近づいてきた男性は、以前に見たことのない人でしたが、4人の名前を一人ずつ当てていくのでした。
彼はアレックスで、ゲームを始めた20年前の夜にもどり、そこから普通に成長して家族を持っていたのでした。
アレックスは赤ん坊をアンディーだと4人に紹介します。そして女の子の名前はベサニー、彼の命の恩人の名前を貰ったとつげました。。
現実世界に戻った4人は、親友になっており、ベサニーは自分よりも他人のことを思いやるようになった上、夏休みにバックパックアドベンチャーに行く計画を立てていました。
スペンサーとマーサはお互いのことを好きになっており、キスをかわします。
そんな4人にジュマンジのドラムが聞こえてきます。
4人は学校の裏にゲーム機を持ち出し、ボーリングの球を使って粉砕し、二度と誰もプレイできないようにするのでした。
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