映画ファウンダーハンバーガー帝国の秘密のネタバレ感想とあらすじ!レイの移動距離はハンパない!?

映画

映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」はマクドナルドを世界規模のレストラン
フランチャイズチェーンにしたレイ・クロックのサクセス・ストーリーです。

成功するまでのは山あり谷ありで、面白いのですが、この映画の醍醐味は主人公を善玉と
して使われておらず、冷徹なビジネスマンの姿もしっかりと紹介されています。







予告動画はこちら

キャストの紹介

レイ・クロック: マイケル・キートン
マクドナルドをフランチャイズ化して全世界へ展開させた男。
エセル・クロック: ローラ・ダーン
レイの妻。夫の夢に懸命にサポートするも成功しないレイの夢に疲れつつある。
マック・マクドナルド: ジョン・キャロル・リンチ
「マクドナルド」ハンバーガーショップを作り上げた兄弟の兄。
デッィク・マクドナルド: ニック・オファーマン
兄のマックとともに効率的な「マクドナルド」のスピーディーシステムを作り上げた。

ネタバレあらすじ

1954年、レイ・クロックはプリンスキャッスル社のミルクシェイクメーカーの営業として
アメリカ中を旅してまわり、いつか大きく成功することだけを夢見ていました。

一方、イリノイ州のアーリングトンハイツにある自宅では妻のエセルが、レイを支えつつも
食べていけるだけの稼ぎで静かに暮らしたいと願っていました。

いつ心が折れても仕方がないような、失敗続きの飛び込み営業の連続の中、南カルフォルニア
のサンバーナーディノのドライブインレストランから普通ありえないような大型契約が
発生したことに驚き、レイはそのレストランを見に、車を走らせるのでした。

そのレストランとはマクドナルドで合理的なサービス、コスト削減、高品質に加え、子供
連れの家族が利用しやすい温かい雰囲気にあふれていました。

レイはマクドナルド兄弟のモーリス”マック”マクドナルドとリチャード”ディック”マクド
ナルドより店の中を見せてもらい、高品質と効率化が彼らの店の最大の売りであることを
実際にハンバーガーを調理している現場を通して教えられます。

興味を持ったレイは兄弟二人を夕食に誘い、彼らが以下に今のシステムを構築したかの
話を聞き入るのでした。

次の日、レイは兄弟にフランチャイズ化を提案します。が、既に彼らは数件試しており、
その結果は悲惨なものであることがわかります。
フランチャイズ店は兄弟が考案した方法をきちんと守ることをせず、勝手にメニューを
増やしたりして、経営内容は最悪な結果しか出ていませんでした。

レイはそれでも兄弟にフランチャイズ化を行うように進め、すべての仕事を引き受けると
提案します。兄弟は契約書にて何か変更をする場合には兄弟による書面での許可を取り付け
手から出ないとできないという約束をして
、フランチャイズ化の合意を得るのでした。

まずレイは手始めにイリノイ州で、フランチャイズ店をオープンさせるように動きます。
レイとエセルがメンバーとして参加しているカントリークラブの裕福な投資家を口説いて
数件のフランチャイズ店をオープンさせるところまでこぎつけますが、マクドナルド兄弟が
直面した同じ問題が起こります。

そこで、レイはフランチャイズ店の売り先を中産階級の投資家にかえました。
彼らは自身の店としてマクドナルドの手法を守って一所懸命働いて成功し、瞬く間に
フランチャイズ店はアメリカ中部を席巻します。

そんな中、レイはミネソタで高級レストランのオーナーであるロリー・スミスとその妻
ジョーンに出会い、彼らもマクドナルドのフランチャイズ店に投資して経営に乗り出す
のでした。

フランチャイズ店は順調に増えていく中で、レイはマクドナルド兄弟との契約によって
儲けの上限が決められている為に資金繰りの悪化に悩まされていました。

各店長もミルクシェイク用のアイスクリームを保管しておくための冷蔵庫経費が思いの外、
高くついてしまうことに悩んでました。

その解決策として、ジョーンが粉末状のミルクシェイクの素をレイに提案します。
それによってコストの削減は劇的に行われますが、本物志向を譲らないマクドナルド兄弟は
粉末を使うことを許可しません。

レイも自宅を抵当に入れて資金を借り入れていたことで支払いが滞り、自宅を失う可能性が
出てきてしまいました。銀行に行って条件の見直しを申し入れますが、断られてしまい
ます。

幸いなことにファイナンシャルコンサルタントのハリーが銀行とレイの会話を聞いており、
レイの会社の財務状態を細かく調べてアドバイスする事になりました。
その結果、フランチャイズ契約者へ店を出す不動産の提供をすることで、安定的な利益を
産むだけでなく、フランチャイズ契約者とマクドナルド兄弟を凌ぐことのできる立場に
なることがわかった
のです。

レイは新たに不動産会社を設立し、投資家からお金を集めます。
このレイの動きにマクドナルド兄弟は腹を立てますが、レイは意に介しません。
契約ではレストラン内の変更に関してのみ、レイはマクドナルド兄弟の許可を取る必要が
ありますが、それ以外ではマクドナルド兄弟はレイの行動に何にも指図することは
できないのでした。

この頃、レイは妻のエセルと離婚します。
その代償として財産はエセルが望むなんでも譲ることに合意しますが、ビジネスは完全に
レイ一人が所有し、エセルに譲ることはありませんでした。

ついにレイは彼の会社の名前を「マクドナルド・コーポレイション」と変え、契約の破棄と
全ての商売に関する権利を兄弟から買い取る行動に出ます。

そのニュースにマックはストレスから倒れてしまい、入院するのですが、そこにレイが
現れて空白の小切手を渡すのでした。

レイにかなわないと悟った兄弟は270万ドルと兄弟が経営していたサンバーナーディノの
レストランの所有権、それに1%の使用料を要求します。
レイは1%の使用料に関して条件より省くように逆要求をし、口約束でそれを勝ち取る
のでした。

全ての合意のあと、トイレでディックがレイと鉢合わせしました。ディックはレイに一番
初めに会ってレストランの事を話したとき、そのときにアイデアを盗まず、今になって
ビジネスを奪い取るのか、と訪ねます。
レイは本当に価値があるのはマクドナルドという名前の響きだからだとこたえるのでした。

マクドナルド兄弟はレストランを続けることはできましたが、マクドナルドという名前を
使用することは許されませんでした。
レイは向かいにフランチャイズ店をオープンさせ、兄弟の店を閉店に追い込むのでした。

映画の最後は豪邸の中でレイが自身の成功のスピーチを練習している所で終わります。
その途中で、新しいレイの妻となったジョーンが車の用意ができたと呼びに来るのでした。

エンドロールの前に、その後のことが紹介されます。
マクドナルド兄弟が受け取ることができなかった1%の使用料は、もし支払われていれば、
いまでも年間億を超えるドルが支払われていたであろうことが含まれていました。











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