ピクサースタジオが送る第23作目の作品「ソウルフルワールド」
視聴し終わった感想は、ほかの作品と比べて子供たちに受けるのかな、という疑問でした。
それほど、これまでの映画と少しテイストが異なる作品でしたが、そんな新しい試みに挑戦した「ソウルフルワールド」でもピクサースタジオお約束の隠れキャラたちが満載されていました。
今回は作品の中で見つけた隠れキャラ達を紹介していきます。
- ピクサーアニメーションスタジオ・オリジナルの隠れキャラ達
- ソウルフルワールドで見つかるピクサー作品の隠れキャラ
- 「ソウルフルワールド」で見つかるトリビア映像
- ソウル世界で見つかるジョーのアイテム
- まとめ
ピクサーアニメーションスタジオ・オリジナルの隠れキャラ達
まずは何といっても、ピクサーアニメーションスタジオの作品の隠れキャラといえば、お決まりの7つでしょう。
それは、
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・ピザプラネット・トラック
・A-113
・ピクサーランプ
・ルクソーボール
・声優「ジョン・ラッツェンバーガー」
・中華料理の持ち帰り用箱
・次の作品からのキャラクター
ですね。
それではひとつづつ、紹介していきます。
ピザプラネットトラック
トイストーリーから欠かさず登場しているピザプラネットトラック。
ソウルフルワールドでも登場していました。
ピザプラネットトラックが登場するのはジョーと22番が訪れた何でもある世界。
そこにピザプラネットトラックが隠されています。
A-113
「A-113」はピクサーアニメーションスタジオを作り上げたジョン・ラセターや本作の監督を務めたピート・ドクター、その他にも今現在スタジオで働く多くのアニメーターたちが学んだカリフォルニア芸術大学の教室の部屋番号です。
「A-113」も何でもある世界に隠されていました。
道路標識として登場しています。
また、ジョーと22番がニューヨークに戻った後、初めての人間世界にジョーの体に入り込んだ22番が、パニックを起こしてしまったとき、猫の体に入ってしまったジョーがピザを時22番のもとにもっていこうとした際、その後ろの壁に落書きとして「A-113」が描かれているのでした。
ピクサーランプ
ピクサーアニメーションスタジオのマスコットキャラであるピクサーランプ。
スタジオの作品には冒頭とエンディングでピクサーランプを使ったスタジオの紹介アニメが流されます。
そのピクサーランプが見つかるのは。夢中になれるものを探しに行った世界。
ここにピクサーランプが登場するのでした。
ルクソーボール
ピクサーランプと同じくピクサーアニメーションスタジオのマスコットであるルクサーボール。
このボールが見つかるのは、ゾーンの世界に移動するために箱の中の世界。
白黒で色がないため、分かりにくいですが、ルクサーボールについている星も確認できます。
声優「ジョン・ラッツェンバーガー」
これまでのピクサーアニメーションスタジオの全作品に声優として登場したジョン・ラッツェンバーガー。
ピクサーアニメーションスタジオの幸運の守り神とまで評価されています。
そんなジョン・ラッツェンバーガーですが、ソウルフルワールドのエンドロールには名前が登場しません。
が、彼は「ソウルフルワールド」にもきちんと参加しているのでした。
22番にジョーの正体がばれ、ジョーの過去が明らかになるシーン。
ジョーは多くの不採用の記憶を思い出しています。
結局ジョーは夢であったジャズミュージシャンにはなれず、パートで学校で音楽を教えるのことになるわけです。
この、生徒のジャズオーケストラの前で指揮をしながら教えているジョーが映し出されるシーンで、バックグランドで彼を不採用だと告げるセリフ、
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「We’re looking for something different.」
が流れますが、これがジョン・ラッツェンバーガーのセリフなのでした。
中華料理のお持ち帰り用箱
ピクサー作品で隠しキャラとしてお約束のアイテムである「中華料理のお持ち帰り用箱」
