映画死霊館3悪魔のせいなら、無罪。のあらすじをネタバレ有で分かりやすく解説!

あらすじ

映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」は人気シリーズ「死霊館」でローレンとエドのウォーレン夫妻が主人公を務める作品の3作目に当たります。


初回と前回同様、実際に起こった話を元にした映画ですが、今回は前2作とは異なり、家にとりついている悪霊によって住人が被害にあっている、というものではないパターンです。


そんな、これまでと少しテイストの異なるこの映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」の基本情報や予告動画やキャスト情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。










映画「死霊館3 悪魔のせいなら、無罪。」の基本情報



それでは映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして出演キャストの紹介をしておきます。

映画「死霊館3 悪魔のせいなら、無罪。」の基本情報と予告動画


『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(原題:The Conjuring: The Devil Made Me Do It)は2021年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。


1980年、1981年にアメリカ合衆国コネチカット州で実際に起きた事件を元にしたストーリー。
悪魔にとりつかれた青年が起こした殺人事件を、ウォーレン夫妻の視点から描き出していく内容。


監督はマイケル・チャベス、主演はヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソン。

本作は死霊館シリーズに属する作品であり、「死霊館 エンフィールド事件」の続編。

引用:ウィキペディア





映画「死霊館3 悪魔のせいなら、無罪。」のキャスト紹介



続いてキャスト紹介です。

ロレイン・ウォーレン



夫エドとともに超常現象を調査&研究している。



演じるのはヴェラ・ファーミガ。


エド・ウォーレン




演じるのはパトリック・ウィルソン。


アルネ・シャイアン・ジョンソン




演じるのはルアイリ・オコナー。


デビー・グラツェル




演じるのはサラ・キャサリン・フック。


映画「死霊館3 悪魔のせいなら、無罪。」の見どころ紹介










映画「」ネタバレあらすじを分かりやすく解説



それでは映画「死霊館3 悪魔のせいなら、無罪。」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

起・悪魔除霊は成功したように見えたが…



時は1980年。

アメリカ合衆国コネチカット州でウォーレン夫妻は8歳の男の子、デヴィッドに悪魔が取り付いたというグラツェル家を訪れていました。

その場には、デヴィッドの両親カールとジュディの他、姉のデビー、そしてデビーの彼氏であるアルネ・シャイアン・ジョンソンがいました。

デヴィッドに本当に悪魔が取り付いているのかどうか、調査を行なった後、デヴィッドは就寝するために彼の部屋のベッドで休むことになります。

デヴィッドが部屋に戻った後、ゴードン神父が到着し、調査のメンバーに加わります。

ウォーレン夫妻はデヴィッドが悪魔にとりつかれていると確信し、除霊の儀式を行うことにしていたのでした。


アルネに自分の部屋まで連れてきてもらって寝かされたデヴィッドでしたが、異様な物音に気が付き、飛び起きて部屋に備え付けてあるバスルームに逃げ込みます。

そしてバスタブの中に隠れ、シャワーカーテンを閉めるのでした。

と、今度はバスルームの扉が激しくたたかれて揺れます。

急に物音がしなくなって静けさに満ちたバスルーム。

ふと上を向くと、シャワーカーテンのレールをつかむ、やせ細った腕が見えますが、それはゆっくりと視界から消えていくのでした。

が、次の瞬間、蛇口が勝手にひねられてシャワーがデヴィッドに降り注ぎます。

それは真っ赤な血のシャワーであり、デヴィッドはパニックを起こして大声て助けを求めるのでした。


デヴィッドの悲鳴を聞きつけ、両親とウォーレン夫妻、神父が駆け付けます。

ベッドの上にデヴィッドの姿がなかったため、バスルームの扉をあけようとしますが、カギがかかており、、カールはドアをけ破って中に入るのでした。


中は電気はつけられておらず薄暗かったのですが、洗面台の鏡が割れているのが確認できます。

デヴィッドの安否を気遣って声をかけるカールでしたが、急に暗がりからデヴィッドが走り寄ってきて、手に持った割れた鏡の破片をカールの足に突き立てます。

その表情は、8歳の幼い男の子とは思えない、狂暴で恐ろしいものでした。


