映画ニューミュータンツあらすじを分かりやすく紹介!キャスト情報や予告動画も

あらすじ

映画「ニューミュータンツ」のあらすじ詳細をネタバレ有でお届けします!

主要キャストの情報紹介と映画の予告動画も同時にお知らせしています。


また、映画を見た個人的な感想もこちらの記事で紹介していますので、もし興味があるようでしたら、読んでみてください。

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映画「ニューミュータンツ」の基本情報



まずは映画「ニューミュータンツ」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の予告動画と出演キャストの紹介をしておきます。

映画「ニューミュータンツ」の予告動画はこちら





映画「ニューミュータンツ」のキャスト紹介



続いてキャスト紹介です。

ダニエル・ムーンスター/ミラージュ


本作品の主人公。

ダニエルが病院に収容されたことから恐怖の物語が始まる。


演じるのはブルー・ハント。

2015年に女優としてデビューし、長編映画の出演は今回は初めて。

ニューミュータンツ」でのダニエル同様、ブルー自身もアメリカインディアンを祖先に持つ。

ラーネ・シンクレア/ウルフスベーン


ミュータントとしての能力と自身の信仰のはざまで悩み、揺れ動くスコットランド出身の少女。

ダニエルと出会ったことで自分に自信を持ち始める。


演じるのはイギリス人女優のメイジー・ウィリアムズ。

2011年デビューで初めての出演が「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア・スターク役。

これが大当たりし、一気に知名度を上げた。

イリアナ・ラスプーチン/マジック





ロシア人ミュータントで登場する5人の若者の中では、唯一自身の力を制御できている。

ラーネとは逆に新しく入ったダニエルのことが気に入らず、衝突する。


演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ。

「ウィッチ」で主演して注目され、その後、「スプリット」「ミスターガラス」など、ホラーテイストの映画に出演したことで「絶叫クイーン」と呼ばれるようになる。

最近ではホラー映画以外の作品「エマ」や「クィーンズ・ギャンビット」にも出演し、活動の場を広げている。

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サム・ガスリー/キャノンボール





施設に入れられているアメリカ人ミュータント。

高速で移動する能力を有するが、完全に能力をコントロールできないでいる。


演じるのはイギリス人ミュージシャンで俳優のチャーリー・ヒートン。

18歳でロックバンド「Comanechi」のドラマーとしてデビュー。

俳優としては21歳の時に活動を始め、22歳になる2016年にネットフリックスのドラマ「ストレンジャー・シングス」に出演し、ドラマの成功とともに彼自身も俳優として認知されるようになった。

映画の出演は今回が初めて。

ロベルト・ダ・コスタ/サンスポット





施設に入れられていたブラジル人ミュータント。

ダニエルを除く4人の中では、一番能力のコントロールができず、他人を傷つけないかと不安になっていた。


演じるのはブラジル人俳優のヘンリー・ザーガ。

2015年より俳優活動を行い、テレビドラマや映画に出演。

わき役からスタートし、準レギュラーへと活躍の場を広げ、この映画の出演を勝ち取る。

セシリア・レイエス





5人のミュータントが入れられている施設の責任者兼医師。
能力を扱えなかったり、能力自体が分からない5人のミュータントの手助けをし、能力の解明とその制御方法を解明するのが役目。


演じるのはブラジル人女優のアリシー・ブラガ。

2002年のブラジルでデビューした後、2007年の「アイ・アム・レジェンド」でウィル・スミスと共演を果たしてハリウッドデビューを果たす。

その他にも「プレデターズ」や「エリジウム」などに出演している。

映画「ニューミュータンツ」ネタバレあらすじ

それでは映画「ニューミュータンツ」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

事の始まり ミュータントだと告げられたダニー



アメリカインディアン、シャイアン族のダニエル・ムーンスターことダニーは夜中、突然の異変に目を覚まします。

竜巻によって居留地は大きな被害を受ける中、父親の助けを借りて何とか非難しますが、ダニーを安全なところまで連れていった父親は、他の人を助けるために居留地に戻り、帰らぬ人となってしまうのでした。


ダニーは気を失い、目が覚めるととある一室でベッドに拘束される状態で寝かされていることに気が付きます。

窓には鉄格子が、頑丈な扉には鍵がかかっており、とても困惑するダニーでした。

助けを求めると、この施設の医師であると名乗るレイエス医師が現れ、ダニーの拘束具を外してどうして彼女がここにいるのかを話し始めます。


医師の話では、ダニーが唯一の生き残りで、しかも彼女がミュータントであるといい、何が起こったのかを調べると同時に、彼女の能力も明らかにしていく手伝いを、この施設ではしていくことになるというのでした。







他のミュータント達との関係



この施設にはダニーの他に4人の若いミュータントたちが収容されていました。

サムことサミュエル・ガスリー、イリアナ・ラスプーチンラーネ・シンクレア、そしてボビーことロベルト・ダ・コスタです。

レイエス医師は4人とここで一緒に生活誌ながら、4人が自身の能力制御法を身につける手助けをしているのですが、医師自身もミュータントで特定のエリアを隔離するためのフォースフィールドを自在に作り出すことができるのでした。