アメリカの中華料理屋がお持ち帰り用箱の容器としてよく利用しているもので、古くは「バグズ・ライフ」で初登場し、その後、「モンスターズインク」、「トイストーリー2」、「インクレディブル・ファミリー」などで登場しました。
その「中華料理のお持ち帰り用箱」が見つかるのは2つのシーン。
1つ目は、ゾーンの世界でムーンウィンドによって情熱を取り戻した証券取引会社で働いていた男性のシーンで見つけることができます。
彼の机の上に、食べ終えた、もしくは食べかけの状態で置かれているのでした。
2つ目はジョーと22番がニューヨークに戻った後、入れ替わっている体を基に戻すためにムーンスターに助けを求めた後のシーン。
ムーンスターは、現実世界では客寄せの看板を担いでいる仕事をしていますが、ジョーと22番が助けを求めたことで、話し込んでしまいます。
その様子を見たムーンスターの雇い主が、ジョーと22番を追い払うのですが、その剣幕に驚いて逃げ出したジョーは、あまりの勢いに角を曲がった途端ゴミ箱に突っ込んで転んでしまいます。
その際に、ジョーが手を突っ込んでしまたのが、この「中華料理のお持ち帰り用箱」
実際には体験したくはないシーンですね。
次作品「ルカ」より
ピクサー作品のお約束隠れキャラの1つに、
-
「次に公開予定となっている作品のものが隠されている。」
というものがあります。
「ソウルフルワールド」の次の作品はイタリアの田舎で成長していく「ルカ」という物語。
この「ルカ」と関係する隠れキャラが「ソウルフルワールド」に隠されていたのでした。
ジョーの体になれた22番がニューヨークの街を楽しみ始めます。
お店の柵に指をあてて音を出し、「音楽を奏でることができる」とはしゃぐシーン。
このお店は旅行代理店なのですが、窓に張られた2枚のポスターのうちの1枚に「Portorosso(ポートロッソ)」と書かれています。
この「Portorosso(ポートロッソ)」という場所が、「ルカ」に登場する地名なのでした。
ソウルフルワールドで見つかるピクサー作品の隠れキャラ
続いて「ソウルフルワールド」で見つかる他のピクサー作品からの、数多くの隠れキャラを作品別に紹介していきます。
「トイ・ストーリー」シリーズからの隠れキャラ
「トイ・ストーリー」シリーズからは1作目から4作目までの長編版のほか、短編版からの隠れキャラが見つかりました。
ゴミ収集車
「トイ・ストーリー3」に登場するゴミ収集車。
ちなみに、このゴミ収集車を運転するのは、「トイ・ストーリー」のディズニーヴィランズだった成長したシドではないか、という都市伝説があります。
関連記事:トイストーリー3の隠れキャラと他作品とのつながりを紹介!
「トイ・ストーリー3」の最後のほうに、同作のディズニーヴィランズのロッツォ・ハグベアが括り付けられるのもゴミ収集車でした。
このゴミ収集車が、ピクサー作品にはお約束の隠れキャラ「ピザプラネットトラック」の後ろに見つけることができます。
観覧車
何でもある世界で見つけることのできる観覧車。
これは「トイ・ストーリー4」でデューク・カブーンが長年の夢であるスタントを成功させたときの観覧車でしょう。
関連記事:映画トイストーリー4の新キャラデュークカブーンのモデルはカナダ人?声優キャストについても
宅配便「Ship It」の関連会社!?
「トイ・ストーリー4」や短編作品「トイ・ストーリー・オブ・テラー」で登場する宅配便会社「Ship It」
その関連会社と思われる引っ越し会社「Move It」のトラックが、ジョーがマンホールに落ちるシーンの背景で確認できます。
「モンスターズインク」からの隠れキャラ
本作品「ソウルフルワールド」の監督を務めたピート・ドクターがピクサー作品の長編アニメとして初めて監督を務めたのが「モンスターインク」
そのつながりでしょうか?
「モンスターズインク」と「ソウルフルワールド」でとても似通った使われ方をしているアイテムがありました。
それが「扉」
「ソウルフルワールド」でそれぞれの世界をつなぐ扉がいろんな形で現れます。
これは「モンスターズインク」に登場する扉と同じようだと感じたのは僕だけでしょうか?