エドはデヴィッドをカールから引き離し、激しく暴れるデヴィッドを何とか抑えてダイニングルームに連れて行きます。

そして神父に向かって今すぐに除霊を行わなくてはならないと叫び、ジュディ、デビー、アルネとエドの4人が、デヴィッドの手足を机に押さえつけるのでした。


神父は戸惑いながらも除霊を始めます。

デヴィッドはずっと暴れたままで、人間の体出は不可能な動きをして、押さえつけている4人から逃れようとしていました。

その時、ロレインもデヴィッドの体を押さえようと触れるのですが、触れた瞬間、不思議な映像が頭の中に広がります。

何かを作っている。
机のようなものの上に並ぶろうそく。

およそ、何が何だかわからない映像に、ロレインは驚いて固まるのでした。


散々暴れても自由になれないデヴィッドにとりついた悪魔は、食器戸棚を扉を開け、ポルターガイストのように皿を飛ばして5人に攻撃を加えます。

皿の一枚が神父の頭部に当たり、神父は気を失って床に倒れて、除霊を続けることができなくなったのでした。


悪魔が乗っ取ったデヴィッドは、手足を押さえつけていた4人から自由の身なると、エドにとびかかります。

デヴィッドの攻撃を受けたエドは突然胸を押さえて苦しみだすのでした。


デヴィッドにとりついた悪魔がエドに危害を加えていることに気が付いたアルネは、デヴィッドをエドから引き離します。

そして彼に代わって自分にとりつくように叫び、デヴィッドを助けようとするのでした。

必死のアルネの叫びに反応したのか、デヴィッドの顔から悪魔の狂気が無くなっていきます。

同時に、アルネの表情が一変したのを薄れゆく意識の中で、エドはしっかりとと確認したのでした。


騒ぎは収まり、超常現象は止みます。

ロレインはエドにかけより、安否を気遣いますが、エドは返事をしません。

救急車を呼んでエドは病院で治療を受けることになり、心臓発作でかなり危険な状態にまでなっていたことが分かるのでした。

こうしてエドは意識を失ったまま、病院に入院することになります。


この夜の除霊によってデヴィッドは元に戻り、グラツェル家に平和が戻ります。

デビーが働いているケンネルの二階に部屋を借りているアルネは、仕事に来たデビーに、完全に一段落したら二人で町を出よう、とプロポーズともとれる誘いをするのでした。


が、一方で、、だんだんとアルネの周りでおかしなことが起き始めます。

デビーの家で開かれたバーベキューの手伝いに来ていたのですが、下味をつけてあった肉を取りに台所に戻ったアルネの前で、カウンターの上に置かれていたシリアルの箱がひとりでにカウンターの向こう側の床に落ちてしまいます。

不審に思ったアルネは箱を見に行きますが、そこからネズミが飛び出してきて、居間のほうへと走っていくのでした。

その走っていったほうへ行ってみると、壁に黒く変色した、指より少し大きいくらい穴が開いていることに気が付きます。

不思議に思い、穴に近づいて中の様子を伺いますが、真っ暗で何も見えません。

気になるものの、そこから離れようと振り返ると、真っ黒で異様な姿をした人物が立っており、アルネはあまりの驚きに床に伸びてしまうのでした。


また、木を切る仕事をしていたアルネでしたが、仕事で仲間ととある内の庭木の手入れに来ていました。

そのうちの一本に登って、邪魔な枝をチェーンソーで切断しようとしているのですが、なぜかエンジンがかかりません。

エンジンをかけようと悪戦苦闘しているアルネの後ろ、家の二階の窓の一つのカーテンがゆっくりと開き、黒ずくめの細い人物がアルネの様子をうかがっているのでした。

異様な視線に気が付いたのか、アルネは振り向きますが、そのころには人影は無くなっていました。

と途端にチェーンソーのエンジンが勝手にかかり、驚きのあまり地面に落としてしまいます。

ちょうど近くを歩いていた仲間の一人は、それに驚き、アルネに怒声を浴びせるのでした。


仕事を終え、下宿先に帰宅したアルネですが、体調がすぐれません。

ふらふらとしながら車を降りると、まずデビーが出迎えてくれます。

その後ろから、ビールを片手に酔っぱらった家主のブルーノ・ソールズが近寄ってきて、アルネに壊れたレコードプレイヤーを直すように頼みます。

体調がすぐれず、気が進まなかったものの、酔っぱらったブルーノのしつこさに負け、プレイヤーを直したアルネ。

ブルーノは直ったことに上機嫌となり、大音量で音楽をかけ始めます。

デビーがその音に驚いて止めにやってきますが、そんなデビーに一緒に踊ることを強要するブルーノ。

一方でアルネの様子はどんどんと悪くなっており、大音量の音楽もわんわんとなっています。


そのころ、病院でずっと昏睡状態のままであったエドがようやく目を覚まします。

気を取り戻したエドに安心したロレインと娘のジュディ。

そんな二人にエドは慌てた様子で悪魔のことを確認します。

デヴィッドの様子はあれから完全に良くなった、と安心させるように話すロレインでしたが、エドは、デヴィッドではなく、アルネのことだ、と返し、悪魔はデヴィッドから離れアルネに取りついているはずだ、と叫びます。