ダニーを含めた5人は、施設で軟禁状態にあることに不満を抱いています。

が、自分自身の能力で、過去に他人を傷付けたなどのトラウマから普段は明るくふるまっていても、心には大きな悩みを抱えているのでした。


そんな中、女性のイリアナとラーネは新しく入ったダニーに正反対の対応をします。

イリアナはダニーのことが気に入らないのか、からかったり、騙して傷つけたり、何かとダニーに突っかかるような態度を取ります。

逆にラーネはダニーと親しくなり、施設や他の4人の詳しいことをダニーに紹介していくのでした。

そんな中、サムの能力について、サムが能力を制御できるように訓練しているところに出くわしたことで、ラーネから説明を受けます。

サムは自分行動を超音速に加速することができ、さらにはジェットスピードで空を飛ぶこともできるのでした。

そしてその能力を発揮している最中、彼は不死身の肉体となっていたのです。

トラウマが恐怖体験に



が、サムはその能力のため、心に大きな傷を負った過去があったのでした。

その夜、サムはボビーと二人で時間を過ごしている最中に、そのことの断片を語り始めます。

それは、父親やその仲間と一緒に鉱山で発掘員として働いていた時のこと。
閉所恐怖症だったこともあり、突如サムの能力が暴走。

それによって大事故を引き起こし、父親を含む仲間を死に追いやってしまったのでした。


そしてそのトラウマの思い出は、いつものようにサムを悩ませますが、その夜は様子が違います。

嫌な思い出としてだけではなく、現実化してその事故が起こった時に戻って、一部始終を再体験してしまうのでした。


イリアナとダニーとの衝突はどんどんエスカレートしていきます。

ついには二人によるつかみ合いのケンカに発展しそうになりますが、イリアナは彼女の能力を理解し、自分自身で制御することもできるため、その能力でダニーを傷つけようとするまでになります。

レイエス医師によってダニーは傷付くことなく、いさかいは終了しますが、その罰として二人はその夜、独房で過ごすことになるのでした。


そこでイリアナは過去に彼女を悩ませたトラウマに襲われます。

まだ小さな少女だったころ、異次元の化け物であるスマイリーマンがイリアナのもとに訪れて危害を加えようとする記憶でした。

そしてそのトラウマの思い出は、サムの時のように記憶というより、よりリアルに独房の中でイリアナの目の前で繰り広げられます。

しかしこれもサム同様、イリアナがやはり幻を見ていたのでは、と思えうしかない状態で消え失せるのでした。

レイエス医師のいない間に



レイエス医師によるダニーの調査は続けられます。

そして調査結果とダニーの血液などのサンプルを本部に送って指示を待つことになりました。

5人は自分自身の能力の制御法が身に付けられれば、X-MENに加えられ、世の中のための活動ができると信じていました。

が、制御法を身に付けられないと一生、この施設で隔離されたままということになります。


一方で過去のトラウマが現実のものとなる恐怖体験を、今度はラーネがすることになります。

敬虔な信者としてカトリックの信仰を忠実に守ろうとしますが、狼に変身する彼女の能力を異端視し、魔女と攻め立てる司教。

その責めは激しさを増し、左肩の背中の部分に「W」という焼きゴテを押され、その司教を彼女が殺してしまった過去の出来事でした。


一人で教会に行き、懺悔室で神の許しを得ることを習慣にしていましたが、ラーネのことを魔女だとののしる声に襲われるのです。

恐怖と罪の意識で教会から逃げ出すラーネでした。


そんなある日、イリアナの悪巧みでレイエス医師に眠り薬を飲ませ、管理者のいない間に好き勝手騒ぐことにします

作戦は見事に成功し、レイエス医師の管理がない状態で、5人は思い思いに自由時間を楽しんでいました。

ラーネは普段から通気口の中を伝って建物の中のいろんなところを訪れており、実は建物の外に出るルートも見つけていたのです。

そのため5人でパーティーの最中にラーネはダニーを誘って、通気口を抜け、建物の外に連れ出し、きれいな星空をダニーに見せるのでした。

そんなラーネのやさしさと行為に、ダニーはラーネを受け入れ、2人は恋人の関係になります。


一方、建物の中に残された3人のうち、ボビーが施設内の屋内プールで物音がすることに気が付きます。行ってみるとそこではイリアナが一人でプールで泳いでいたのでした。

ボビーに気が付いたイリアナは部屋の照明を消し、ボビーに「捕まえてごらん」と誘います。

イリアナを追いかけてプールに入りますが、暗闇の中で全くイリアナの居場所が分かりません。

プールの中でイリアナの居場所を探そうときょろきょろとするボビー。
その背中に誰かが触れたので振り返ると、そこには火だるまになった人が。

驚くボビーに火だるまの人は向かってくるのでした。


実はボビーは太陽の力を発揮することができる能力を持っているのですが、その能力をうまく制御できないでいて、精神的に落ち着かず体温が上がると自身の体が火に包まれてしまうのでした。

