映画リベンジリストのネタバレ感想とあらすじ!スタンが所属していた特殊部隊は?

映画

ネタバレ感想 1 やっぱりアクションというイメージは感じれなかった

設定ではジョン・トラボルタ演じるスタンリー・ヒルは元特殊部隊の工作員ということで、
暗殺&戦闘のプロだった事になっています。

でも、なぜがそういう設定の雰囲気を感じ取れませんでした。
特殊工作員としてなら相棒のデニスのほうがいかにも、って感じでしたけど。

なぜジョン・トラボルタに元特殊部隊の隊員という雰囲気が感じ取れないのか、考えて
みたのですが、おそらくそれまでの彼のヒット作でできてしまったイメージが強すぎるのと
あの常に明るい表情の容姿からではないか、と思うのです。

先にも少し書きましたが、20年前の映画「フェイスオフ」でも入れ替わる前の刑事役は、
幼いわが子を亡くした、心に傷を持った親という設定を持っていましたが、今ひとつ、
感情移入ができなかった記憶があります。

一方でニコラス・ケイジが、他の子を見て亡くした我が子のことを思い出したシーンのほうが、
彼の辛さとその子に我が子の影を重ね合わしていることをひしひしと感じました。

付け加えると、逆にニコラス・ケイジがイカれた犯人役で奇行をしだすシーンが、しっくり
来ないな、と感じたこと思い出します。よっぽど、入れ替わってジョン・トラボルタが
犯人役をしていたときのほうが、雰囲気は出ていました。

今回の「リベンジ・リスト」でも、ブランクのある特殊工作員であるはずですが、なんとなく
スマートじゃないんですよね。どちらかと言うと肉体労働者みたいな雰囲気でした。




ネタバレ感想 2 スタンが所属していたのはどの特殊部隊?

スタンリー・ヒルは元特殊部隊員で戦闘のプロ。これまで何度も暗殺ミッションを命ぜられ、
成功させてきた、という設定です。

ただ実際にどの特殊部隊に参加して、その輝かしい戦果を上げてきたかは映画では出てきて
いませんでした。

そこで一体どういう特殊部隊が存在し、スタンは一体どの部隊に参加していたのか、考察
してみたいと思います。

特殊部隊として有名なのがSEALs

こちらはアメリカ海軍所属の特殊部隊で、元々は第二次世界大戦中に活躍した水中破壊
工作部隊が前進で、アメリカ軍の近代特殊部隊の中で最も古い歴史を持つ部隊です。

あのオサマ・ビン・ラディンの暗殺ミッションを成功させたことでも知られています。

次にあげられるのはデルタフォース

SEALsが海軍所属であるのに対し、デルタフォースは陸軍所属の特殊部隊で、対テロ対策を
主な任務
としています。

ただし、こちらのデルタフォースはアメリカ政府が公式に存在を認めていないということで、
詳しいことは分かっておらず、秘密のベールに隠されている存在です。

その他には第75レンジャー連隊
こちらも陸軍所属で、通常戦闘と特殊作戦の両方を遂行できる精鋭部隊です。

またこのレンジャー部隊で経験と訓練を積んだ隊員が多く入隊するグリーンベレー
聞いたことがあるかもしれませんが、こちらはグリーンベレーという部隊があるわけでは
ありません。

特殊部隊資格課程を修了した上で、該当部隊に所属する将兵だけが着用を許される緑色の
ベレー帽のことに因んで
、そのような呼び名が付きました。
正式名称はアメリカ陸軍特殊部隊です。

その名の通りアメリカ陸軍所属の部隊ですが、その任務は主に対ゲリラ戦で、グリーン
ベレーの隊員一人の戦力は「陸軍の歩兵200人に相当する戦力」と言われています。

その真相はもちろん優れた戦闘技術もありますが、グリーンベレーが担当する任務が
「敵国内の反乱分子に戦闘教育を行い、自国の戦力として育成し、作戦を実行させる事」
にあるためです。

つまり、友好国の軍や軍事組織に特殊作戦や対ゲリラ戦の訓練をする部隊でもあるのです。

こうして見てみると、どうもスタンが所属していたのは、SEALsかデルタフォースでは
ないかと思われます。

グリーンベレーは訓練部隊という側面がありますが、そのような能力を発揮させている
シーンはありませんでしたし、レンジャー部隊はグリーンベレーの一つ前の部隊ですので、
おそらく違うでしょう。

映画内では暗殺のプロ、と言っていますので、やはりSEALsかデルタフォースのどちらか
ではないでしょうか?

これまでその過去を封印して以来、殆ど他の人に知られることがなかったことから、
機密性の高いデルタフォース出身、ということでいかがでしょうか?

ネタバレ感想 3 黒幕がいたこともそんなに驚きはなかった

妻のビビアンが殺されたのは不幸にも強盗に出くわした為、と思いきや、実は黒幕が
州知事で、その理由ももっともらしくつけられていましたが、正直そんなに驚きはありま
せんでした。

よっぽど驚いたというか、あれ、と思ったのが、ギャング団のリーダー、レミー Kに対して
スタンが何にもしなかったことでした。

黒幕が州知事とはいえレミー Kも当事者ですし、街の治安を悪くしている張本人ですので、
ゴミ掃除がてらに組織をぶっ潰すのかと思いきや、素通りしてしまいました。

スタン一人の力で組織をどうにかすることができないのであれば、犯罪に加担している
証拠を警察に流れるようにして、警察に潰させるような作戦でもあれば、良かったのですが、
脚本家はスタンに復讐だけをさせたかったようです。

「復讐」という言葉で、ふと思い出したのが、デニスの言葉でした。

特殊部隊時代、任務を成功させていった理由の一つとして、感情が入っていなかったからだ、
と言っていました。

やるか、やられるかのギリギリの世界で、任務とはいえ人の命を奪うことだけが目的です
から、感情、特に憎しみなどという強い思いなどがあれば冷静な判断を下せずに、無理を
してしまう
のでしょう。

また、人としてそうして律していなければ、人の命を奪い続けるという任務はやっていけない
のではないでしょうか。










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