ロレインに警察へ電話し、アルネの保護を求めるように依頼するのでした。


エドの心配通り、アルネは完全に何かの支配下にある様子でした。

彼は朦朧とする頭でブルーノとデビーに目をやると、嫌がるデビーにブルーノが無理強いをさせているようにみえます。

そこでいきなり、デビーの手を取って部屋から逃げ出すのでした。


実際には辟易しながらも酔っぱらったブルーノのことだから、と適当に相手をしていたデビーだったのですが、突然のアルネの行動に戸惑います。

ブルーノも同じで、何が起こったのか理解できないという感じでアルネとデビーを追いかけるのでした。


が、アルネにとっては、追いかけてくるブルーノがとても恐ろしい、人間とは思えない怪物のように映っていました。

恐れおののいて床に倒れこみ、迫ってくる怪物のようなブルーノに完全のおびえています。

そして床の上に落ちたナイフを拾うと、そのナイフでブルーノを刺してしまうのでした。


ロレインの電話を受け、警察のパトカーがアランのケンネルへ向け、道を走っています。

その反対側から、呆然としたようにゆっくり歩いて来るアルネ。

その様子を不審に思った警官はパトカーを止め、アルネに話しかけるのでしたが、そんなアルネは胸から腹の部分、そして両腕にかけて返り血を大量に浴びていたのです。

そんなアルネに驚く警官でしたが、彼は、「誰かを傷つけたようですね。」と自分のしたことを覚えていないように、淡々とした口調で話しかけるのでした。

承・なぜ悪魔が取りついたのか?



アルネは捕まり、殺人容疑で裁判にかけられることになります。

地元のニュースではブルーノは22回刺されており、100年以上、平穏で静かな町に猟奇的な殺人事件が起きたことを大々的に報じているのでした。


ウォーレン夫妻はアルネを助けようと動き出します。

刑務所に出向いてアルネに面会し、聖書を読ませてみました。

するとアルネはいつも通り、聖書を朗読することができ、今の時点で悪魔にとりつかれているわけではないという判断をせざるを得ません。

一方で二人は現場にいたデビーからの目撃証言、ブルーノを傷つけている最中のアルネは、今まで見たこともない、人間離れした表情であったことを聞き出すのでした。


ウォーレン夫妻はアルネの弁護を担当する弁護士のもとを訪れます。

目撃者、凶器を含む物証、全てがアルネの殺人を示しており、無実を訴えての弁護はしようがない、と弁護士は告げます。

そこで二人は、アルネが悪魔にとりつかれ、悪魔の仕業でアルネが殺人を犯した、つまり殺人の意思はアルネになかった、という論法で弁護をするように説得を試みます。

悪魔などという非科学的な単語に、鼻で笑うような態度の弁護士でしたが、そんな彼女に夫妻は、彼らの家に弁護士を招待して、保管している呪われた品々を見せることを提案します。