「カーズ」シリーズからの隠れキャラ
「トイ・ストーリー」シリーズに次いでシリーズ作品数の多い「カーズ」シリーズ。
その中から見つけることのできる隠れキャラを紹介していきます。
「カーズ」からの隠れキャラ
「カーズ」シリーズの1作目からは2つのアイテム。
マックイーンとハドソンがレース勝負をしたダートコースにそびえる変わった形の岩。
これが「ソウルフルワールド」の何でもある世界で見つけることができます。
続いて夢中になれるものを探しに行った世界。
ここでなぜか床に置かれているサボテン。
ダートコースでハドソンと勝負したマックイーンがコース外に飛び出して突っ込んだのがサボテンでした。
「カーズ2」からの隠れキャラ
「カーズ2」からは3つのアイテム。
何でもある世界のシーンに写るジャンボジェット機
これはマックイーンたちを東京までのせたジャンボジェット機のエバレットです。
同じく何でもある世界で見つけることができるイギリスの国会でもあるビックベンとフランスのエッフェル塔。
こちらも「カーズ2」からの隠れキャラといっていいでしょう。
「ウォーリー」からの隠れキャラ
「ウォリー」からはアクシオムが隠れキャラとして何でもある世界のシーンで見つけられます。
ぼやっとしたシルエットだけですが、ここにアクシオムが確認できます。
「カールじいさんの空飛ぶ家」からの隠れキャラ
「カールじいさんの空飛ぶ家」から3つの隠れキャラが見つかりました。
2つは何でもある世界のシーンで、もう1つは夢中になれるものを探すことができる世界のシーンで見つけることができます。
何でもある世界のシーンで空に浮かんでいるのは、チャールズ・マンツの飛行船「スピリッツ・オブ・アドベンチャー」号。
そして、その飛行船の中に搭載されていた複翼機も飛んでいます。
さらに夢中になれるものを探すことのできる世界で見つけることのできる犬は、ダグ、もしくはマンツの飼い犬のベータらしい姿をしているのでした。
「メリダと恐ろしの森」からの隠れキャラ
夢中になれるものを探すことのできる世界で、3つの的に向けて弓を放とうとしているソウルが映し出されます。
これは「メリダと恐ろしの森」でメリダの花婿を決める儀式のシーンにあったメリダが3つの的の真ん中にめがけて弓を射るシーンのパロディです。
「インサイド・ヘッド」からの隠れキャラ
「インサイド・ヘッド」も今回の「ソウルフルワールド」を監督したピート・ドクターが監督した作品ということもあり、関連した多くの隠れキャラが見つかるのでした。
そのほとんどが何でもある世界のシーンで確認することができます。
シンデレラ城
ライリーの記憶の中で、記憶から消えつつある、ということで解体作業がなされたシンデレラ城。
ブルドーザー
ライリーの成長に合わせて記憶から消えつつある空想の産物を解体し、そのがれきを「記憶のごみ捨て場」に捨てるために使われていたブルドーザー。
そのブルドーザーが確認できます。
トランポリン
ライリーの幼いころの記憶で両親とともに遊んだトランポリン。
それが、このサボテンの後ろに置かれています。
ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコのランドマークともいうべきゴールデンゲートブリッジ。
インサイドヘッドでもタイトルが表示されたシーンで登場しました。
そのゴールデンゲートブリッジも何でもある世界のシーンで確認できます。
サンフランシスコの路面電車
サンフランシスコで他にも有名なのが路面電車。
その路面電車も。
ディレクターチェアー
テレビの撮影でディレクターが座るような折り畳みの椅子。
「インサイドヘッド」では眠ったライリーに怖い夢を見せて起こさせようとした際にスタジオにに入っていくシーンがあり、そこでレインボーユニコーンがこの椅子に座っています。
その椅子もなぜか何でもある世界に存在するのでした。
IT企業「Brang」
ニューヨークに22番と戻ったジョーが、地下鉄に乗って移動しているシーン。
地下鉄の車内にはたくさんの広告がありますが、隠れキャラとなっているのがIT企業「Brang」の広告。
じつはこの企業、ライリーの父親がサンフランシスコに引っ越すことになった理由の会社で、ライリーの父親はこの会社に就職したことで、サンフランシスコに引っ越すことになったのでした。
関連記事:映画インサイドヘッドの隠れキャラ一覧!
「ファインディング・ドリー」からの隠れキャラ
「ファインディング・ドリー」からは2つの隠れキャラが登場します。
1つは何でもある世界の空に浮かぶクジラ。
これは海洋生物研究所の水族館エリアで天井からつるされる形で飾られているクジラの展示物と同じです。
また、ドリーが研究所の職員に捕まった際に、職員たちが乗っていたオレンジ色のゴムボート。
これが夢中になれるものを探すことのできる世界においてあり、ソウルが乗って遊んでいるのでした。
「リメンバーミー」からの隠れキャラ
何でもある世界にあるメキシコ式ピラミッド。
こちらは「リメンバーミー」でミゲルが迷い込んだ死者の国の建物です。
またゾーンの世界で22番が夢中になっているソウルの邪魔をするシーンで、2番目に被害にあった入れ墨師。
彼女のスタジオの壁にかかっているのは、まさに「リメンバーミー」で登場する使者たちをイメージとしたイラストでした。
「インクレディブル・ファミリー」からの隠れキャラ
「インクレディブル・ファミリー」の隠れキャラとして登場するのはモノレール。
冒頭でアンダーマイナーによって破壊された街の一つとしてモノレールが被害にあっています。
そのモノレールが何でもある世界でも走っているのでした。
「2分の1の魔法」からの隠れキャラ
ピクサーの作品では次回作の隠れキャラが必ず登場します。
「ソウルフルワールド」の前作が「2分の1の魔法」でしたので、「2分の1の魔法」に「ソウルフルワールド」の何かが隠されていたことになるわけです。
そしてその隠れキャラはジョーがジャズミュージシャンとしてクラブでともに演奏することになったサックスプレイヤーのドロシア・ウィリアムズ。
実はイアンとバーリーの住む家には、ドロシア・ウィリアムズのLPレコードがあるのでした。
関連記事:映画2分の1の魔法の隠れキャラ&パロディと他作品つながりを全部解説紹介!
