アニメ「地獄楽」では多くのキャラクターが神仙郷と呼ばれる島にわたり、不老不死の仙薬を探すことになります。
その神仙郷ですが、実は島の外からやってくる人間を集めて丹を作る天仙という存在がおり、言ってしまえば、島に探索に来たキャラクターは、彼らの罠にかかって島におびき寄せられていたのでした。
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ですので、数多く登場するキャラクターも、半数以上が死亡してしまう結果となります。
今回はアニメ「地獄楽」で登場するキャラクターのうち、誰が死亡し、誰が生き残って、その後の人生を過ごしていくのか、をまとめてみましたので、ご覧ください。
地獄楽死亡キャラ一覧まとめ!
アニメ「地獄楽」で死亡したキャラは、
-
・死罪人:5名
・山田浅ェ門:6名
・追加組:全員
となっています。
それでは、それぞれの詳しい一覧まとめを紹介していきましょう。
死罪人の死亡したキャラの一覧と死亡理由
最初に死罪人で死亡したキャラクターの一覧です。
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・あか絹
・いがみの慶雲
・茂籠牧耶
・陸郎太
・法流坊
(五十音順)
続いてそれぞれの死亡理由を紹介していきましょう。
まずは「あか絹」
彼女は男性を言いくるめ、色仕掛けなどで支配下に置き、殺していました。
同じことを島に上陸してから監視役の士遠にも行おうとしたのです。
が、女性にたぶらかされるような性格ではない士遠によって規律違反を犯したと判断され、処刑されたのでした。
続いて「いがみの慶雲」
不老不死の仙薬を探して唯一の生き残りになろうと画策したいがみの慶雲は仙薬を探し出すよりも、競争相手の死罪人全員を抹殺したほうが手っ取り早く、しかも確実であると考えます。
そのため、上陸して最初に見つけた画眉丸に襲い掛かるのでしたが、簡単に返り討ちにあってしまうのでした。
3番目は茂籠牧耶。
新興宗教団体を組織し、徳川幕府の転覆を画策した理由で死罪人となった茂籠牧耶。
彼のマインドコントロール能力はかなり高いものでした。
その能力を生かし、杠に接近して彼女を操ろうと試みるのです。
が、くノ一である杠のほうが彼よりも1枚も2枚も上手でした。
利用しているつもりが利用されており、おそらくはそれにも気が付かず、自分の策に溺れる形で杠に殺されてしまいます。
しかも杠は、死んだ茂籠牧耶の死体までも有効利用しつくすのでした。
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4番目は陸郎太。
「備前のダイダラボッチ」と呼ばれる彼は空腹になると不機嫌となり、誰彼構わず襲い掛かります。
しかもその能力はとてつもなく強力で、陸郎太によって山田浅ェ門の衛善と源嗣が一撃で殺されてしまっています。
そんな陸郎太は佐切と画眉丸にも襲い掛かるのですが、二人の連携攻撃の前に力尽き、佐切によって打ち首にされるのでした。
最後に法流坊。
死罪人選定の場でも数コマの登場で、死亡シーンもこれまた数コマしか使われなかった存在感の薄いキャラクターです。
扱い的には「あか絹」と同様なのですが、「あか絹」が女性でしかも花魁ということで華やかであったのに対し、黒い法衣をまとった老人であるがため、目立つことがなかった薄幸のキャラクター。
彼は死罪人の亜左弔兵衛とともに小舟で神仙郷に上陸すべく、移動していたのですが、その船上で亜左弔兵衛の背後から、異様に長く柔らかい蛸のような手足をつかって彼を絞め殺そうとしいたのでした。
が、亜左弔兵衛によって巻き付いた腕を握りつぶされ、その後、頭も握りつぶされて絶命したのでした。
山田浅ェ門の死亡したキャラの一覧と死亡理由
続いてに山田浅ェ門のうち、死亡したキャラクターの一覧です。
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・衛善
・期聖
・源嗣
・典坐
・仙太
・付知
(死亡順)
続いてそれぞれの死亡理由を紹介していきましょう。
最初に「衛善」
山田浅ェ門の序列第一位でもある彼は責任感の強いリーダーというキャラクター。
その責任感より、危険度の高い陸郎太の監視役をかってでます。
関連記事:衛善が陸郎汰担当になった理由や士遠があか絹の監視役になった理由の紹介
しかし衛善は山田浅ェ門としての技量を自負するあまり、陸郎太の危険度を軽く見ていたようで、陸郎太の攻撃の前に一撃で絶命してしまうのでした。
関連記事:衛善は弱いから死亡?序列1位の強さはどこに?