それを見たうえで、まだ信じられなければ、ウォーレン夫妻の提案を断わってくれていいし、今後、彼女の邪魔はしない、と二人は約束するのでした。


初公判の日、弁護士はアルネの起訴状に対し、犯行当時アルネは悪魔にとりつかれており、悪魔が彼の体を操って殺人を犯した、と主張します。

アルネ本人に殺意はおろか、人を攻撃している記憶すらなく、殺人の責任はアルネにない、と無実を訴えるのでした。

この弁護士の主張に裁判官は思わず、他のスタッフと顔を見合わせてしまうほど突拍子のない主張でした。。


初公判後、弁護士が裏情報として仕入れてきた話がウォーレン夫妻に伝えられます。

弁護士の主張は、被告に反省の色が見られないという判断が下される可能性が高く、有罪となれば死刑はほぼ確定、だそうです。

アルネを助けるには、ウォーレン夫妻は犯行時、アルネが悪魔にとりつかれていたことを証明する必要が出てきたのでした。


その証拠を探すため、ウォーレン夫妻は事件が起こった最初の出来事、グラツェル家のデヴィッドの事件を最初から洗いなおすことにします。

最初の事件は5か月前、グラツェル家が今住んでいる家に引っ越してきた日に起きました。

荷下ろしをしている最中、デヴィッドは一人、自分の荷物の入った箱を抱えて家の中に入っていき、部屋中を見て回ります。

そして彼は、部屋の中にウォーターベッドがおかれているのを見つけるのでした。


その感触を楽しんで飛び跳ねたり寝転がったりしていたデヴィッドですが、寝転んでいる最中、何か異様な雰囲気を感じ取ります。

それはベッドの中から感じるものでした。

ゆっくりと体を動かしながらおかしいと思われる場所に手をかざします。

と突然、ベッドを破って骨ばった腕が付き出てきたかと思うと、デヴィッドの腕をつかむのでした。

パニックになったデヴィッドは半狂乱になりながら腕を振りはがそうとします。

水に全身濡れながら、何とか腕を振りほどいたデヴィッドは、そのまま床の上にへたり込んでしまいました。

騒ぎを聞きつけ、家族がやってくるころにはデヴィッドの腕をつかんだ腕は消えており、後からどれだけデヴィッドが説明しても、家族のメンバーは誰も信用してくっれなかったのです。


穴の開いたベッドは捨てられ、床は水のせいでしみがついたという理由で、カーペットが覆いかぶさっていました。

しかしカーペットをめくって床のダメージを確認したエドには、このシミが水でできた者でないことが一目でわかります。

そのため、床下に何があるのか、潜り込んで確かめることになるのでした。


心臓発作の後遺症でまだ体が万全ではないエドに代わって、ロレインが中へ探索に入ることになります。

床下には大量のネズミが発生していて、ロレインを驚かせます。

しかしネズミにビビることなく、目的の地点に進んだロレインは、何かが布にくるまって地面に置かれていることに気が付くのでした。

中身が何かであることを確認したロレインは驚き、すぐさま写真を撮影しました。

布にくるまわれていたのは、魔女が悪魔を召喚するときに使う、呪いのアイテムだったのです。


これによって、デヴィッドとアルネに起こっていた出来事の背景が見えてきました。

地縛霊的な悪魔が取りついたわけではなく、儀式によって紹介された悪魔が呪う形で二人に憑依していたのです。

ロレインはエドに、デヴィッドの身に凶行が起こった夜の出来事を打ち明けます。

デヴィッドに触った途端、奇妙なビジョンを見たことを。

その時は、そのビジョンの意味が分かりませんでしたが、今となっては、凶行を起こすための悪魔を召喚していた儀式の様子を断片的に見たことを理解します。


二人は大量の呪いのアイテムの写真を現像し、それを手がかりにアシスタントのドリュー・トーマスに聞き込みを開始させるのでした。

また二人は、アナベル誕生のもととなったカルトの対処に尽力し、今では引退したカストナー神父のもとを訪れ、何か知っていることがないかを聞くことにします。


カストナー元神父は二人を快く迎え入れ、地下の秘密の部屋、多くの呪いのアイテムをしまってある部屋に案内します。

そこで二人に対し、二人が考えた通り、グラツェル家の床下で見つけた呪いのアイテムを利用して悪魔を取りつかせたい対象者を選び、儀式で呼び出した悪魔を取りつかせていたことを話したのでした。