短編作品からの隠れキャラ
「ソウルフルワールド」では、ピクサースタジオの短編作品からの隠れキャラも見つけることができます。
現時点で3つの隠れキャラが見つかりましたので、作品とともに紹介していきましょう。
「ニックナック」からの隠れキャラ
「ニックナック」はスノードームの中にいる雪だるまの人形が、外にいるおもちゃと遊びたくてスノードームから脱出しようとする奮闘を描いたショートストーリーです。
オリジナルは1989年に公開され、その後、再編集されたものが、2003年に「ファインディング・ニモ」の同時上映で公開されました。
その「ニックナック」で登場するフラミンゴの人形。
それが22番がジョーをゾーンの世界に連れていくために入った箱の中の世界で、登場しているのでした。
「ゲーリーじいさんのチェス」からの隠れキャラ
「ゲーリーじいさんのチェス」は1998年に北米で、日本では1999年に「バグズ・ライフ」の同時上映として公開された短編作品です。
公演でゲーリーじいさんが一人でチェスを指しているのですが、黒と白のプレイヤーでは全く性格の異なるようにふるまって、まるで二人のプレイヤーがチェスをプレイしているかのように描かれているのでした。
「ゲーリーじいさんのチェス」つながりとして、22番がジョーとともに、夢中になれるものがないか探しに行った際に、床でチェスを指している二人のソウルが映し出されています。
「ループ」からの隠れキャラ
「ループ」はピクサーアニメーションスタジオが制作している「スパークス 奇跡の瞬間」という短編作品シリーズの中の6作目の作品です。
1作目から3作目はユーチューブにて、その後の4作目から8作目まではDisney+で公開されています。
ポスターからも分かる通り、カヌーがこの「ループ」という作品のキーアイテムになっていますが、そんなカヌーが「ソウルフルワールド」でも見つかるのでした。
「ソウルフルワールド」で見つかるトリビア映像
「ソウルフルワールド」では隠れキャラ以外にもトリビアとしての映像が至る所に含まれています。
それではそれらトリビアを紹介していきましょう。
チョコレート
地球に生まれるためのパスを得るために、夢中になれるものを探すことのできる世界でいろいろと試す22番。
その中には科学実験も含まれていました。
この科学実験の際に、後ろの黒板に書かれている化学式は実はチョコレート。
実験はチョコレートの製造だったのかもしれません。
その証拠に、化学反応後に上がった煙は茶色でチョコレートの色といってもいいものでした。
ムーンウィンド
迷えるソウルを救う活動をしているムーンウィンド。
そんな彼を象徴するかのようなキャラクターデザインがなされていました。
彼がゾーンの世界で乗船している船のイカリはCNDのピースマーク。
また彼の船の船首は平和の象徴であるハトがオリーブの葉をくわえています。
ニューヨークにいるムーンウィンド本人もピースマークのピンを上着に付け、
Tシャツのデザインは
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「Living the Dream(夢に生きよう)」
でした。
ソウル世界の建物
人間が生まれる前に「どんな自分になるか」を決めるソウルの世界。
そこでソウルはいろいろな経験をし、個性を修得していきます。
個性を得るための経験をする建物がいくつもありますが、そのデザインは得られる個性にあったものとなっているのでした。
例えば、この自己肯定感を高める経験ができる建物は、高く上がった鼻をイメージしています。
そしてそれを示すように、建物の入り口には得られる経験に沿ったイメージが描かれているのでした。
「22番」つながり?