続いて期聖。
役目に対して佐切のように意気込むこともなく、馬鹿正直に言いつけを守るわけでもなく、どちらかと言えば冷めた目で対応していた印象のある監視役でした。
担当のいがみの慶雲が画眉丸によって殺されたことでお役御免となり、船に戻って帰国する予定でしたが、後に残骸と化した船の上で、すでに助からないほど花化した姿を典坐とヌルガイに発見されます。
その後、典坐とヌルガイを狙って襲い掛かった海獣の一撃で体を引き裂かれており、完全に絶命してしまいました。
3番目は源嗣。
源嗣も陸郎太によって一撃で致命傷を負わされ、その後、絶命してしまいます。
が、その下りは、源嗣は佐切に画眉丸の監視役を交代するので、帰国するように強要している最中でした。
その中で、佐切によって反論され、しかも抜いて切りつけた剣を奪われるという失態を犯してしまったため、かなり頭に血がのぼっていたのです。
そんな注意力散漫状態で陸郎太の奇襲にあってしまうのでした。
さすがは山田浅ェ門だけはあり、そのような状況でも佐切をかばって救う事だけは成し遂げています。
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4番目は典坐。
初登場となった天仙のヂュジンによって殺されてしまいます。
どれだけダメージを与えても生き返る不死身の肉体を持つヂュジンに対し、師の士遠とヌルガイを助けるために、命をかけて時間を稼ぎました。
そのかいもあって、二人は無事、逃げ出すことができ、その後、典坐の敵討ちとして別の天仙を始末することに成功したのでした。
5番目の死亡キャラは仙太。
彼は士遠、ヌルガイ、佐切、杠の5人で天仙の一人ムーダンと戦います。
全員の協力でムーダンを倒したと思いきや、鬼尸解をして蘇ったムーダン。
杠に対するムーダンの奇襲をかばう仙太でしたが、その攻撃を直撃したことで花化が始まってしまいます。
なんとか応急処置をしてもらうものの、ムーダン戦後に力尽きて、杠の腕の中で息を引き取るのでした。
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最後は付知。
監視対象である民谷巌鉄斎とともに島からの脱出方法を探している最中、追加組として神仙郷に送られた山田浅ェ門・殊現と遭遇します。
規則に厳密な殊現は死罪人である民谷巌鉄斎を処刑しようとしました。
それを、「罪と悪は違う」と民谷巌鉄斎への殊現の一撃を阻止した付知でしたが、返す刀で殊現の斬撃を受けてしまい、致命傷を負ってしまいます。
その後、意識を回復させますが、自分の回復よりも民谷巌鉄斎の治療を優先したため、彼自身は力尽きてしまうのでした。
追加組の死亡したキャラの一覧と死亡理由
画眉丸たちが神仙郷に送られてから3日後、追加組として3人の山田浅ェ門と石隠れ衆が送り込まれます。
彼らのうち、死亡したキャラクターは、というと、全員なのでした。
死亡理由ですが、山田浅ェ門の「殊現」「威鈴」「清丸」はラスボスである天仙のリエンとの戦闘中に命を落とします。
石隠れ衆は、表向きは山田浅ェ門の手助け、ということでしたが、その裏で画眉丸の命を亡きモノにするという、真の目的を持っていました。
が、リーダーであるシジャが画眉丸に敗れて致命傷を負ったことで、全員自決の合図を送り、神仙郷にやってきていた石隠れ衆は全員、自ら命を絶ってしまいます。
最後生き残りのその後をネタバレ解説
アニメ「地獄楽」では登場する主要キャラクターの半数が死亡するという、かなり低い生存率となっています。
そんな中で生き残ったキャラクターですが、その後はどのような生活を送ったのかを紹介していくことにしますね。
死罪人で生き残ったのは5名
死罪人で生き残ったのは、
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・画眉丸
・杠
・民谷巌鉄斎
・亜左弔兵衛
・ヌルガイ
の5名。
しかし死罪人は不老不死の仙薬を持ち帰ったただ一人しか許されないため、彼らは生き残った山田浅ェ門とともに、一計を案じたのでした。
それは、民谷巌鉄斎以外、全員死亡ということにし、残りの4名は身元を隠してひっそりと暮らしていくという案。
民谷巌鉄斎はすでに有名人で顔も割れていることから密かに暮らすことができない、ということで選ばれました。
こうして分かれて神仙郷を脱出し、計5名の死罪人が生き残ったのでした。
山田浅ェ門で生き残ったのは4名
一方、山田浅ェ門で生き残ったのは、
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・佐切
・士遠
・十禾