また、アルネを救うためには呪いを終わらせなくてはならず、そのためには儀式を行っている祭壇を破壊する必要があることが分かります。


ドリューより連絡が入り、呪いのアイテムに関する新しい情報が手に入りました。

マサチューセッツ州のデンバー市で行方不明になっている女子学生ジェシカ・ルイーズ・ストロングの部屋で呪いのアイテムと同じものが発見されていたのです。

そして彼女の親友ケイティ・リンカーンは22回ナイフで刺された姿で遺体となって発見されていたのでした。

二人は急いでデンバーに向かいます。


情報を提供してくれたクレイ巡査部長と面会し、ジェシカ失踪とケイティ殺害の事件ファイルを見せてほしいと申し出ます。

しかしクレイ巡査部長は二人を信用しておらず、二人が知っている情報だけを聞き出そうとするのでした。

その態度にエドは怒りを感じますが、ロレインは取引を申し出ます。

ロレインの申し出に、クレイ巡査部長は3つナイフを持ってきてテストすることにしました。

3つのうちの一つがケイティ殺害に使われたもので、それを当てられたら信用しようというのです。


その提案に完全に頭にきて文句を言い始めるエド。ロレインの特殊な能力は見世物でない、と食って掛かります。

が、そんなエドの憤慨をよそに、ロレインは一つのナイフをあっさりと指さすのでした。

クレイ巡査部長の顔には明らかに驚きの表情が浮かび、二人のことを信用することにします。


遺体発見現場に二人を案内する最中、「確率は3分の1だし…」と負け惜しみを言うクレイ巡査部長。

そんな彼の愚痴を聞きつけてロレインは微笑みます。

ラジオからはエルビスの曲が流れており、クレイ巡査部長はエルビスにあったことがあるか?とロレインに尋ねるのでした。

ロレインは、生きているエルビスに一度会ったことがある、と答え、しばらく間をあけたのちに死んだ後も1度会った、と冗談とも本当ともとれる返事をします。

そして、現場に向かうための小道を通り過ぎたことを指摘し、さらにクレイ巡査部長を驚かせるのでした。


現場でロレインは霊視を始めます。

そしてロレインには、事件のあった晩の出来事が徐々に見え始めたのでした。

それは親友の女子学生二人が夜の森の中で楽しそうに歩いていた姿でしたが、突如ジェシカの様子が変わります。

ナイフを取り出し、ケイティを刺し始めるのでした。

ジェシカはケイティが倒れた後も執拗にナイフで刺します。

が、我に返ったジェシカは一体何が起こったのか分からず、恐怖からパニックを起こしてとある方向へ、暗い森の中を逃げ出してしまうのでした。


これらの出来事を霊視で見ていたロレインですが、そのビジョンに同調してしまい、ジェシカが取った行動そのものを、コピーして行動してしまっていました。

そんなロレインに心配したエドが声をかけますが、全く反応がありません。

そしてロレインはおびえて急に走りだした為、エドは彼女の後を必死で追いかけます。

病み上がりの体でなかなか追いつけませんでしたが、ロレインが走っていく先にはダムに通じる断崖絶壁があることに気が付き、夢中で追いかけます。


完全に霊視の影響かにあったロレインでしたが、崖ぎりぎりで正気を取り戻します。

振り向いてエドが追いかけてきていることに気が付くと、助けを求める表情をしますが、その瞬間、崖の下からこの世のものとは思えない腕が伸びてきてロレインの足首をつかみ、そのまま崖下に引きずり込もうとしたのでした。

それを見たエドは身を投げ出してロレインの腕をつかみ、何とか彼女を引き上げて助けます。

そこにようやく追いついたクレイ巡査部長が現れますが、ロレインは恐怖で震える声で、この下にジェシカの遺体がある、と告げるのでした。


現場には大勢の捜査陣が遺体収容のために集まって、夜を徹して作業をしていました。

呼ばれた救急車で治療を受けるエドとロレイン。

エドは心臓発作からの回復するために服用しないといけない薬を忘れてきたことに気が付き、薬を分けてもらいます。

そこにクレイ巡査部長が近寄ってきて、遺体を見つけて収容したことを告げるのでした。


遺体の身元はまだジェシカと分かったわけではありませんでしたが、十中八九、彼女であると、表情で伝えており、二人の宿泊先を聞いて、詳しいことが分かったら連絡すること、そして調査ファイルの閲覧を許可することを話すのでした。


