映画「ジョジョ・ラビット」でジョジョの家の屋根裏に隠れていたユダヤ人少女エルサ。
このエルサを演じた子役女優はいったい誰なのでしょうか?
彼女のプロフィールと家族構成、女優を目指したきっかけや今後の活動について調べてみましたので、紹介していきたいと思います。
目次
エルサ役の子役俳優はトーマシン・マッケンジー!
映画「ジョジョ・ラビット」のエルサ役を務めたのはトーマシン・マッケンジー。
それでは彼女の詳しいプロフィールを見ていきましょう。
生年月日:2000年7月26日
年齢:19歳(2020年1月現在)
身長: 165 cm
国籍:ニュージーランド
出身地:ニュージーランド ウェリントン
活動期間:2011年より
インスタ:@thomasin.mckenzie
主な出演作品: 「ホビット 決戦のゆくえ」、「足跡はかき消して」、「キング」
彼女のプロフィール紹介!生年月日・年齢・これまでと今後の活動
トーマシン・マッケンジーは2000年7月26日生まれで今現在19歳。
ニュージーランドの首都ウェリントンで生まれ育ちました。
2018年に高校を卒業し、今ではプロの女優として活動しています。
子役として2012年にニュージーランドの映画に出演。
その後数本のニュージーランド作品に出演後、2018年に「足跡をかき消して」に主人公の娘トム役で出演します。
この映画は日本でも公開されましたが、あまり話題にはなりませんでした。
しかし、トーマシンはこの「足跡をかき消して」のトム役で米国映画批評会議賞(ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞)のブレイクスルー演技賞を受賞することになります。
その後、今回の「ジョジョ・ラビット」に出演するからわら、ネットフリックスの「キング」にもデンマークの王女フィリッパ役で参加しており、活動をハリウッドをはじめとした北米に移しつつあります。
また、今年3月に同じくネットフリックスで配信開始予定の「Lost Girls」にも出演が決まっています。
ニュージーランドと映画の関係でいえば、やはり「指輪物語」シリーズと「ホビット」シリーズのロケ地というのが思い浮かぶのではないでしょうか。
そんなニュージーランドの子役ですので、もしかしてと思っていたら、やはりトーマシンも出演していました。
「ホビット」シリーズの最後の作品「ホビット 決戦のゆくえ」にアストレッド役で出演しています。
トーマシン・マッケンジーの家族構成は?俳優の世界に入ったきっかけも
実はトーマシン・マッケンジーは芸能人の家庭に生まれており、両親だけでなく、祖母も女優と、じつは芸能人家族の3世に当たります。
父親は監督のスチュアート・マッケンジー、母親は女優のミランダ・ハーコート。
特に母親はニュージーランドではよく知られた有名女優で、しかもニュージーランド芸能界において女優という今でこそ当たり前の地位を築いたレジェンド、女優ケイト・ハーコートの娘でもあります。
父親のスチュアートも俳優をしていたことがあり、両親は演技を教えてもいますので、そンな環境に育ったトーマシンが子役になったのも普通の成り行きのように感じます。
また、公表されていませんが兄に姉、妹がいるようで全員が子役として活動をしているようです。
が、彼女自身、幼いころは女優にはなりたくない、と思っていたそうで、というのも両親がトーマシンを含めた彼らの子供たちに俳優という仕事がいかに大変なものかを、きらびやかな世界だけでなく、きちんと伝えていたから、とインタビューで語っていました。
それでも年を取るにつれ、興味が出てきたそうで、特に彼女にとって2014年に出演した「Consent: The Louise Nicholas Story」というニュージーランドの映画が彼女にとっての転機になったと語っています。
この「Consent: The Louise Nicholas Story」という映画はルイーズ・ニコラスという女性に起こった事件とその裁判の経過を映画にしたもので、内容は、1984年にレイプ被害にあった13歳のルイーズが1993年に被害を訴えたことから始まるストーリーです。
加害者はわかっているだけでも9名、しかもそのうち、最低でも7名は警官であったというショッキングな内容で、裁判で有罪にならなかったものの、そこには警察組織挙げての隠蔽があった、と言われている事件です。
この映画でトーマシンは13歳のルイーズ役を演じており、この出演を通して世の中に伝えなくてはいけないことを伝えられるという役割の魅力に取りつかれ、俳優を本格的に目指すようになった、と答えています。
憧れの女優・俳優以外に興味のあった仕事
憧れの女優として、
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ジェニファー・ローレンス
アナソフィア・ロブ
エマ・ワトソン
の名前を挙げています。
彼女らの仕事を見ているとやりたいことを情熱をもって楽しんでしているように感じるから、というのがその理由でした。
今後、饗宴をする機会に恵まれるといいですね。
女優を目指さなかったとしたらどんな仕事をしてみたいか?という問いには、
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動物にかかわれる仕事
と答えています。
それも保護区の設立であるといったような、動物のための活動ができる仕事ができたらいい、ということでした。
動物のための仕事ではありませんでしたが、「足跡をかき消して」ではアメリカのオレゴン州の森の中が主な舞台であり、数種類の動物と共演する機会があったそうです。
その中でハチの巣近くでハチと共演するシーンがあり、これはこれでなかなか体験のできることではなかったので、俳優になってよかった、と答えていました。
今後の活動
今の時点で正式に発表されているのは、3月にネットフリックスで配信されるミステリー「Lost Girls」と9月に北米公開予定のサイコホラー映画「Last Night in Soho」です。
「Lost Girls」は同タイトルの小説を映画化したもので、あらすじは行方不明となった娘を探す母親が警察の捜査に不満を抱き、自身の娘だけでなく他にも行方不明になっていたり殺されていたりする売春婦たちに関しても、事件の解決を求めて活動していく、というお話です。
今の段階ではトーマシンがどういった役柄かははっきりしませんが、かなり重要な役を演じているようです。
「Last Night in Soho」はアメリカとイギリスの共同合作の映画で、エドガー・ライトが監督を務めるホラー映画です。
細かいことはわかっていませんが、監督へのインタビューでは古いイギリスホラー「赤い影」や「反撥」といった作品からアイデアを思い付いた話で、タイムトラベルが絡むと話しています。
この映画におけるトーマシンに関する情報もまだあまり公表されていません。
ただわかっているのは、かなりの主要な役柄であるということだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ジョジョ・ラビット」でエルサ役を演じたのはニュージーランド出身のトーマシン・マッケンジー。
両親だけでなく、祖母も俳優で、しかも国民的な女優という家族に生まれたサラブレッドと言っていいでしょう。
今後公開される作品にも出演が決まっており、さらなる活躍が期待できそうです。
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