・桐馬
の4名です。
そのうち、幕府のお試し御用を無事終えた山田浅ェ門として、将軍に事の次第を報告に上がったのは佐切と十禾の二人だけでした。
士遠と桐馬は山田浅ェ門の名前を捨て、生き残った4人の死罪人の秘密とともに、ひっそりと暮らす余生を選択したのです。
グイファの予言「男二人と女一人しか残らない」のネタバレ
天仙であるグイファが杠とメイに対し、最初に神仙郷に上陸した20名の未来を占った結果を話す場面があります。
そこで「男二人と女一人しか残らない」と話していますが、そのネタバレは、公式に神仙郷から戻った十禾と佐切、民谷巌鉄斎の3名のことを指していたのでした。
死罪人であった画眉丸、杠、ヌルガイ、亜左弔兵衛と監視役の山田浅ェ門・士遠と桐馬は公式記録では死亡したと報告されています。
そのため、予言では「残らない」となりました。
それは名を捨てた事でもあるため、名前で未来を占っていた分けですから、名前が亡くなった途端、この世に存在しない、という判断になったということになります。
生き残ったキャラクターのその後
生き残ったキャラクターたちのその後を紹介していきましょう。
主人公の画眉丸ですが、無事、妻のもとに帰り、二人で普通の生活を送っています。
後に、佐切と杠が妻の結にも会いたいと、画眉丸のもとを訪ねていますが、その際、画眉丸はずっと寝ており、ネコのような生活をしている、と揶揄されていました。
その後、山田家を出て、諸国を剣術修行という名目で旅して回っているのでした。
そのお供に杠は、彼女の意思で同行しています。
佐切はその旅のついでとして、画眉丸と結のもとを訪ね、再会を果たすのでした。
なんだかんだで佐切とのコンビがぴったりの杠ですが、佐切にずっとついていかなくてはならない理由もないので、気が向いた時だけ、同行しているのではないでしょうか。
民谷巌鉄斎は公式に不老不死の仙薬を持ち帰った死罪人ということになっています。
その功で死罪を許され、剣術の道場を開き、医者として患者も診ている様子が描かれていました。
医術の道に進んだのは付知の影響なのでしょうね。
ヌルガイは山田浅ェ門の立場を捨てた士遠と一緒に、彼女が平和に暮らせるサンガの里を探して全国を旅しています。
士遠が盲目であり、ヌルガイという娘を連れて全国を回っているところから「子連れ座頭」と呼ばれるようになったということでした。
亜左弔兵衛ですが、厳密にいうと生き残ったというより生き返ったと言ったほうが正確です。
神獣盤古と一体化したヂュジンを倒すため、相討ちとなった亜左弔兵衛でしたが、花化が進んでおり、すでに人間ではなくなっています。
どちらかと言えば天仙と同じような存在となっており、その力のおかげでタオから再度、子供として生まれ変わることができたのでした。
そのため、弟の桐馬とともに先に脱出し、その後中国大陸にまで流れ着きます。
そのころには亜左弔兵衛は子供として復活しており、二人して香港で裏社会を牛耳り始めるのでした。
剣の実力は十分ながら、いつもどこまで本気なのかわからない十禾でしたが、ひっそりと温めていた野望を、棚ぼた式に手にすることができてしまったのでした。
つまり、山田浅ェ門の筆頭としての地位を継ぎ、左団扇で暮らす生活を得た、ということです。
ただ、確か設定では当主の佐切の父親が健在だったはずですので、本当に羽を伸ばせた、自由気ままな生活を送ることができているのかは、少し疑問が残るところです。
まとめ
アニメ「地獄楽」に登場するキャラクター。
そのうち、死亡してしまうのは、
- 死罪人
・あか絹
・いがみの慶雲
・茂籠牧耶
・陸郎太
・法流坊
- 山田浅ェ門
・衛善
・期聖
・源嗣
・典坐
・仙太
・付知
そして
-
追加組の全員
となるのでした。
生き残ったキャラクターで公式に生存して帰還したことにしたのは佐切、十禾、民谷巌鉄斎の3名。
残りの生き残った死罪人と山田浅ェ門は名前を捨て、密かに生きることを選択したのです。
画眉丸は妻と再会し、普通の生活を送っていました。
佐切は堅実修行の旅に出、そのお供に杠が付き添っています。
そして旅のついでに画眉丸のもとに訪れました。
士遠とヌルガイはヌルガイが平和に済むことのできるサンガの里を探して旅をしており、亜左弔兵衛と桐馬兄弟は中国まで逃亡して、香港の裏社会で勢力を拡大させていました。
公式に無罪放免となった民谷巌鉄斎は剣術道場と医術所を開いています。
彼らが無事に生きていけるように取り計らった十禾は念願の山田浅ェ門の当主を次、左うちわで暮らしていたのでした。
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