ホテルの部屋に戻った二人にデビーからの電話連絡が待っていました。

デビーはアルネの面会にいっており、そこでアルネが彼の頭の中で響く、自殺を強要する声に悩まされていることを知ります。

デビーは二人にそのことを伝え、助けを求めるのでした。


エドは、デビーに刑務所を担当しているニューマン神父に連絡をして助けを求めるように言います。

が、それを伝えると、回線は混線したかのような雑音をさせ、切れてしまうのでした。


刑務所の独房でおびえていたアルネでしたが、ニューマン神父が聖水の差し入れにやってきます。

そして祈っているから、という言葉を残して去っていくのでした。


デビーからの連絡で、自体が緊急を要することを理解した二人は、詳しい情報をできるだけ早く知りたいと考え、夜中に遺体が安置されている葬儀施設を訪れます。

誰もいないことを確認して、ドアのカギを壊し、侵入。

他にも数体の遺体が置かれている遺体安置部屋で、ジェシカの死体を見つけるのでした。


早速、ロレインはジェシカの遺体に手を添えて霊視を始めます。

すると、ロレインは地下のトンネルのような所を歩いており、やがて登りのらせん階段にたどり着くビジョンを見ます。

その階段を上がっていくと、祭壇があり、ぼんやりとしか見えないものの、細身の女性が儀式の準備をしているのが見えるのでした。


彼女の動きに連動するように、アルネは独房で呪いに襲われます。

聖水の力で必死に耐えようとしていましたが、呪いの力は強く、ついには聖水の入っていた小瓶を割って、その破片で手首を切ろうとするのでした。


その行為を霊視で見ていたロレインは、強い念を込めて儀式を止めるように声を発します。

そのロレインの行動に、驚いて儀式を失敗させ、アルネを死に至らしめることはできずに終わりました。

が、呪術者は霊視しているロレインの存在に気が付くことになります。

霊視でつながっているということは、ロレインが一方的にビジョンを見ているだけではなく、向こう側からもこちらの様子が見えるのでした。

つまり、ロレインとエドの存在が的に知られてしまったということです。


死体安置所にいるというシチュエーションを利用し、呪術者は次の呪いを発動させます。

それはエドとロレインのいる部屋にある死体の一つを動かして二人を襲うというものでした。

霊視中に動けないロレインは死体の攻撃に無防備でしたが、エドの助けで紙一重で死体の攻撃をかわすことができました。

そしてそのまま、葬儀施設を抜け出します。

相手に自分たちの存在がばれたこと、またアルネの命を狙うことが確実にわかったこと等の収穫を手に、自宅に戻ることにしたのでした。

転・第3の犠牲者



デンバーで起きた事件のファイルを持って自宅に戻ったウォーレン夫妻は、これまでに分かったことを一度おさらいしてみます。

とにかくアルネに賭けられている呪いを解くには、呪術者が行っている儀式の場所を特定し、呪いのために設置した祭壇を破壊する必要がありました。

そのため、ロレインに霊視で見た風景を思い出してもらい、場所の特定を試みます。

ロレインは記憶を頼りに場所が特定できそうな事柄をあげていきますが、それは、

    ・地下のトンネルと上に上がる階段
    ・天井から滴っていた水滴
    ・くぐもって聞こえた電車の音

くらいでした。


その話し合いをしている最中、突然エドが倒れ、気を失ってしまいます。

エドはその後、寝室のベッドの上で目を覚ますのでした。


家の中はシーンとしており、不思議に思ったエドは身を起こしてロレインの名前を呼びます。

寝室から出て今まで話し合いをしていた居間のほうに向かうと、玄関の扉が不自然に開け放たれているのが見えました。

そして床には誰かの足跡と、ロレインの首飾りが落ちているのに気が付きます。


突然気配をを感じ、振り返ると、机の上に広げた資料の前に黒い影、細身の女性が経っているのに気が付きます。

ロレインをどこにやったのか、と詰問しますが、その女性はスーッと姿を消してしまうのでした。


今度は、扉の影に葬儀施設で二人を襲った死体が経っていることに気が付きます。

その死体は、エドに向かって突進して来るのでしたが、寸でのところで避け、ロレインの首飾りをかざして、除霊の文句を唱えます。

その言葉に苦しそうに後ずさる死体。

エドは頃合いを見て、いつの間にか手にしていた包丁を突き立てようと振りかぶりますが、そのエドの腕はドリューによって止められるのでした。


その瞬間、エドは正気に戻り、死体だと思っていたのがロレインだったことに気が付きます。

そしてエドは、自分も呪いの影響にあったことを理解するのでした。


エドは自分の書斎へ急ぎ、何かを探し始めます。

ロレインとドリューも後に続きますが、ロレインが書斎に飾られていた快気祝いの花束の一つが真っ黒になって枯れ、まるで黒いバラの花束のようになっていることに気が付きます。

それは昨日届いた花束で、その時には何ら不通と変わらない新鮮な花束でした。

エドはそれを花瓶ごと手にして調べてみます。

そして花瓶の底に、グラツェル家で発見し、ジェシカの家でも見つかったという呪いのアイテムが隠されていたことに気が付くのでした。


霊視によってロレインは相手を見ることができ、儀式の邪魔もできましたが、相手もこちらのことを知ることができてしまったのです。

相手によって攻撃がされたということは、時間的猶予はほとんどないことを意味していました。

とにかく祭壇のありかを突き止めなくてはなりません。


ドリューはエドに悪魔の所の中で見つけた記述を見せます。

ラテン語で書かれたその書物に、今呪術者が行おうとしている呪いの儀式について書かれているようで、一人目の犠牲者を殺人で、二人目の犠牲者を自殺で生贄として捧げることが必要、という部分は解読できました。