ムーンウィンドの助けによってニューヨークに戻ったジョーと一緒についてきてしまった22番。
気が付いたのは病室でしたが、そこにある心臓の動きをモニターする医療器械のモデル番号が「SmartVu PX-22」
思わず22番と何か関係があるのでは、と思ってしまう一致でした。
仕立て屋さんのモットー
ジョーの母親、リバの店である仕立て屋。
そこの壁に、
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「Sawing mends the Soul」
と書かれています。
これは英語のことわざで、
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「単純なことに熱中すると心が軽くなる」
という意味です。
嫌なことがあっても裁縫を行うと、その単純作業に没頭することで細かいことを考えなくなる、ということから、このような意味でつかわれるようになりました。
が、作品のストーリー的には本心を語ったジョーとリバがお互いを真に理解しあい、息子の晴れ姿のために一張羅を縫う、という下りでした。
まさに裁縫仕事がそれまでわだかまりのあった二人の心を修繕した、というシーンです。
それを理解してこの言葉を見てみると、二通りに意味が取れる言葉になっているのでした。
ピザとネズミ
ニューヨークに戻ったものの体が入れ替わったジョーと22番。
喧噪なニューヨークにパニックを起こした22番に、ジョーがピザを持っていこうとするのですが、ピザを運んでいる猫のジョーは、向かいからくるピザを運ぶネズミに気が付きます。
これは2015年に世界的にバズった動画「ピザとネズミ」からのパロディでした。
こちらがその動画で、再生回数は今現在1150万回を超えています。
レトロウ・エンタープライズ
ジョーがマンホールに落ちてソウルの世界に行ってしまうのですが、その落ちるシーンで道に止まっているバン。
この車体には「Retlaw Enterprises(レトロウ・エンタープライズ)」と書かれています。
この「Retlaw Enterprises(レトロウ・エンタープライズ)」とは、ディズニーの生みの親、ウォルト・ディズニーが作ったミニチュア蒸気機関車の会社で、これが後にディズニーランドへと発展していくのでした。
ちなみに「Retlaw」はウォルトの本名であるWalter(ウォルター)を反対に読んだものです。
キャット・セラピー
ニューヨークに戻ったジョーが手違いでセラピー用の猫の体に入ってしまいました。
この猫を使ったセラピーを行っている団体の名前が
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「Feline Better」
これは回復するという意味である「Feeling Better」とひっかけた名前であり、「Feline」の意味はまさに「猫」
言葉遊びから団体名が付いたのです。
マリー・アントワネット
22番を人間にするために多くのメンターが付きました。
その中にはあのマリー・アントワネットもいたのです。
が、彼女のソウルだけ、首から上の状態で存在していました。
そしてマリーアントワネットが言ったとされる有名なセリフ、
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「食べるパンがなければケーキを食べればいい」
を皮肉るかのように、22番の手にはケーキが握られています。
更に英語版ではマリーアントワネットのセリフの中で「Nobady」と叫ぶものがありますが、これは「No Body」という「体がない」ということを言いたいがためのセリフでした。
マリーアントワネットはギロチンで処刑されたため、胴体から首が切り離されたことより、首から上だけのデザインになったり、「Nobody」と叫んだりしたのです。
メンターの名前で見つかる有名人
22番についたメンターの数は、それこそ膨大な数で、中には有名な人物もたくさんいました。
作品の中で登場するだけでも
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・コペルニクス
・モハメド・アリ
・カール・ユング
・マリー・アントワネット
がいます。
その他にも名札の名前からわかるのが、「ジャンヌ・ダルク(Joan of arc)」
「孔子(Confucius) 」
「アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)」
女性ソウル歌手の「アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)」
マーベルコミックの作画家であった「ジャック・カービー(Jack Kirby)」
そしてピクサーやディズニーで活躍したアニメーション脚本家の「ジョー・ランフト(Joe Ranft)」の名前も。
ソウル世界で見つかるジョーのアイテム
何でもある世界では「ソウルフルワールド」の現実世界で見られるアイテムも確認できます。
それはジョーがドロシア・ウィリアムズと一緒にジャズ演奏をしたときのピアノ。
それが何でもある世界でも確認できます。
また、ジャズの演奏には欠かせないコントラバスも見つけることができるのでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かなり多くの隠れキャラやトリビアが「ソウルフルワールド」には隠されていました。
ピクサー作品には必ず登場する隠れキャラも全部登場していますし、他の作品からの隠れキャラもおおく見つけることができました。
もしこのほかにも隠れキャラが見つかりましたら、ぜひコメントで教えてください。
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