映画トップガンマーベリックのペニーとの関係まとめ!エンデンィグの意味も考察!

アクション

映画「トップガン マーベリック」では酒場のオーナー、ペニーが恋愛パートのお相手として搭乗します。

前作「トップガン」との絡みを持たせたペニーという新しいキャラクターと主人公のマーベリックとの恋は上手くいくのかいかないのか。

こちらもストーリーの進展が気になる作りとなっていました。


ところでこのペニーというキャラクター、前作の「トップガン」で登場していたのでしょうか?

今回は、ペニーとマーベリックの関係を前作「トップガン」にさかのぼってまとめていきたいと思います。







ペニーは前作「トップガン」にも登場していた

映画「トップガン マーベリック」で主人公マーベリックのお相手となるペニー。

本名はペネロペ・ベンジャミンです。


実はこのペニー、35年前の「トップガン」には姿を見せていませんでした。

しかし全く登場していなかったのかというと、そうではありません。

前作「トップガン」ではマーベリックとの関係をうかがわせる会話の中でペニーの名前が2度登場していたのでした。

オープニング‐マーベリックがトップガン行きを命じられるシーン

映画が始まってすぐ、マーベリックとルースターが上官のオフィスに呼ばれて叱責を受け、そのうえでトップガン息を命じられるシーン。




こちらの29秒~30秒のタイムラインでルースターが「ペニー・ベンジャミン?」と口にしています。

グース(ニック)とルースター(ブラッドリー)がダイナーで歌うシーン

2度目に「ペニー・ベンジャミン」の名前が登場するのは、こちらのシーンのやはり30秒前後。




グースの妻であるキャロルがマーベリックと恋仲になっていたチャーリーにマーベリックの女性遍歴をかたっている中で「ペニー・ベンジャミン」の名前を口にしているのでした。

映画「トップガン マーベリック」から分かるペニーとの関係まとめ

映画「トップガン マーベリック」で初めて画面に登場したペニー。

マーベリックと久しぶりに再会し、思い出話に花を咲かせます。

その後も、マーベリックとともに時間を過ごす機会があり、そんな中でペニーという人物がどのような人生を歩み、マーベリックと関係を持ってきたのかが小出しにされるのでした。

何度か二人は付き合っていた

再会したペニーとマーベリックは古くからの知り合いであることをうかがわせる会話を交わします。

しかもその中でペニーはマーベリックに魅力的な微笑みを浮かべる表情を指して、

    「そんな顔をしないの。わたしたちは上手くいかないのだから。」

と注げていました。


ここからわかることは、ペニーとマーベリックはかつて恋人同士の仲になったことがあることが分かります。

しかもそれは1度だけではなく、くっついては離れ、という関係を複数回持ったことが分かるような会話のやりとりでした。

娘のアメリアとも知り合い、しかし父親ではない

ペニーとの再会のシーンでは、マーベリックは娘のアメリアと先に再会しています。

そしてすでに二人は顔見知りであること、前に会ったときはアメリアはまだ幼い年齢であったことが、会話から分かるのでした。


とはいえ、アメリアはマーベリックの娘ではありません。

ペニーは他の男性と結婚し、アメリアを授かりましたが、その男性とは上手くいかず、離婚し、シングルマザーとして一人で育ててきたのです。

そしてそんな折り、マーベリックはペニーと再会し、恋人同士の関係になったのでした。


しかしその関係も、結局はうまくいかず、二人は別々の道を進むことになります。

その後、望まぬ形でアメリアと再び顔を合わせることになったマーベリックですが、その際、アメリアは彼に、母親を振って悲しませることはしないでほしい、と言うのでした。

このことから、少なくとも最後に関係を終わらせた際には、マーベリックがペニーのもとを去ったことが分かります。

今回はペニーがマーベリックのもとから去った

超難関なミッションを無事終えて、生きて帰ってきたマーベリック。

ペニーのバーに行ってみるのですが、そこにはペニーの姿はありません。

ペニーはアメリアと一緒にボートで航海の旅に出てしまっており、いつ戻ってくるかわからない状態でした。

今回はペニーのほうがマーベリックのもとから去ったのです。


おそらくこのようなペニーの心境が考察されます。

一つにはマーベリックが生きて帰ってこれない、という不安に対し、その知らせを受けなければ永遠にマーベリックが死んだことを知らずに済む、というもの。

最悪の現実から逃げるために、最悪の結果を知らずに済む方法を取ったのだと思われます。


そしてもう一つは、生きて帰ってきたとしても、マーベリックは今回も彼女のもとを去ってしまうのでないか、という不安。

そんな失恋に直面したくなかったため、ヨット旅行という逃げを選択したのでしょう

二人が再会したエンディグの意味を考察

しかし最後にペニーがマーベリックのもとにやってきます。

おそらくマーベリックがバーにペニーを迎えに来たことを聞いたのだと思います。

そのことでマーベリックが今回は腰を落ち着けてペニーとの関係を本気で向き合う覚悟があることを知ったのでした。

だからこそ、ペニーはマーベリックのもとを訪れ、彼女も彼と新しい関係をやり直す用意があることを示したのです。


グースの息子ルースターの手助けを借りて完成させたプロペラ機でペニーと一緒に空に飛び立つマーベリック。

それは、グースの事故死とマーベリック自身が持つ戦闘機乗りのエゴを払拭し、これから全く新しい旅をペニーと一緒に始めようという決意でもあったように感じたのでした。

まとめ

映画「トップガン マーベリック」でマーベリックの彼女役として登場したペニー・ベンジャミン。

全作「トップガン」では姿はスクリーンに移されることはありませんでしたが、名前だけは搭乗していた人物でした。


マーベリックとペニーは古くからの知り合いで、何度も恋人として付き合う関係に成ってはいたものの、その都度、成功せずに別れてしまうという関係。

その間、ペニーは別の男性と付き合い、結婚してアメリアという娘を授かりますが、その男性とは結局離婚してしまったのでした。

その一連の動きの後にも、マーベリックとペニーは再会して付き合うまでの仲に発展したこともありましたが、結局うまくいかずじまいとなっていました。


今回、久しぶりに再会し、お互い惹かれあう気持ちを隠すことはできず、何度目かの恋人同士になります。

そして今回は、生きて帰ってくれない可能性のほうが多いような何回ミッションを何とか無事成功させ、これによってマーベリックがペニーとの関係を受け入れるのでした。

ここにおいて、マーベリックは過去からの束縛から抜け出せたのです。









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