が、全文の訳はできないため、ロレインがカストナー元神父のもとに行き、助けを求めることにします。


エドとドリューは引き続き、祭壇のありかを探すことにしますが、エドにはどうしても分からないことがありました。

それは第一の犠牲者のいたデンバーとグラツェル家やアルネの住んでいるブルックフィールドとは約280キロも離れていたからです。

そこでデンバーの事件ファイルを再調査した結果、呪いのアイテムはジェシカの部屋の中で箱に入った状態で見つかり、ジェシカが、ブルックフィールドの近郊フェアフィールドにあるフェアフィールド大学の学生であったことを突き止めます。

これであれば事件はブルックフィールド近郊50キロ圏内で起きていることとなり、距離の問題は解決したのでした。


ブルックフィールドの地図を広げ、さらに場所の特定を勧めます。

夜中に列車の音が聞こえた、というロレインの証言より、乗客用路線は省かれました。

荷物専用の路線と、川や湖の近くという条件で探してみると、なんとカストナー元神父の自宅もその条件に収まるエリアに立地していることが分かります。

エドは大急ぎでロレインの後を追うのでしたが、あまりに慌てていたため常備薬を持っていくことを忘れてしまうのでした。

結・黒幕の正体と最後の対決



カストナー元神父のもとについたロレインは、彼に事情を説明して助けを求めます。

カストナー元神父はロレインを例の地下室に招き入れ、前回の訪問では話さなかったことを話し始めるのでした。

カストナー元神父はカトリック教会の聖職者でありながら、独身制の教義に反して娘イスラを育てていたのです。

カストナー元神父は多くのオカルトアイテムを保管する仕事をしていましたが、そのことはイスラがオカルトに対して興味を持つきっかけとなってしまい、ついにはオカルト儀式を行うまでになってしまっていたのでした。

が、娘を愛していたカストナー元神父は、そのことを言い出せず、何とか娘を助けたいと思っていました。

しかし呪いの儀式を実行し、殺人まで犯したとなっては彼女を止めるしか手はないと決心し、ロレインに協力することにします。


ここでロレインとカストナー元神父は階上でしている足音に気が付きます。

イスラが戻ってきたため、カストナー元神父はイスラの呪いの祭壇に通じる秘密の入り口を開け、ロレインは地下トンネルを進むことになるのでした。


イスラと対峙し、自分の手で決着をつけようと、カストナー元神父は拳銃を用意して待ち構えます。

ゆっくりと姿を現すイスラ。

そんなイスラにこれ以上、間違いを犯させない、と決意を語るカストナー元神父でしたが、その背後からナイフを持ったイスラが組みつき、カストナー元神父の首を書ききってしまいます。