そしてそれが原因で恋人を焼き殺してしまったというトラウマがあったのです。


それ以来、誰かを好きになってしまったら、傷つけてしまうという恐怖を持っており、その恐怖が、好意を寄せていたイリアナの姿となって具体化し、ボビーを襲ったのでした。

ボビーの悲鳴でダニーとラーネ、そして薬で眠っていたレイエス医師も飛び起き、ボビーの救出に向かいます。

3人が到着すると、火に包まれたイリアナがボビーに迫っていましたが、彼女は突き飛ばされてプール内に落ち、消えてしまいます。

遅れてやってきたイリアナは、不思議そうに見るボビーたちに、事情が全く分からず、「どうしたのか?」と聞き返しているのでした。







施設とレイエス医師の正体



薬を盛られたこと意識を失い、その間に5人の患者が好き勝手なことをしていたことに怒り心頭のレイエス医師は、その罰としてイリアナを独房に監禁します。

そしてレイエス医師の所属する組織の本部からダニーに関する調査結果と、それに基づいてくだされた次の指令を実行すべく、ダニーに検査と偽って、手術室の一室で手術台の上に拘束するのでした。


レイエス医師が所属している組織エセックス・コーポレーションはX-MENとは関係なく、ミュータント達を集めて組織のエージェントとして訓練して手駒にすることを目的としていたのでした。

そしてダニーの能力はエージェントとして利用するには強すぎて危険と判断され、殺処分という結論が下されたのです。

手術台の上で薬によってだんだんと意識がなくなりつつあるダニーは、レイエス医師の言動からこれが検査ではなく、自身に身の危険が迫っていることに気が付きます。

その恐怖から、意識を失いながら、自身の能力を発動させてしまうのでした。


このダニーの能力によって独房に入れられていたイリアナが、スマイリーマンに襲われます。

その悲鳴を聞いて駆け付けたサムも足す現れたスマイリーマンに驚いてイリアナを部屋から出し、逃げ出します。

一人でいたロベルトにもスマイリーマンが現れて襲い掛かり、ロベルトもパニックを起こして逃げ惑うのでした。


レイエス医師がダニーを連れ出したときの様子に違和感を感じたラーネは、通風孔を伝ってダニーが拘束されている手術室に忍び込みます。

そしてレイエス医師がダニーの殺処分を行おうとした瞬間、レイエス医師に襲い掛かり、彼女を気絶させてダニーを救うのでした。

気を失ったダニーを担いで、ラーネは手術室から脱出します。


一方、スマイリーマンに追いかけまわされていたイリアナですが、サムをおいて瞬間移動でいなくなります。

そして唯一心許せる存在のロックフィードを取り戻して戻ってくると、それまでの恐怖がウソのだったように、スマイリーマン達に立ち向かうのでした。

また、サムも自身の力を開放し、スマイリーマンに立ち向かいます。

これらのことで体勢を立て直したことで、5人が合流することになり、非難したレイエス医師のオフィスで施設の真の目的を知ることになるのでした。


施設から脱出を図ろうとする5人でしたが、意識を回復させたレイエス医師の能力によって、彼女が作るフォースフィールドの中に捕らえられてしまいます。

そして本部からの指令を遂行すべく、ダニーを殺処分しようとするのでしたが、そこに突如現れたデーモンベアによって、食い殺されてしまいます。

このデーモンベアこそ、ダニーの心の中にある恐怖心を体現したエネルギーであり、恐怖によって自分自身がコントロールできなくなると、実現化する彼女の能力でもありました。

最後の戦い



命は助かったもののレイエス医師の力によってダニーは意識を失ってしまっています。

そしてデーモンベアはダニーが感じた死の恐怖の力をそのままに、5人に対して襲い掛かってくるのでした。

イリアナ、サム、ロベルトは自分自身の能力を開放し、デーモンベアに立ち向かいます。

その間、ラーネは必死にダニーに呼びかけ、意識を取り戻して恐怖に打ち勝ち、制御するようにと叫び続けるのでした。


意識を失っているダニーは、父親に助けられ、一人安全な場所に隠れて心細い思いをしていた思い出に支配されていました。

そしてその恐怖に打ち勝つことはできない、とあきらめていたのです。

そんな時、父親の優しい言葉に気が付きます。

心のなかには良い熊と悪い熊が住んでいる。どちらが勝つのかは自分次第だよ。

その言葉を思い出し、ダニーは恐怖を克服するために意識を取り戻します。

そしてデーモンベアに立ち向かい、ダニーが主人であることを力強く宣言し、屈服させ、暴走を辞めさせるのでした。

エンディング



朝になり、大きく破壊された施設の外で、5人は自分たちが自由になったことに気が付きます。

一番近くの町まで数十キロとかなりの距離があると聞かされていましたが、それが本当であるのか、試してみることにし、5人は旅立つのでした。












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