カストナー元神父の前に現れたイスラと思われたモノはイスラが召喚した悪魔が、イスラの姿を模倣して形作った存在だったのです。


カストナー元神父を始末したイスラは、彼女の邪魔を企てるロレインを葬り去るために彼女を追って、地下トンネルに入っていくのでした。

一方ロレインは恐怖に耐えながら、地下トンネルを進んでいきます。

と、勝手に霊視が始まってしまい、カストナー元神父が殺された情景が見えてしまいます。

そしてこと切れた神父の横に転がっていた血の付いたナイフを手にする様子も続けて見えたのでした。


明らかにイスラはロレインを亡き者にしようとしています。

ロレインは先を急ぎ、ついにイスラが呪いの儀式のために用意した祭壇を見つけ出したのでした。

祭壇をひっくり返して儀式を阻止しようとしますが、祭壇は巨大な岩でできており、ロレインの力ではびくともしません。

それでもあきらめずに、祭壇をひっくり返そうとしていたロレインにまたもや霊視が見え始めます。

それは、イスラが見ている、ロレインが祭壇をひっくり返そうとしている後ろ姿でした。

つまりイスラは、ロレインのすぐそばまで来ていることになります。


エドは車を飛ばしてようやくカストナー元神父の自宅に到着します。

ロレインの安否を心配し、彼女の名前を大声で叫びながら、車を降りて家に向かおうとしました。

すると、エドの声を聞きつけたロレインが、エドに助けを求める声を発しているのが聞こえます。

エドは、地下につながる排水溝に気が付きます。

ロレインの声はそこから聞こえてきていました。が、蓋には南京錠がかけられています。

近くに会った道具小屋の中から巨大ハンマーを手にして排水溝の蓋を開けるために南京錠を破壊しようとするのでした。


ロレインはイスラから逃れるために地下の通路を行先も分からず、走って逃げていました。

が、何かにつまづき、転んでしまいます。

顔を上げると、なぜか目の前に自分の後ろ姿を見ていることに気が付きました。

何が起こっているのか理解できず、恐怖のあまり、起き上がって来た道を戻ります。

その先にも自分の後ろ姿があるのでした。


まるで二重鏡の世界にいるかのようでしたが、扉をくぐってその世界を抜け出すと、目の前にイスラがいて、ロレインを押し倒します。

持っていたナイフを突き立てようと体重をかけ、ロレインはそれに必死に対抗していました。


イスラは霊視能力を使い、ロレインにイスラが見ている風景を見させようとします。

ロレインは自分が突き立てられそうになっているナイフを必死で止めている姿を見ることになりますが、目をつむってその情景を見ないように抵抗するのでした。

それでもイスラの視点の情景をロレインに見せようとさせるイスラでしたが、その視点を利用して、ロレインは脇に岩が転がっていることに気が付きます。

とっさに岩をつかむと、イスラを殴りつけ、何とかイスラから逃れることができたのでした。


エドはようやくカギを壊し、地下トンネルに入ることができました。

ロレインの名前をよび、彼女を探し回ります。

すると、ロレインがトンネルの先に現れ、エドの名前を呼んで、走り寄ってきました。

しかしその姿は、すぐ近くに来るとイスラに変わり、彼女は掌の上に忍ばせた粉をエドの顔めがけて吹き付けます。

その粉を顔全体に浴びたエドは、目を押さえながら、その場にうずくまってしまうのでした。


エドに何かの細工をし終えたイスラは祭壇に戻ります。

そして黒ろうそくに火を灯し、儀式を再開し始めるのでした。


本物のロレインがエドに気が付いて駆け寄ります。

が、エドは目が見えておらず、、ロレインのことを全く分かっていない様子で、怒りに任せて巨大ハンマーを振り回し、ロレインに危害を加えようとするのでした。

ロレインはエドの名前を呼んで正気を取り戻させようとしながら、エドの振り回すハンマーから逃れようとするしかありませんでした。


儀式が再開され、アルネが悪魔に乗っ取られます。

デビーとニューマン神父が悪魔の干渉を阻止しようと祈りを捧げますが、悪魔の力は強大で、まるで嵐が襲ってきたかのように強風が吹き荒れ、、窓ガラスが割られ、雷鳴が響くのでした。

アルネはベッドに手錠によってつながれていましたが、悪魔の力によって普通なら不可能な関節の動きをし、手錠を抜きさってしまいます。

終には窓ガラスの割れた破片を手にし、それで首を掻っ切ろうとするのでした。

そんなアルネの腕をデビーが取り押さえて、何とか止めていました。

そしてどれだけ愛しているのかを叫び、アルネの正気を呼び戻そうとします。


地下道ではエドが振り回すハンマーを避けながら、ロレインが必死にエドに話しかけていました。

いかにロレインがエドのことを愛しているのか、そしてその愛の力があれば、悪魔にも呪いにも打ち勝てるはずだ、と力強く訴え続けます。

その思いが通じ、エドは正気を取り戻します。

折しも、二人は祭壇のすぐ近くまで来ており、ロレインを傷つけるために振り回していたハンマーを大きく振りかぶったエドは、ロレインのすぐ後ろにあった祭壇めがけて力いっぱいハンマーをたたきつけるのでした。


これによって祭壇は真ん中から真っ二つに割れてしまいます。

アルネは急に力を失ったかのように床に崩れ去り、刑務所の内外で吹き荒れていた暴風もピタッと止んでしまうのでした。


呪術者であるイスラは呪いを完成させられませんでした。

そのため、今までの呪いのパワーがすべてイスラに降りかかってきてしまいます。

嫌な音を立てながら、あらぬ方向に手足や体を曲げていくイスラ。

その目の前に、彼女そっくりな悪魔が暗闇から現れます。

そして牙をむいたかと思うと、イスラに食らいつき、彼女の命がはてたと同時に、姿を消すのでした。


こうしてアルネにかけられていた呪いは破棄され、アルネに超常現象は起きなくなります。

判決の日、デビーやウォーレン夫妻、そして多数のマスコミや一般の人々が見守る中、判決が言い渡されました。

その結果は有罪ながらも、懲役5年というものでした。

アルネはお勤めをしている最中にデビーと結婚し、その後無事出所。

今現在もアルネとデビーは夫婦の関係を保っています。


全てがかたずいたウォーレン夫妻は、エドがロレインに秘密のプレゼントを用意していました。

それはエドとロレインが初めてデートをし、初めてキスをした望楼と同じものを庭に設置したというもので、二人はあのときと同じく愛を誓いあうのでした。












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